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“童話の王様”というタイトルを持つアンデルセン。描くのは子ども向けのお話と思い込んでいましたが、今回取り上げた『モミの木』は展開に容赦がなく、結末も救いがない、だからこそ大人の心にも強く響く物語でした。たしかにモミの木の立場でクリスマスを過ごしたら、突然暴力的に切られていつの間にか飾られ、周りでぎゃーぎゃー子どもはうるさいわ、ロウソクの火で葉っぱは焦げて熱いわ、終わったら屋根裏部屋に放置されるわ、たまったもんじゃないですよね。しかしモミの木の目線というコンセプトを思いつくそのアイディアも凄い!「アンデルセン、もしかしたらクリスマスを一緒に過ごしてくれる人もいなかったから、こういうことを思いついたのかもしれませんよ」と小川さん。・・・さらに悲しい話に思えてきました。

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2018年12月16日
トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の冬』
2018年12月09日
『仮名手本忠臣蔵』(松井今朝子訳)
2018年12月02日
久生十蘭『雲の小径』 2018年11月25日
安部公房『箱男』

アーカイブ
若葉のころ/ビージーズ
映画「ちいさな恋のメロディ」のサウンドトラックから。♪私がまだ小さくてクリスマスツリーが大きくみえたころ・・・♪♪いま私たちは大人になりツリーは小さくなった♪クリスマス・ツリーのことがなんども歌われています。
最初の喪失/メンデルスゾーン作曲、ゲーテ詩、バーバラ・ボニー(ソプラノ)
♪ああだれが取り戻してくれるだろう、あのすてきな日々、あの初めての恋の日々を♪モミの木には、恋心を抱いた白樺の木がありました。アンデルセンも、メンデルスゾーンの弟子の歌手、ジェニー・リンドに片思いをしていました。
ウィンターナイト/エンヤ
♪ろうそくの明かりをみたかしら?それはすべての窓にともるもの・・♪もみの木の人生がいちばん華やかだった日は、ろうそくの明かりが輝いていました。
 
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