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「ミステリー20年間の第1位」ってどんな作品?と興味津々で読み始めましたが、いやいや、いやはや、ページをめくる手が止まりません!「関根彰子はどこにいってしまったのか」から始まって、「彼女は何者なのか?」「本当は誰なのか?」謎は雪だるま方式にどんどん大きくなるばかり。ミステリーの筋に心奪われがちですが、難問に立ち向かう休職中の刑事・本間秀介のヒラメキの凄さも見逃せません。そして話のところどころに出てくる“人間の嫌な面”を突きつけられるエピソードに、読み手は誰しも心をかき乱されるのではないでしょうか。とにかく面白い!凄いスピード感!!後半本間は関根彰子を追い詰められるのか・・・来週もドキドキしましょう。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2022年01月23日
ウーリー・オルレブ『走れ、走って逃げろ』
2022年01月16日
『てぶくろ』
2022年01月09日
織田作之助『馬地獄』
2022年01月02日
森鷗外「青年」

アーカイブ
火の車(THIS WHEEL'S ON FIRE)/ザ・バーズ
暗く激しいイントロからこの小説の雰囲気にあっている曲です。♪炎に包まれた車が道を転がっていく、まずは親戚に知らせてくれ この車は爆発すると♪ボブ・ディランと、ザ・バンドのリック・ダンコの曲です。
TOO MUCH INFORMATION/デュラン・デュラン
第14章、「今の状況は「情報破産」。こうすれば儲かる、やれ株だ、マンションだ・・と人は情報を追っかけてうかれている」と、溝口弁護士事務所の澤木事務員は語りました。そして、一部の人は火の車に巻き込まれるということなのでしょうか・・♪情報が多すぎる。要らないものを売らんがために画面に圧力がかかる、俺には情報過多なんだ♪と90年代前半デュラン・デュランは歌いました。
 
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