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真摯に自然を学ぼうとする人であれば、山小屋のおじいさんであろうが、女子学生であろうが、彼らへの賞賛の声を惜しまない物理学者の中谷宇吉郎。自然現象の楽しさ、奥深さを教えてくれるエッセイなのはもちろん、宇吉郎自身の温かい人柄も伝わってくる作品です。「何か思いついたらおっくうがらずにちょっとでも手を付けることが大切。一度手を付けると忘れないけれど、そのままにしておくとどんどん忘れるものだから」という宇吉郎の若い研究者に対するアドバイスは、学びや仕事、家事、人間関係など、どんなことにもあてはまるまさに金言! この本の中の忘れられない“教え”となりました。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2014年1月12日
五木寛之
『青年は荒野をめざす』

2014年1月5日
紀貫之
『土佐日記』

2013年12月29日
2013年を振り返って
『若き日の哀しみ』

2013年12月22日
ベバリイ・クリアリー
『がんばれヘンリーくん』

アーカイブ
六花(ろっか)/中島みゆき
六花は6つの花弁という意味から雪の異称。りっかともいいます。肉眼で雪の結晶が見える北海道のソングライターならではの曲です。
ひらめき/星野源
茶わんの湯に、北国では時にやっかいものの雪に、日常に科学をひらめくのが大切なところです。♪ひらめき、君の中に、タンスの奥にしまってる光、みすごさないように♪
科学と芸術/ジルベルト・ジル
このエッセイ集で、なにが待っているかわからないが挑む価値のある研究はアマゾン型とよばれ、ブラジルはロストワールドがあるかもしれない秘境です。ブラジルのミュージシャンの歌を。「科学者もロマンを忘れない、詩的な感覚がないと研究には没頭できないでしょう」と小川さん。
 
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