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REPORT

第123回 2月22日「炭酸飲料」後編
2026.02.22
18世紀後半に人工的な製造が可能になった炭酸水。
19世紀になると、果汁や砂糖や香料が加えられた炭酸飲料が登場します。

炭酸水が薬として、主に薬局で売られていたこともあり
ジンジャーエールやコーラなど、初期の炭酸飲料商品を考案した多くは薬剤師でした。
やがて、大量生産が可能になり、ボトリング・システムが進歩して炭酸飲料は世界に広がります。

日本への伝来は1853年、浦賀にアメリカのペリー提督が来航した時。
幕府の役人が、栓を開ける「ポンッ」の音に驚いて「新式の銃か!」と
腰の刀に手をかけたという話もありますが・・・ 真偽のほどは定かではありません。
ともあれ、日本で初めて炭酸飲料を飲んだ人は、どんな感想を持ったのでしょう?

その後の19世紀後半から20世紀初めにかけて、
日本でもガラス瓶にビー玉が入ったラムネ、サイダーなど、炭酸飲料の製造・販売が進みました。

そんな炭酸飲料の商品種類や消費量が爆発的に増えたのは戦後。
缶やペットボトルの普及、自動販売機の登場、コンビニエンスストアの増加などが後押しして、
炭酸飲料ビジネスは右肩上がりに成長。2024年の販売金額は約8,800億円。
健康志向や好みの多様化から様々な商品が開発されて
強炭酸・クラフト系などブームも生まれています。

炭酸飲料を飲むと、どうして爽快感を感じるのか?
炭酸ガスと舌の細胞にある酵素の働きによって生まれる刺激が、あのシュワシュワ感。
冷えていれば、刺激はなお強力。最初は交感神経が優位になり、
緊張し、シャキッと覚醒するので、これが爽快感を生みます。
そのあと、副交感神経が優位になり、リラックス効果も得られるそうです。
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