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今年もやってきました川端作品!『伊豆の踊り子』『雪国』のようなメジャー作品から、知られざる名作まで数々の川端文学に触れてきましたが、毎回深みにはまり、謎めいた怪しい世界に飲み込まれているメロディアスライブラリーです。今回は“掌編”小説集を読みましたが、「短いとはいえよくもまぁ122篇もお話が作れましたよね」「純愛あり、家族愛あり、歴史ものあり、ホラーあり・・・作風のバリエーションが尋常じゃない!」などスタジオでは川端への賛辞(?)で盛り上がりました。が、小川さんが一言。「そういえば川端の超長編小説ってないですよね・・・意外と堪え性がなかったのかしら?」たっ、確かに・・・!川端康成先生に親近感を覚えた瞬間でした。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2020年04月12日
スベトラーナ・アレクシエービッチ『チェルノブイリの祈り〜未来の物語』
2020年04月05日
吉本ばなな『みどりのゆび』
2020年03月29日
リンドグレーン『やかまし村の子どもたち』
2020年03月22日
中勘助『鳥の物語』

アーカイブ
FALLING IN LOVE/Prefab Sprout
「雨傘」の少年と少女を思い浮かべて、選びました。
2つの夜の夢/サティ作曲、アルド・チッコリーニ(ピアノ)
「掌の小説」には、「弱き器」「火に行く彼女」「鋸と出産」など、見た夢の情景が描かれた作品があります。不思議な夢にサティが似合います。
じゃじゃ馬娘/大貫妙子
「馬美人(ばびじん)」は、村人たちから馬美人とあだ名された娘が、性別も生死の境も越えて、最後、月光を蹴散らしながら白い街道を馬でかけていきます。鮮烈でした。と小川さん。
 
今まで紹介した作品
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