2332025.9.23アーティスト視点で“様々な事”を赤裸々に語ります！

Breakaway / Been Stellar
1曲目にお送りしたのはBeen Stellarで『Breakaway』。これ売れちゃうよ、Been Stellarめっちゃ良い曲できましたね。もうおとをかしではだいぶ前から推していたアーティストなんですけど。今年はFontaines D.C.のライブにサポートアクトとして呼ばれたりとかしてるニューヨークのバンドなんですけど。
ここでNEWシングルなのかな？EPなのかな？が発売されたんですけど、本当に良い。これ多分リード曲じゃなくて、3曲目ぐらいなんですけど、めっちゃ良いじゃないですか。何かBeen Stellarのよさはありつつ、とてもポップなメロディーをぶっ込んできたなという感じでございまして。いろいろ学んだのかな。学んだというか、吸収したのかなというところはありますよね。
これはBeen Stellarちょっと楽しみじゃないですか。めちゃめちゃかっこいいし、良い曲。めちゃめちゃ上からですけど、なんか嬉しかったです(笑)。
ここなんですよね、めっちゃ良いもの持ってるよね、次の二枚目がどこの方向に向くかっていうところで、もっとディープに行くのもありだし、もっと広くっていうところを見るかという目線方向というのが結構大事だったりするから。Been Stellarは素晴らしい方向に舵を切ったなという印象でした。これはちょっと楽しみですね。
でもいいよね、Fontaines D.C.のサポートやるっていうのはBeen Stellarめっちゃいい流れだなと個人的に思ってましたね。もうおとをかしにパワープッシュがあったら、パワープッシュです(笑)。ないですけどね。

Breathe Into Me / Wisp
お送りしたのはWispで『Breathe Into Me』でした。我らがWispのNEWアルバムの曲なんですけど、ちょっと前に出したアルバムですね。このWispもおとをかしでは、初期から紹介していたんですけれども、今のシューゲイズルーメントの一番輝いているバンドだったのかなと思います。
次どんな作品を出すんでしょう、というところで出してきたのがこれですけど。いや、いいですわ。めちゃいいです。これが聴きたかったんですというところで、まさにかゆいところがに手が届くという感じの音作り、そしてメロディーラインということでございます。やっぱりすばらしいですね。やっぱり分かってるなという感じです。
ごめんね、今日、ちょっと生意気な言い方になっちゃうことが多いと思うんですけど、こういうのが聴きたかったんだよ。ちょっとファン目線でちょっとしゃべってるので、そうなっちゃうんですけど、すみませんね。
やっぱりインディーの時の作品、もしくは1作目って、曲はすばらしいんだけど、音がちょっとこもってるとか、レコーディングの予算にお金をかけなかったとかもあったりもするし、もしくはちょっとまだノウハウが分かっていなかったりとかする意味で、ちょっといわゆるメジャーといわれている作品と、音質が違うなと。言ってしまうとちょっと音が悪いなと言われるものが多いんですよ。それはもうどのバンドもそうだと思うんですけど、でもそれが良かったりするんですけどね。だから、2作目って多分その1作目で売れたお金で、もしくはそのレーベルがお金をかけようってことで、ちょっと素晴らしいエンジニアさんとかマスタリングとかを呼んできてやるわけだから、音がくっきりなっちゃうんですよ。つまりバレちゃうわけですよね。本当にだから隠せなくなっちゃう。だから、むしろ音が良くなりすぎて、あれはなんかマジックだったんだな、みたいな、ちょっと汚い感じ、あの下手な感じがむしろ良かったんだみたいな感じになっちゃうから、2、3作目って、そういう意味でも大事なんですけど。
だからWispこの2作目で多分1作目聴いた人は分かると思いますけど、少しボーカルが前に出てきてるなとか思った人多いと思うんですけど。そうなった時でも輝き、そのWispの良さとかが失われてない感じがすごい良かったですね。素晴らしいステップアップだと思いましたね。もう本当に勉強になるし、ファンとしてもとてもうれしいしという感じです。さっきのBeen Stellarと同様なんですけど、今月のパワープッシュ。

Sayōnara / KNEECAP
お送りしたのはKNEECAP feat Paul Hartnollで『Sayōnara』でした。KNEECAPは北アイルランドのヒップホップグループなんですけど。前からかっこいいな、好きだなと思って。実はOasisとも仲良いというか、かわいがられてるイメージがありますね。
イギリス特有のヒップホップレイヴっぽい感じもありつつ、少しUSのヒップホップ感もあったりする。あとちょっと危険な具合が好きです。ちょっとAsian Dub Foundationとかみたいな危険さ、種類は違うんだけど、ちょっと危ないなみたいな感じが、すごく好みだったんですけど。
そのKNEECAPがこのPaul みたいな重鎮とコラボするということになりまして、聴きましたらかっこいい。これはもうフェスで大盛り上がりですね。KNEECAP最高ですけど、なんと来年のお正月ぐらいに行われるrockin'on sonicのメンツが発表されましたけど、第一弾の中に入ってました。これ聴けるのは嬉しいな。お正月からちょっと癖が強いかもしれないですけど、でもUNDERWORLDも来るわけですから、ちょっと去年よりはもう少しエレクトロが強いのかなという感じはありつつ、TRAVISとかも来るらしいので結構楽しみですね。
これ定番化してほしいですよね。お正月ってどっちかというと洋楽私も大好きなんですけど、唯一洋楽別に聴かなくてもいいかな、むしろあまり聴きたくないなと思うのは、お正月だったりするんですよね。そこに洋楽のフェスをぶっ込むというのは、ちょっと調子が狂うかもと思ってたんですけど。でもこれ定番化してきたら、良いいな。だってなかなかないですよ。UNDERWORLD、TRAVISと去年だったらPulpでしょ。ラインナップの選出の仕方が憎い、完全に狙ってきてます(笑)。とある世代を。素晴らしいですね。KNEECAP見たい。
だからKNEECAPみたいなアーティスト若手のアーティストも呼んだりするから憎いんですよさらに。OasisなんでKNEECAPこと好きかって、多分Oasisイギリス人なんですけど、親がアイルランド人なんですよ。だから北アイルランドとか、アイルランドの血を受け継いでいるアーティストとかが多分どうしてもたまらなく可愛いんだと思うんです。だからイギリス人ではあるけど、NoelとLiamはそのアイリッシュっていうところを、結構大事にしているのでその血を持っている人は可愛がっちゃうんじゃないかなと思っています。もちろんそれだけじゃないと思いますけど。

Bullet With Butterfly Wings / The Smashing Pumpkins
お送りした曲はThe Smashing Pumpkinsで『Bullet With Butterfly Wings』でした。これ武道館でやってほしいな。間もなく来日します。The Smashing Pumpkinsなんですけど、何を隠そう、私がスマパンと出会ったのがこの曲でございます。ちょっとだからわりとスマパンは後追いなんですよね。もうちょっと前に名曲バンバン出してたんですけど。
スマパンってすごくおとなしい曲と、激しい曲がもうかなり極端にくっきり分かれている。しかも単純に一番売れている曲が激しい曲で、実はこんな曲もありますよって感じで、バラードがあるわけじゃなくて、ほんと同じぐらいの人気度合いなんですよ。
結構不思議なバンドなのかなと思ってたりするんですけどね。だから両極端を愛するファンが多いバンドな気がします。
スマパン久しぶりですね。これはちょっと楽しみです。すごい調子も良さそうなので、結構やるみたいですよ。広島とかにも行くんじゃないかな。名古屋も行くし、ちょっと行かれる方は、みんなで叫ぼう。みんなでBilly Corganになろう。みんなでJames Ihaになっちゃおうよ。これは楽しみです。