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雲 雲 雲 木 人々 街並み
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REPORT

第104回 10月12日「点字ブロック」後編
2025.10.12
点字ブロック開発には3人の存在がありました。
中心は岡山市で旅館を営み、町の発明家でもあった三宅精一さん。
視覚障がい者の危険な場面を見て、安全に歩行できる道を創ろうと考案しました。

2人目は、三宅さんから子犬を譲り受けた岩橋英行さん。
偶然にも視覚障がいしゃ者の福祉向上に取り組む方で、
岩橋さんの話を聞いて、三宅さんはアイデアの全国展開を目指します。

最後に三宅さんの弟・三郎さん。
建築会社に勤めていた知識で、兄の考えを具現化しました。

3人が世界初の点字ブロックを岡山盲学校近くの交差点に敷設したのは1967年。
費用は自腹でしたが、達成感と感動に、3人は全国へ!と意気込みます。
ところが当時はまだ福祉の意識が低く、前途は多難でした。

状況が変わったのは1970年頃。
盲学校教職員の陳情で初めて駅のプラットフォームに点字ブロックが敷設。
また、東京都が視覚障がい者向け施設の多い高田馬場に導入を決定。
しかし、道半ばの1982年、三宅精一さんは亡くなります。

兄の遺志を引き継いだのは三郎さん。
福祉への意識も次第に高まり、2000年には交通バリアフリー法が施行され、
翌年にはJISが点字ブロックの形状を規定し
ようやく点字ブロックは全国に広まっていったのです。

ただ、課題もあります。
点字ブロック上に荷物を置く、自転車を停めるという行為で、
利用者が怪我をする恐れがあります。そうしたことはやめましょう。

一方で、点字ブロックに高齢者や子どもがつまずく、
突起で車椅子が通りにくいという指摘もあり・・・
思いやりと新たなアイデアが、誰もがもっと安全に利用できる道路環境を創ることでしょう。
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