第154回 9月27日「車いす」後編
2026.09.27

機械式の車いすが広がったのは17世紀から。
中でも、現代的な自走式の車いすを製作したのが、
ベルギーの発明家ジョン・ジョセフ・マーリンさん。
家具の椅子の前脚に2つ、後方中央に1つ車輪をつけたような見た目。
背もたれやフットレストの角度・位置を調整できて、
肘掛け部分にあるクランクやギアを操作して移動できる設計は、
安定性が高く、人気を博しました。
亡くなった後、しばらく車いすは広くマーリン・チェアと呼ばれていたほど。
車いすの産業化に拍車がかかったのは、技術の進歩と同時に、
19世紀から20世紀の初頭にかけて、多くの戦争や武力紛争が起こったから。
抗生物質の発明で、生還する負傷兵が増加。
その中で、歩行困難になった人からの需要が高まったのです。
19世紀には、現在の自走式車いすに近い、
タイヤを動かすハンドリムを備えた車いすが登場。
1932年には事故で脊髄を損傷したアメリカ人
ハーバート・エベレストさんが、友人のハリー・ジェニングスさんと
スチール製の折りたたみ車いすを開発。
2人が特許を取得したこの製品が、その後の車いすの標準形になりました。
大型の後輪で駆動し、前輪には小型のキャスター、
金属フレームと椅子を布張りにしたことで軽量化され、
折りたたみが可能になったものもあります。
そこから、しばらく続いた2人の会社による独占期間を経て、
1970年代になると、他の企業も市場に参入、様々なタイプが登場しました。
1971年には、日本初の電動車いすも発売され、
より自由に動けるパーソナルモビリティの性質を持つ製品も出てきています。
バリアフリーからユニバーサルデザインへ。
私たちの意識は変わってきました。
丈夫さ、軽さ、乗り心地、デザイン・・・
車いすは、これからさらに進化していくことでしょう。
中でも、現代的な自走式の車いすを製作したのが、
ベルギーの発明家ジョン・ジョセフ・マーリンさん。
家具の椅子の前脚に2つ、後方中央に1つ車輪をつけたような見た目。
背もたれやフットレストの角度・位置を調整できて、
肘掛け部分にあるクランクやギアを操作して移動できる設計は、
安定性が高く、人気を博しました。
亡くなった後、しばらく車いすは広くマーリン・チェアと呼ばれていたほど。
車いすの産業化に拍車がかかったのは、技術の進歩と同時に、
19世紀から20世紀の初頭にかけて、多くの戦争や武力紛争が起こったから。
抗生物質の発明で、生還する負傷兵が増加。
その中で、歩行困難になった人からの需要が高まったのです。
19世紀には、現在の自走式車いすに近い、
タイヤを動かすハンドリムを備えた車いすが登場。
1932年には事故で脊髄を損傷したアメリカ人
ハーバート・エベレストさんが、友人のハリー・ジェニングスさんと
スチール製の折りたたみ車いすを開発。
2人が特許を取得したこの製品が、その後の車いすの標準形になりました。
大型の後輪で駆動し、前輪には小型のキャスター、
金属フレームと椅子を布張りにしたことで軽量化され、
折りたたみが可能になったものもあります。
そこから、しばらく続いた2人の会社による独占期間を経て、
1970年代になると、他の企業も市場に参入、様々なタイプが登場しました。
1971年には、日本初の電動車いすも発売され、
より自由に動けるパーソナルモビリティの性質を持つ製品も出てきています。
バリアフリーからユニバーサルデザインへ。
私たちの意識は変わってきました。
丈夫さ、軽さ、乗り心地、デザイン・・・
車いすは、これからさらに進化していくことでしょう。



