2020年3月29日(日)

「I Need To Be In Love」

Carpenters

ドラマ『未成年』のエンディング曲にも使われ、リリースから19年の時を経てリバイバル・ヒットもしているので、幅広い世代の方に知られている名曲です。
リチャード・カーペンター曰く、生前のカレン・カーペンターが最も気に入っていた曲だそうですよ。
歌詞に綴られているのは、未熟さゆえの後悔です。
自分に自信が持てず臆病になったり、逆に強がってしまったり、そんな振る舞いが間違いだったと後悔している心模様が歌われています。
「完璧な愛を求めるなんて　私はなんておバカさんだったのかしら」という歌詞からは、時を経て痛みを知ったからこそ、完璧な愛の存在を信じていた純真なあの頃が懐かしい…そんなニュアンスも感じます。
邦題は『青春の輝き』。この曲の世界観がワンフレーズで表現されている名タイトルですよね。
卒業シーズンに、繊細で傷つきやすく、危なっかしい、青春時代を思い出して。