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REPORT

第106回 10月26日「飛行機」後編
2025.10.26
1927年、チャールズ・リンドバーグが、
プロペラ機「スピリッツ・オブ・セントルイス」に乗ってニューヨークからパリへ。
世界初の大西洋単独無着陸飛行に成功します。

この頃すでに飛行機は、郵便輸送や旅客用として利用されていました。
日本でも1922年に民間会社の運航がスタート。最初は堺-高松間を週3往復する路線でした。
その後、他の航空会社も参入し、航空路線は増えていきます。

この頃に使われていたのは外国製の機体ばかりだったので、国産飛行機への期待が高まり
海軍機を改造した国産飛行機「ニッポン号」による日本人初の世界一周が1939年に達成されました。
これはおよそ2ヶ月、52,860km、194時間という長旅だったそうです。

戦後になると飛行機は、大量輸送を担う交通機関として大活躍していきます。
第二次世界大戦下のドイツで開発されたジェットエンジンの技術が急速に進歩して
1950年代の終わりにはボーイング707とダグラスDC-8が登場。
プロペラ機からジェット機へと主流は移っていきました。

70年代に入ると乗客数500名を超えるジャンボジェット ボーイング747が普及。
誰もが飛行機を利用できる時代となり、21世紀に入ってから日常感は増しています。

そんな飛行機を構成する部品は、ジャンボクラスになると数百万点。
特に最新旅客機は、約50%が炭素繊維複合材料でできています。
これは、炭素繊維を樹脂と一体化させたもの。
重さは鉄の4分の1なのに、強さは10倍、硬さも7倍以上。
耐疲労性、耐腐食性、振動減衰性などの特性を持つ一方で、
熱膨張率は低く、大きさが変わらないという特別な素材。

優れた素材、膨大なパーツを1つにまとめる技術が、
私たちに快適で楽しい空の旅を提供してくれているのです。
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