第102回 9月28日「ごま油」後編
2025.09.28

ごま油の愛好家だったと伝わるのが、古代エジプト女王のクレオパトラ。
ごま油にバラの花びらを漬けた香油を愛用し、食用にもしていたとか。
絶世の美女と言われた美しさには、ごま油も一役買っていたのかもしれません。
というのも、ゴマはスーパーフード。
カルシウムは牛乳のおよそ11倍、食物繊維はゴボウの2倍、鉄分は牛レバーの2倍、
ビタミンEはかぼちゃの4倍ほどもあります。
ゴマに含まれる成分のゴマリグナンは、抗酸化作用があるともされています。
ゴマを絞ったごま油も、これらの成分が豊富。
主成分は食べ物から摂取しないといけない必須脂肪酸のリノール酸と
悪玉コレステロールだけを減らすとされるオレイン酸で、合わせると80%。
そして、一般に食用油は時間とともに酸化が進み、
酸化した油は生活習慣病の原因にもなると考えられていますが、
ごま油は他の植物油よりも酸化に強いことがわかっています。
今回の話で「健康にいいごま油をなるべく摂ろうかな?」と思った方もいるでしょう。
ひとくちにごま油と言っても製造方法はさまざま。
ゴマを焙煎する、しない。焙煎した場合は時間や煎り方。さらにゴマの種類。
いろんなごま油を試して見ると、食生活が広がることでしょう。
ちなみに日本は原料になっているゴマの自給率が低く、99.9%以上が輸入頼み。
世界の生産量トップ3は、1位からスーダン、インド、ミャンマーの順。
遠い外国からやってくるゴマが、私たちの食と健康に役立ってくれているのです。
ごま油にバラの花びらを漬けた香油を愛用し、食用にもしていたとか。
絶世の美女と言われた美しさには、ごま油も一役買っていたのかもしれません。
というのも、ゴマはスーパーフード。
カルシウムは牛乳のおよそ11倍、食物繊維はゴボウの2倍、鉄分は牛レバーの2倍、
ビタミンEはかぼちゃの4倍ほどもあります。
ゴマに含まれる成分のゴマリグナンは、抗酸化作用があるともされています。
ゴマを絞ったごま油も、これらの成分が豊富。
主成分は食べ物から摂取しないといけない必須脂肪酸のリノール酸と
悪玉コレステロールだけを減らすとされるオレイン酸で、合わせると80%。
そして、一般に食用油は時間とともに酸化が進み、
酸化した油は生活習慣病の原因にもなると考えられていますが、
ごま油は他の植物油よりも酸化に強いことがわかっています。
今回の話で「健康にいいごま油をなるべく摂ろうかな?」と思った方もいるでしょう。
ひとくちにごま油と言っても製造方法はさまざま。
ゴマを焙煎する、しない。焙煎した場合は時間や煎り方。さらにゴマの種類。
いろんなごま油を試して見ると、食生活が広がることでしょう。
ちなみに日本は原料になっているゴマの自給率が低く、99.9%以上が輸入頼み。
世界の生産量トップ3は、1位からスーダン、インド、ミャンマーの順。
遠い外国からやってくるゴマが、私たちの食と健康に役立ってくれているのです。



