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REPORT

第134回 5月10日「学ラン」後編
2026.05.10
明治時代、陸軍の軍服をモデルにつくられた学ラン。
黒が主流なのは、当時の軍服が黒だったからですが・・・

実は、かつてヨーロッパ各国の軍服は、カラフルでした。
その理由は、当時は砲弾の煙の中で味方を識別しやすいようにするため。
しかし、エネルギーに石炭を使うようになると、
カラフルな軍服が黒く煤けてしまうようになります。
そこで、汚れが目立たないよう軍服を黒に変えたので、現在の学ランも黒なのです。

そんな学ラン。
当初の素材は、庶民が着ていた綿や麻の服と違い、高価な毛織物でした。
量販ではなく、オーダーメイドだったため、素材や形状に個人差もあったようです。
そして、大正末期から昭和初期には、工業用ミシンが登場。
綿が素材の安価な製品が作られるようになって、地方にも普及しました。

戦時中になると、衣服の製造・加工は軍の管理下に置かれ
学生服メーカーは厳しい状況に陥りますが、
終戦を経て禁止令が解けると、学ランは復活を遂げます。

ほどなく、化学繊維を使った機能性が高い製品も登場しました。
また、若い世代のファッション性や自己表現を反映するアイテムにもなります。
長ラン、短ランなどです。

一方で “変形”学生服への対策や学校のオリジナリティを表現しやすいといったことなどから
昭和40年頃からブレザーが普及します。2023年に実施したあるアンケート調査によると
中学生は54.5%が学ランで37%がブレザー、高校生は34.8%が学ランで48.0%がブレザー。
高校生は、ブレザーの割合が多いですね。

しかし、文化や伝統を重んじて、今なお学ランを採用している学校も少なくありません。
また、ストレッチ性があり、洗濯機洗いができて、撥水・防汚加工が施され、軽量化が進むなど
学ランの機能性も、かつてないほど高まっています。
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