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雲 雲 雲 木 人々 街並み
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REPORT

第96回 8月17日「映画」前編
2025.08.17
1895年12月28日。
フランスのパリでルイとオーギュストのリュミエール兄弟が、
世界で初めて撮影したフィルムの有料上映会を行ないました。
所説はありますが、これが映画が誕生したとされている瞬間だといわれています。

2人は映画の撮影と映写を兼ね備えた機械「シネマトグラフ」を開発し
上映したのは『工場の出口』というタイトルのモノクロの無声映画。
工場から仕事を終えたと思しき男女が次々出てくる50秒の映像でした。

写真でさえ普及して間もない頃。
人が動く実写映像には、腰を抜かさんばかりだったのではないでしょうか。

映画を意味する「シネマ」は、このシネマトグラフから生まれた言葉。
かつて日本では「活動写真」と言っていたように、当初は1秒16コマ、
その後は1秒24コマで撮影した画像の連続で動いて見えるメディア、それが映画でした。

ちなみに、リュミエール兄弟以前に発明王エジソンが
「キネトグラフ」という撮影機と「キネトスコープ」という映写機を発明しています。
しかし、これは1人での観賞用。現代にはマッチしているように思いますが
かつては、大勢で同時に楽しめるシネマのように普及しませんでした。
さすがエジソンさん、少し早過ぎたのかもしれません。

さて、リュミエール兄弟によって誕生した映画に
人々はやがて物語を持ち込むようになり、映像に音楽や弁士の語りを合わせるようになり、
音声が入ったトーキー映画に発展させ、モノクロからカラーに変えて・・・ 
映画は最大の娯楽になっていきました。
そして、さまざまな要素を持った「総合芸術」とさえ言われるようになるのです。
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