第86回 6月8日「水筒」後編
2025.06.08

近代以降、水筒は飛躍的に進化してきました。
19世紀から広く普及したのがアルミニウム製の水筒。
戦後になるとプラスチック製やステンレス製など、素材も多様になっていきます。
一方で19世紀終わりには、後の水筒に大きな影響を与える開発がありました。
それは、魔法瓶。発明したのは、液体を長時間、温かく、または冷たく保つ方法を研究した
イギリスの化学者・物理学者 ジェームス・デュワーさん。
1873年、デュワーさんは金属容器を2重にして
間を真空にすると断熱効果があることを発見します。
その後、他の研究者によるガラス容器を使った実験などを経て
1892年、デュワーさんは、ガラスを2重に、その間を真空にしました。
そして、内壁部分のガラスに銀メッキを施し、鏡のような状態にすることで
熱を閉じ込めることをかのうにしました。これが、魔法瓶の基本的な原理です。
戦後、魔法瓶の技術は水筒にも応用されるようになりました。
昭和50年代になると、ステンレス製魔法瓶が日本で開発され
保温性があるだけでなく、割れない携帯水筒が広まります。
そして、令和7年の現在、水筒はマイボトルと言われるようになって大人気!
素材・機能・デザイン・サイズ、本当にさまざまな商品が出ています。
飲み物によって使うものを変える複数持ちの人も多いとか。
ちなみに最近は洗いやすさがポイントの1つ。
底まで洗えるタイプが注目されているようです。
職場へ、学校へ。
お気に入りのマイボトルで好きな飲み物を持っていくと
気分がよくてパフォーマンスも上がりそう。
お財布にも環境にも優しいマイボトル、マイ水筒、楽しんではどうでしょうか?
19世紀から広く普及したのがアルミニウム製の水筒。
戦後になるとプラスチック製やステンレス製など、素材も多様になっていきます。
一方で19世紀終わりには、後の水筒に大きな影響を与える開発がありました。
それは、魔法瓶。発明したのは、液体を長時間、温かく、または冷たく保つ方法を研究した
イギリスの化学者・物理学者 ジェームス・デュワーさん。
1873年、デュワーさんは金属容器を2重にして
間を真空にすると断熱効果があることを発見します。
その後、他の研究者によるガラス容器を使った実験などを経て
1892年、デュワーさんは、ガラスを2重に、その間を真空にしました。
そして、内壁部分のガラスに銀メッキを施し、鏡のような状態にすることで
熱を閉じ込めることをかのうにしました。これが、魔法瓶の基本的な原理です。
戦後、魔法瓶の技術は水筒にも応用されるようになりました。
昭和50年代になると、ステンレス製魔法瓶が日本で開発され
保温性があるだけでなく、割れない携帯水筒が広まります。
そして、令和7年の現在、水筒はマイボトルと言われるようになって大人気!
素材・機能・デザイン・サイズ、本当にさまざまな商品が出ています。
飲み物によって使うものを変える複数持ちの人も多いとか。
ちなみに最近は洗いやすさがポイントの1つ。
底まで洗えるタイプが注目されているようです。
職場へ、学校へ。
お気に入りのマイボトルで好きな飲み物を持っていくと
気分がよくてパフォーマンスも上がりそう。
お財布にも環境にも優しいマイボトル、マイ水筒、楽しんではどうでしょうか?