第82回 5月11日「米」後編
2025.05.11

弥生時代に水田稲作が全国に普及したのち
米は日本人にとって特別な存在になっていきます。
米づくりは天候の影響を避けられません。
そこで、豊作を神々に祈るため、様々な祭が生まれました。
また、米からは酒や味醂、酢、餅などの多くの加工品も作られるようになり、
稲の茎を乾燥させた藁は、茅葺屋根や畳や草履の材料になるなど
稲と米は日本文化に欠かせないものになりました。
ただ、庶民にとって白米は、長らく主食ではありませんでした。
粟や稗などの雑穀に混ぜて食べたり、芋やとうもろこしを主食にしたり。
「日本人の主食は米」と言えるようになったのは、実は太平洋戦争以降のこと。
現在では美味しい品種がたくさんあり、主食用には320ほどが栽培されています。
自分の好みを見つければ楽しいですし、
その日の気分やお惣菜で食べる品種を変えれば、楽しみが増えるはず。
それに、米は健康に良い食べ物でもあります。
栄養成分の7割以上は人間の活動の源になる炭水化物。
消化されるとブドウ糖に分解されて
ブドウ糖を唯一のエネルギー源とする脳や神経系の活動も支えます。
カラダをつくるたんぱく質や他にビタミン、ミネラルも含まれていて
脂質はほとんどありません。
あなたは何をおともにお米を食べるのが好きですか?
ナビゲータの笠間さんはお米と言えばお母さんのおにぎり。
「お母さんの手のひらには特別な旨味成分があるのでは?」と話していました(笑)
さらに白米と味噌汁。日本食の定番に安心感を覚えるそう。
長い歴史がある日本の稲と米文化を大切にしていきたいですね。
米は日本人にとって特別な存在になっていきます。
米づくりは天候の影響を避けられません。
そこで、豊作を神々に祈るため、様々な祭が生まれました。
また、米からは酒や味醂、酢、餅などの多くの加工品も作られるようになり、
稲の茎を乾燥させた藁は、茅葺屋根や畳や草履の材料になるなど
稲と米は日本文化に欠かせないものになりました。
ただ、庶民にとって白米は、長らく主食ではありませんでした。
粟や稗などの雑穀に混ぜて食べたり、芋やとうもろこしを主食にしたり。
「日本人の主食は米」と言えるようになったのは、実は太平洋戦争以降のこと。
現在では美味しい品種がたくさんあり、主食用には320ほどが栽培されています。
自分の好みを見つければ楽しいですし、
その日の気分やお惣菜で食べる品種を変えれば、楽しみが増えるはず。
それに、米は健康に良い食べ物でもあります。
栄養成分の7割以上は人間の活動の源になる炭水化物。
消化されるとブドウ糖に分解されて
ブドウ糖を唯一のエネルギー源とする脳や神経系の活動も支えます。
カラダをつくるたんぱく質や他にビタミン、ミネラルも含まれていて
脂質はほとんどありません。
あなたは何をおともにお米を食べるのが好きですか?
ナビゲータの笠間さんはお米と言えばお母さんのおにぎり。
「お母さんの手のひらには特別な旨味成分があるのでは?」と話していました(笑)
さらに白米と味噌汁。日本食の定番に安心感を覚えるそう。
長い歴史がある日本の稲と米文化を大切にしていきたいですね。