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雲 雲 雲 木 人々 街並み
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REPORT

第81回 5月4日「米」前編
2025.05.04
そろそろ田植えの時期。
今、世界で栽培されているイネは大きく分けると2種類あります。
アフリカイネとアジアイネ。
アフリカイネは西アフリカのごく一部の地域で栽培されているもの。
世界で広く作られているのはアジアイネです。

このアジアイネはさらに3つの種類に分類されます。
日本人が食べている水分が多く、甘みがあり、丸い、ジャポニカ。

東南アジア料理やインド料理で口にする
水分が少なく、香りがあって、細長いインディカ。

ジャワやイタリアで作られる
味はあっさりして、粘りがあり、丸みをおびたジャバニカ。

日本人はジャポニカが大好きですが、実は生産量でみると、
世界でいちばん食べられているのはインディカです。

アジアイネ栽培の起源は明確には判っていません。
インドのアッサム地方から中国 雲南省一帯で始まったという説あり。
中国の長江 中・下流域に起源を求める説あり。
そんな中でジャポニカは長江流域が発祥だとする説が有力です。

米をつくる稲作が中国大陸から日本に伝わったのは縄文時代後期。
弥生時代になると、水田稲作が全国に広がっていきます。
田植えの時期は雨に恵まれ、稲が育つ夏は日射量が多く、
稲穂が実る秋は朝夕涼しく、空気は乾燥しているという日本の気候風土は
稲作に適していたのです。

やがて、米づくりは日本人の暮らしと社会を変え、
米は日本人にとって特別な存在になっていきます。
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