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読めばとてつもなく盛り上がる『枕草子』。13年前に取り上げた時にも小川さんとのおしゃべりが止まりませんでしたが、今回もツッコミどころや笑いどころが満載なのを再確認。文字通り時間を忘れて盛り上がりました。「女の人が集まったら、噂話や自慢、悪口だらけになるのは必然ですから、枕草子のような文学が平安時代の宮中で生まれたのも納得ですよね」と小川さん。「あの人は見た目はちょっと、だけど心はきれいなのよね」といったフォローもなくただ「ブサイク!」と言い切る辛辣さ、そして1000年もの時を経ても「あ〜わかるわかる!」というアルアル共感がいっぱいで、清少納言みたいな人がそばにいたら刺激的だろうなぁなんて想像してしまいます・・・枕草子のネタにはされたくないけど。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2021年07月04日
サン=テグジュペリ『星の王子さま』
2021年06月27日
『金子光晴』
2021年06月20日
トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の夏まつり』
2021年06月13日
今村夏子『あひる』

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すてきな気持ち(That Certain Feeling)/エラ・フィッツジェラルド
「をかし」は「ステキ」と現代語訳されています。ステキな気分になることがたくさん書いてありました。
ナイト・トゥ・ミュージック/ロバータ・フラック
「音楽は夜、人の顔が見えない頃に・・」から選びました。現代と1000年前の最大のちがいは、夜の暗さ。本当の闇の中で音楽を聴く体験はいまではできないことですね。
 
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