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雲 雲 雲 木 人々 街並み
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REPORT

第2回 10月29日「コーヒー」後編
2023.10.29
前回、コーヒー発祥の地は東アフリカのエチオピアだとお伝えしました。
それは1千年以上も前のこと。
そこから、どうやって今のように世界で飲まれるようになったのか?

まずはエチオピアから紅海を挟んだアラビア半島に渡り、
イスラム教全土へ広まったと考えられています。
当初のコーヒーは実を潰して団子状にして食べていたようです。
その後、実と葉を一緒に煮て煮汁を飲むようになり、
実の皮と種を天日で乾かして使うようになり、
種を煎って粉にするようになったのは13世紀頃から。

そして、世界で初めてコーヒーショップが生まれたとされているのは
1510年頃のエジプトのカイロ。
1554年にはトルコのイスタンブールに「カヴェー・カネス」という
著名なコーヒーショップが誕生しています。
この時にはコーヒー豆を煎り、石臼で挽き、煮出して飲む、
今と同様の飲み方が確立していました。

海を通じて世界の交流が活発になったのがこの頃。
コーヒーの産地となっていたポルトガル領のインドネシア ジャワ島から
コーヒーはヨーロッパへ広がり、1652年にはイギリスのロンドンにも
コーヒーショップがオープンしています。

それから350年以上が経った今、コーヒーは多くの国で生産され、
品種も増え、コーヒーを嗜好する私たちを楽しませてくれています。
ちなみに2021年の国連のデータによると生産量ベスト5は・・・

第5位 エチオピア 

第4位 コロンビア 

第3位 インドネシア 

第2位 ベトナム 

第1位 ブラジル 

南米のコロンビアやブラジルが入っているというのは、
アフリカ〜中東〜アジア〜ヨーロッパを経ての南米と、
コーヒーが伝播していった地球の繋がりを感じますね。

この「未来に“つなぐ”物語」の最初のテーマ「コーヒー」は、
人類が発見・発明した極上に美味しく、元気になる果実。
それを、過去から現在に工夫・改良しながら引き継いできた宝物だったんですね。

これからコーヒーを飲む時には、そんな歴史を噛み締めながら、
至福の一杯を味わってみて下さい。
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