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INI髙塚大夢「一発撮りだからこその良さがある」THE FIRST TAKE出演を振り返る

2025.07.18
アーティストの「こっちのけんと」がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間」=“MOMENT(モーメント)”を探ります。

7月18日(金)と25日(金)の放送では、11人組グローバルボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」の髙塚大夢(たかつか・ひろむ)さんがゲストに登場。ここでは、18日の放送の模様をお届けします。声優に挑戦したエピソード、「THE FIRST TAKE」出演の思い出を語ってくれました。

INI・髙塚大夢さん、こっちのけんと



1999年生まれ、東京都出身の髙塚大夢さん。視聴者投票でメンバーを決めるサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」で、11人組グローバルボーイズグループ・INIのメンバーとしてデビュー。INIは6月25日に3RD ALBUM『THE ORIGIN』をリリースしました。

◆アニメ映画の吹き替えに挑戦!

こっちのけんと:本日のゲストは、大人気11人組グローバルボーイズグループのINIから、髙塚大夢さんです。現在26歳。大好評につきまして、なんと番組2回目の出演です!

前回は、軽音部に入ってバンドコンテストで優勝、そこから音楽を仕事にする道を考え始めて、学生アカペラを経てアイドルになったというお話でしたね。

髙塚:そうですね!

こっちのけんと:この番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間、モーメントを伺っていきます。それでは、INI・髙塚大夢さんの1つ目のモーメントは?

髙塚:「2023年 声優への挑戦! 将来の活動のビジョンを考えるきっかけに」です。

こっちのけんと:これはビックリしましたよ! もともと、声優やアニメに興味はあったんですか?

髙塚:そうですね。INIになってからは歌うことが大部分を占めていたんですけど、ラジオやいろんな経験を通して、「自分の声を届ける仕事」にも興味が湧いてきたんです。

こっちのけんと:わかる~!

髙塚:そんななかで、声優のお仕事をいただけたのは本当にありがたかったですし、すごくいい経験でした。

こっちのけんと:なんて素晴らしい子! アニメ「ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン」の主人公・ルスラン役ですね。

髙塚:そうなんです!

こっちのけんと:めっちゃうまかったです!

髙塚:ホントですか!

こっちのけんと:声優初挑戦で主人公ってどうでした?

髙塚:オファーをいただいたとき、ビックリしました。しかも吹き替えで、原作のある作品なので、どうしようって思いました(笑)。

こっちのけんと:モノマネになっちゃいけないけど、要素は取り入れなきゃいけない難しさがありますよね。

髙塚:そうですね。

こっちのけんと:どんな練習をしたんですか?

髙塚:何度も録音して、自分の声を聴いていましたね。

こっちのけんと:(大学在学中にやっていた)アカペラのときのやり方と似てますね!

髙塚:でも、「自分の声を役として聞く」っていうのは、初めての感覚で。髙塚大夢としてじゃなく、ルスランとしてどう聞こえるか、どう届けるかを掴むのに、時間がかかりました。

こっちのけんと:今までは自分を表現する矢印だったのが、誰かを演じる矢印に変わる。まったく別の作業ってことだから、めっちゃ難しそう! 収録後、自分の声が入った映像を観たとき、どうでした?

髙塚:めちゃくちゃ恥ずかしかったです(笑)。作品になったときに、「ここはもうちょっとできたかも」と考えながら観てしまいましたね。でも、ファンの方がすごく喜んでくれて、嬉しかったですね。

こっちのけんと:本当に自然で、違和感がありませんでした。僕も兄(菅田将暉)が俳優をやっているぶん、入口は「お兄ちゃん出てきた!」って感じで見始めるけど、結局途中で役に入り込んで、作品を観ちゃうんですね。それとまったく同じ感覚で、観終わってから「そういえば大夢くんだった!」と気付いたんですよね。

髙塚:やりたいと言いつつも、いざ声優をやってみたら本当に大変でしたね。だけど、初めての挑戦というのもあって、声優の面白さを感じました。自分の将来のビジョンが広がるきっかけになったと思います。

こっちのけんと:おお! では、今後もこういったお仕事に挑戦したい?

髙塚:またやりたいなって思っています。お芝居も含めて、引き続き挑戦していきたいです。

こっちのけんと:いいですね。何がすごいって、INIの活動をしながらっていうのがすごすぎる!

髙塚:でも、意外といいんですよね。どっちかに偏りすぎると、メンタルがブレることもあるので、別の仕事が入ってくることでいいバランスが取れている気がします。

こっちのけんと:なるほど。新しい要素が入ることで、INIの活動にも活かせるし、いろんな勉強になりそうですね。

髙塚:そうですね。すごくいい経験でした。

◆「一発撮りだからこその良さがある」

こっちのけんと:続いて、人生2つ目のモーメントは?

髙塚:「2024年 THE FIRST TAKE! 憧れだったコンテンツへの参加」です!

こっちのけんと:この気持ちめっちゃわかる!

髙塚:そうですよね。

こっちのけんと:「THE FIRST TAKE」は昔から観ていましたか?

髙塚:そうですね。憧れというか、アーティストとしての1つの夢という感覚です。

こっちのけんと:一人前になった気持ちになれますよね。「THE FIRST TAKE」って2019年スタートなんだ。わりと最近ですね!

髙塚:2019年は音楽にとてものめり込んでいる時期でした。実は、僕がオーディションに挑戦してみようと思ったきっかけも、「THE FIRST TAKE」にあるんです。

こっちのけんと:そうなんだ!

髙塚:はい。先輩のJO1・河野純喜(こうの・じゅんき)さんが出られているのを見て、「すごい!」と思ったんです。自分もいつか「THE FIRST TAKE」に出られたらいいなって思いましたね。

こっちのけんと:INIで歌った曲を改めて教えていただけますか?

髙塚:「FANFARE」と「I'm a Dreamer」という曲を、5人で歌唱させていただきました。




こっちのけんと:アカペラのハーモニーが半端なかったです!

髙塚:ありがとうございます! 5人だし、原曲とはまた違うアレンジなので、新しいよさを見せられたらいいよねって思っていました。

こっちのけんと:歌い方も変わりますよね。

髙塚:そうですね。ラップパートも含めてボーカルメンバー5人で担当したので、すごく新鮮でしたし、楽しかったです。それこそ、ハモリもすごく練習しました。

こっちのけんと:「どれだけ練習したらこれができるんだろう」って思ってた(笑)!

髙塚:楽しかったですね! 練習終わりに、「もう1回合わせようか」と夜中にやっていました(笑)。

こっちのけんと:めっちゃ青春! いいなあ。

髙塚:アカペラ時代を思い出しましたね。

こっちのけんと:めっちゃわかる! 合宿所とかで、「あと2回レコーディングをして、いいほうを残そう」って言いながら、結局「もう1回いくか」みたいなことがありました(笑)。

髙塚:そんな感じでした(笑)。

こっちのけんと:一発撮りってどうでした?

髙塚:やっぱり、一発撮りだからこそのよさってありますよね。

こっちのけんと:めっちゃわかる!

髙塚:完成されたコンテンツではあるけど、自分たちのなかでは「もうちょっとできたな」って思う部分もあって(笑)。でもそれも含めてよかったね、みたいな話をしましたね。

こっちのけんと:思い出として残りやすいですよね。ライブの一発撮りでもないし、レコーディングで何度も重ねるものでもない、その中間にある感覚というか。前日まで「どう歌おう」って考えてたのに、当日は緊張しすぎてそんな余裕はありませんでした(笑)。

髙塚:そうなんですか?

こっちのけんと:途中から楽しめるようになったんですよね(笑)。収録で意識したところはありますか?

髙塚:「I'm a Dreamer」でハモる部分は、メインの人をしっかり立てるような歌い方を意識しました。

こっちのけんと:マジでアカペラ時代のやつだ!

髙塚:その練習が染みついてるので、11人の通常体制に戻っても、5人バージョンのパートを間違って歌っちゃうこともあります(笑)。

こっちのけんと:その気まずさ、かわいいなあ(笑)。5人の青春ですね。

<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moment/
番組公式X:@TFM_THEMOMENT

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