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今回からしばらくの間、小川さんはお住まいの関西から、私は東京から、回線をつないでオンライン収録でお送りします。お聞き苦しい点もあるかもしれませんが、小川さんの作品に対する愛情はいつもと変わらずたっっっぷりお届けしてまいりますので、よろしくお願いします!さて小川さんが帯に熱い推薦文を綴るほど愛してやまない今回の作品。読んでいる方も犬社会に投げ込まれたかのような感覚に陥る、怖いぐらい迫力のある小説でした。組織の歯車のように働かされ、ポジション争いも激しく、愚かな上司に振り回され、中間管理職的つらさもあり・・・。人も犬も人(犬)生の厳しさは同じですね。過酷な犬社会から開放されたバッグにはこの後の余生、本来の自分に戻って悠々自適に過ごしてほしいものです。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2020年04月26日
宮沢賢治『グスコーブドリの伝記』
2020年04月19日
川端康成『掌の小説』
2020年04月12日
スベトラーナ・アレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り〜未来の物語』
2020年04月05日
吉本ばなな『みどりのゆび』

アーカイブ
Gold In These Hills/Brandon Michael Kinder 
カナダのゴールドラッシュを紹介するビデオにも使われている曲です。
<クロンダイク・ゴールド・ラッシュ>
Hungry Like The Wolf/Duran Duran
第2章では、犬同士の戦いが「狼のよう」と表現されています。♪音も立てなければ臭いもしない、そして狼のように飢えている♪という歌詞があります。さらに「森の奥で響く呼び声に心揺さぶられたバックが狼と出会う場面、バックは甘美な喜びを感じる、遺伝子の中に潜む記憶を揺さぶられるんですね。」と小川さん。
Will The Wolf Survive?/Los Lobos
「バックは、最後、狼たちの群れに加わって伝説となりました。」狼たちという名前のチカーノ・ロックグループ。♪冬の寒気の中、凍った湖を駆け抜ける、行く手に待ち受けるのは困難ばかり、男が失ってはならないもの、野生(ウルフ)は生き続けられるのだろうか?♪という歌詞です。
 
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