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ツンデレ度も、愛想のなさも、不思議な魔法の力も、怒らせた時の怖さも、全てがパワーアップして帰ってきたメアリー・ポピンズ。読んでいると脳裏に浮かぶイメージもより鮮やかで、映画化やミュージカル化しやすい作品に思えました。さて本で最初に出てくる挿絵は、子供たちの母・バンクス夫人が育児に疲れてさめざめと泣いているシーンです。子供たちのわんぱくっぷりに、サポートしてくれる人がどんどん辞めていき、4人のワンオペ育児に絶望しながら泣いているママの姿には本当に(身につまされ)同情してしまいます。メアリー・ポピンズの華やかな物語の陰になってつい見落としがちですが、私は言いたい。「バンクス氏、もっと育児に参加してくださいよ!」

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2019年04月14日
川端康成『山の音』
2019年04月07日
檀一雄『花筐』
2019年03月31日
ボーム『オズの魔法使い』
2019年03月24日
小泉八雲『十六ざくら』・『乳母ざくら』

アーカイブ
ひっくりカメ/トプシー(島田歌穂)
「あべこべターヴィーさん」の章は、映画「メリー・ポピンズ・リターンズ」では、メリル・ストリープ演じる”トプシー”がなんでも直し屋さん。苦しいときは物の見方を変えてみて!とメアリー・ポピンズは歌います。
本は表紙じゃわからない/メリー・ポピンズ(平原綾香)、ジャック(岸祐二)
「ロバートソン・アイの話」のことが出てくる曲です。ものごとはみた目ではわからない、大切なものはその心にある、という曲です。
The Place Where Lost Things Go/Amily Brant
”メリー・ポピンズ・リターンズ”の主演、エミリー・ブラントの歌で。
 
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