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「しかしお父さんの無実を証明するノートがまさか卓袱台の上にあったとは・・・ちょっと笑えましたよねぇ」「でも卓袱台に乱暴に置かれていたから差し押さえられず、父親を救えたのではないでしょうか?」「!?たっ・・・確かに」小川さんの鋭い指摘にハッとさせられた今回。オンライン収録中にはこんなやりとりもしておりました。新聞の連載小説として当時大変な人気を博したというこの小説。お父さんの逮捕にハラハラ、お母さんとの別れに涙、おじさんの家でのわんぱく(過ぎる)騒動にドキドキ、そして無実の証明にスカッ!新聞が届くのを毎日心待ちにしていた人たちには、1冊にまとまったものを読むのとは違った高揚感があったでしょうね、羨ましいです。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2020年05月10日
くどうなおこ『のはらうた』
2020年05月03日
ジャック・ロンドン『野生の呼び声』
2020年04月26日
宮沢賢治『グスコーブドリの伝記』
2020年04月19日
川端康成『掌の小説』

アーカイブ
少年たちの樹(こどもたちのき)/さだまさし
三平と善太の家の庭には茂った柿の木があり、兄弟が木登りする場面が出てきます。ほかにも、鵜飼のおじさんの家の松の木、森の樫の木、お宮の杉の木。木に登ってばかりの兄弟です。
夕やけ雲/日本合唱協会
おじさんの家に預けられた日、三平は高い松の枝に腰かけて夕日に照らされていました。「複雑な状況に耐えて、夕日に照らされている三平の横顔を思いうかべると胸がいっぱいになります」と小川さん。三木露風作詞、山田耕筰作曲の童謡です。
はさんじゃうぜ/ザ・クロマニヨンズ
♪太陽が燃えている、本気だぜ、今力をださなければ、いつ力を出すんだよ♪「懸命に自らを鼓舞し、お母さんを救った三平でした」。ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトさんは、坪田譲治と同じ岡山市出身。
 
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