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MAZZEL・TAKUTO「ダンスの先生の服装を見たときに…」母の趣味がきっかけで始めたダンス “サッカー少年”の心を掴んだ出来事とは?

2025.11.21
アーティストの「こっちのけんと」がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間」=“MOMENT(モーメント)”を探ります。

11月21日(金)、28日(金)放送ゲストは、SKY-HI(スカイハイ)さんが代表取締役CEOをつとめる「BMSG(ビーエムエスジー)」の8人組ダンス&ボーカルグループ・MAZZEL(マーゼル)のリーダー・TAKUTOさんです。
この記事では21日(金)の模様をお届けします。デビュー前からダンサーとして活躍してきたTAKUTOさんが、ダンスを始めたきっかけや幼少期の思い出、敬愛するシンガーソングライターでダンサーの三浦大知さんとのエピソードなどについて語っていただきました。

こっちのけんと、MAZZEL・TAKUTOさん



MAZZEL は、BMSG所属の8人組ダンス&ボーカルグループ。オーディションドキュメンタリー番組「MISSIONx2(ミッション・ミッション)」から誕生し、2023年5月にメジャーデビュー。KAIRYU、NAOYA、RAN、SEITO、RYUKI、TAKUTO、HAYATO、EIKIの8人が集結し、高いパフォーマンス力と独自の世界観で注目を集めています。
11月26日に4thシングル「Only You」をリリース、12月24日(水)にはライブBlu-ray&DVD「MAZZEL 2nd One Man Tour 2025 “Royal Straight Flush”」をリリース予定。



こっちのけんと:早速ですが、この番組ではゲストの方の人生が変わった瞬間、モーメントを探っていきます。それでは、TAKUTOさんの1つ目のモーメントは。

TAKUTO:「2006年、母の影響で初めてダンスレッスンを受ける」です。

こっちのけんと:おお。2006年というと、おいくつぐらいですか?

TAKUTO:だいたい8歳ぐらいですね。

こっちのけんと:早くないですか? 8歳でもうダンスレッスン!?

TAKUTO:そうですね。母が昔から趣味でダンスをやっていて。割と上手だったので、結構長くやっていたんだと思います。それで無理やり、ちょっと強引に「あんたもダンス楽しいからやってみなさい」みたいな。僕はそのとき全然興味はなかったんですけど、連れて行かれたという感じでした。

こっちのけんと:どんなダンスをやっていたんですか?_

TAKUTO:ジャンルで言うとヒップホップです。

こっちのけんと:かっこいいお母さんですね。(手元の資料には)「本当はサッカー選手になりたかった」みたいなことが書いてあるんですけど……

TAKUTO:そうですね。その頃は幼稚園生ぐらいのときからサッカーをずっと習わせてもらっていて。サッカーが大好きで、「サッカー選手になりたいな」ぐらいに思っていたときに、急にダンスに触れて、割と早い段階でダンスにハマりました。

こっちのけんと:ダンスのどこにハマっていった感じですか?

TAKUTO:当時、今ほど“ダンス人口”が多くなくて。特に男の子でやっている人があまりいなくて。それこそ、“(ダンスは)女性がやるもの”ぐらいの勢いのところもあったなかで。だから本当に一緒に(ダンスの)クラスを受ける男の子が少ないなかで、やっぱヒップホップがかっこよくて。先生の服装を見たときに、周りの小学校の友達とかにはいないし、なんかちょっとダボっとしたスタイルが、「うわっ! かっこいい……」みたいになって。そこから惹かれていきましたね。

こっちのけんと:ダンスでは、他にバレエも習っていたんですか?

TAKUTO:そうですね。高校生ぐらいのときです。ブレイキン(※音楽に合わせて回ったり跳ねたりするアクロバティックな動きが特徴のストリートダンス)以外のジャンルは、ほぼ全部通ってきました。ジャズもバレエも。

こっちのけんと:バレエが入ってくるのはすごいですね。家でもやっぱずっと練習して、ダンスの時間は長かった感じですか?

TAKUTO:そうですね。家に大きい鏡を用意してもらって、それを見ながら(練習しました)。動画も撮って、見返せるようにしてもらって、(母親には)ひたすら練習するのに付き合ってもらいましたね。

◆デビュー前、ちゃんみな、Nissyのバックダンサーに

こっちのけんと:続いて、TAKUTOさんの人生2つ目のモーメントは。

TAKUTO:「2016年、初めてお仕事としてバックダンサーのお話をいただく」です。

こっちのけんと:おお! もう仕事になったんですか。ダンスを習ってから10年後、18歳とかですか?

TAKUTO:そのぐらいですね。

こっちのけんと:これはどんなお仕事だったんですか?

TAKUTO:アーティストさんのMV(ミュージックビデオ)でバックダンサーとして出演する、というのを初めて、ちゃんとオファーとしてやらせていただいて。

こっちのけんと:すごいですね。どうやってオファーが来るんですか?

TAKUTO:ダンスの外部イベントとかにもチームでとかで出演していくなかで、どんどん人脈を広げていって、そこで繋がった方に(紹介していただいた)っていう感じです。

こっちのけんと:仕事になるまでってめちゃくちゃ大変でしたよね。すごい、しかもこの最初のお仕事が作品として残っているのがいいですね。

TAKUTO:そうなんですよね。MVとして残ると、復習というか、大人になってからも見られるし。

こっちのけんと:当時、他にもバックで踊ったアーティストさんがいるそうです。ちゃんみなさんとかNissy(西島隆弘)さんとか。やっぱりすごいですね! 当時、高校生だから学校通いながら?

TAKUTO:そうですね。この当時、初めて(お仕事を)いただいたときは学校に通いながらでした。

こっちのけんと:もう高校のヒーローだったんじゃないですか。部活は何かやられていましたか?

TAKUTO:一切入らず、もうダンス漬けで。中学校のときに一瞬、部活に絶対入らなきゃいけないというのがあったんで、環境科学部っていうのに入りました。(まったくジャンルが違うので)一番ダンスに集中できる部活かなと思って。

◆10歳で三浦大知と共演「とにかく常に優しい」「素晴らしい人柄」

こっちのけんと:キッズダンサー時代に(ダンサーで歌手の)三浦大知さんと共演されていたそうですね。

TAKUTO:そうなんですよ。

こっちのけんと:すごい!

TAKUTO:(ダンスを)始めて2年ぐらい、小学5年生で10歳ぐらいのときです。

こっちのけんと:すごいですね。お会いして、共演してどうでしたか?

TAKUTO:もう本当に一瞬で大ファンになって。そこから、ひたすら三浦大知さんの曲を聴き漁りました。当時、お仕事とかではないですけど、オーディションでキッズダンサーとしてバックダンサーをさせてもらうとか、既存のバックダンサーさんと三浦大知さんと僕の3人で作品を作らせてもらうとか、そんなこともさせていただけていたので。

こっちのけんと:ちょっとすごすぎる! どういった作品だったんですか?

TAKUTO:三浦大知さんの事務所のイベントで、何か作品を(作る)ってなったときに、お誘いいただいて。「たっくん、なんか一緒に作ろうよ」って言ってくださって。

こっちのけんと:粋ですね。当時、三浦大知さんから言われたことで心に残っていることはありますか?

TAKUTO:とにかく常に優しくて。ある日のリハーサルで、「たっくん、これプレゼントだよ」と言って、何でもない日に「T」って書かれたTシャツプレゼントしてくださったり。

こっちのけんと:作ってくれたんだ。

TAKUTO:はい。なんかそういう心遣い、気遣いみたいなものを。子どもだった僕にも関係なく優しく接してくださって。素晴らしい人柄の方だなと思いました。

<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moment/
番組公式X:@TFM_THEMOMENT

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