2015/12/20
12月も中旬を過ぎ、今年も残りわずかとなりましたね。
「今年は、お子さんや若者世代からのメールがたくさん寄せられるようになりました。親子で聴いているという方も多くいらっしゃるようです。なんていい家庭なのでしょう。また、シンプルで分かりやすいからか、大人からの反響もたくさん届きました。若い人の悩みにスパッと答えた方が、大人も納得できるようですね」という江原さん。
今日は『子ども&若者の悩み相談室』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Baby / ジャスティン・ビーバー
◇人生は一度きり/ Little Glee Monster




「私はとある女子高書道部2年部長です。顧問の先生は、自分の思い通りにいかない事があると不機嫌になり、自分の気にくわない生徒に対して怒りをぶつけています。どうしてこんなに幼稚なのでしょうか。最近どんどんエスカレートしていて、フォローしたいのに、どのようにフォローすればいいのか分かりません。私も最近かなりキレそうになったけど、必死に抑えました。どのように対処すればよいのか教えてください」というメールをいただきました。

江原さん
「これは、完全にひっくり返ってしまっていますね。先生の方が子ども。まず、あなたは偉い。部長としての責任をきちんと負っている。私からの第一のススメ。部室があるのでしたら、先生に見えるように、これ見よがしに、部室に紙を貼っておく。『幸せな人は、意地悪をしない』。先生が不機嫌になった時には、先生を見ずに、紙を見る。また、あなたの気持ちひとつだが“どうして、そんなに感情を露わにするのですか”と、冷静に言う。先生に余計に火がついてしまうかもしれないが、それは、図星だから。そんな事をやってみてください。頑張ってくださいね」



「私は、いわゆるアニオタの中2で、声優になるための養成所に去年の夏から通っています。将来は声優か、本が好きなので、出版関係の職業に就きたいと思っています。しかし、私は中1の時から不登校状態になってしまって、今は、英語と家庭科の時以外は保健室で自習しています。私の学校は中高一貫校なので、来年、受験生ではないですが、やっぱり今のうちにちゃんと授業に出れるようになった方がいいですよね?中間テストや期末テストは国語、英語、数学だけ受けています」というメールをいただきました。

江原さん
「どうして不登校になっちゃったのかな。その理由というのも必要だと思うのだけれども、保健室で自習でも、通えるだけの心の力がまだある。中学2年生であれば、私はそんなに慌てる必要はないと思う。こうやって、自分の出来る範囲の事をやっていって、自分にあまり余計なプレッシャーはかけないでいった方がいい。幸いなのは、声優の養成所に通っているという事。本当に声優になる、ならないではなく、自分の楽しみ、生き甲斐がある。これがすごく大事。楽しみながら、勉強していってください。今の学校がすべてではないし、学力は、取り戻そうと思えばいつからでも取り戻せる。今は、自分自身が生きていて幸せだなと毎日思えるようにだけいないと。せっかく生きているのですから。好きな物があるという事はいい事。それを深める事が大事だと思います。頑張ってね」



「6歳の娘に、お父さんとお風呂から出てくるといきなり“ママ、なんでみんな顔や身体の形が違うの?”と聞かれ、私は“みんな、顔形が違うのは個性で、人間だけじゃなくて花や動物もそれぞれ違うの”と答えましたが、そんな私の答えには納得が出来なかった様子で、江原さんに聞いてみよう!という事になりました。以前は“神様は、食べ物はいらないけど、愛は欲しがっているの”との答えにえらく納得していましたので、江原さんでしたら、子ども達にどうお答えするのか、アドバイスいただけたら幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「顔形がどうして違うのかといったら、みんなが同じだったら楽しくないから。だから神様が、みんな違うように創ったのですと、私なら答えます」



「僕はとても怖がりで、暗い所に行くのがとても苦手です。夜、トイレも行けません。この怖がり症は、どうしたら治せるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「こういう人は多い。でも、よく考えてみてください。そんなにあなたにくっついて行きたいかな。トイレにまで。もっと大人の人に言うのは、怖がりな人は自意識過剰。あなたが思う程、霊はあなたに対して興味がない。逆に“怖い怖い”と思っていると、からかいたくなるもの。“どうせ自分には、興味、関心ないでしょ”と思っていれば、こないし、怖くありません」



「私は、スーパーでバイトしています。先日、品出しをしている時に、レジの方でトラブルが起こっているのを見ました。レジの商品を乗せる台に子どもが登ってしまい、そのレジを担当していた女性店員が注意したところ、一緒にいた“こわもて”の父親が女性店員にブチ切れし“うちの子どもに叱ってんじゃねぇよ!”と怒鳴りながら、女性店員の胸ぐらを5分間ほどつかんでいました。私は近くの先輩店員に“警察呼ばないんですか?”と聞いたところ“それは店長の判断だから…”と言い、見て見ぬフリ。そして、一番腹が立ったのは、何もできなかった自分。また次にこういう事が起こったら、私はどう対処すべきでしょうか。意見をお聞かせください」というメールをいただきました。

江原さん
「まず申し上げたいのは、あなたは偉い。何もできなかったかもしれないが、こう思っている事が偉い。立派。申し訳ないが、スーパーの方々は負けている。なぜ負けているのかというと、大人の考えというのは詭弁で、そうではなく、物質で負けている。また営業妨害を受けたらどうしようとか、商売として成り立たない、お客様だからという事とは、まったく違う話。“あれでいいんですか”と、あなたも周りの人に言うべきだと思うし、あまりにも見るに見かねる場合は、こっそり警察に連絡する。警察が来て“通報者どなたですか”と言われても、黙っていればいい。嘘も方便。しかし、こういう父親は恥ずかしい。この親あって、この子ありになってしまう。このお子さんが可哀想。この子がこのまま大きくなってしまったら、社会にうまく順応できなくなってしまう。大人の私たちも頑張ります」



「私は、18歳の高校3年生です。よく目標を持つ方がよいと世間一般で言われていますが、私には、大した目標はありませんし、探してもなかなか見つかりませんでした。なので、まずは、今日を一生懸命生きる事から始めて、その過程でやりたい事が見つかったら、それに向かって頑張っていこうと思いました。しかし、数か月前に、海外でホームステイをした際に、なんだ、このセコイ性格の人は!という感じの方にお会いし、少し話をしていたところ、お金がすべてだみたいな事を言っていました。もう少し話を聞くと、自分は大学卒業時にやりたい事が見つからず、28歳の今もやりたい事が分からないと言っていました。私もこのままずっとやりたい事が見つからないのではと物凄く不安になりました。江原さんは、どのように思いますか」というメールをいただきました。

江原さん
「この方の言葉をそのまま真に受けてはいけません。今日、一生懸命生きる事から始めてという事からでいいのです。この“目標”というのは、壮大な物質的な物なのだと思う。多くの人たちは、灯台下暗し。まず、足元を見る。今日一日を充実させる。本を読んだり、音楽を聴いたり、綺麗な絵を見たり、考え事をしたり。それが、生きる目的になる。そんなに心配する事はありません」



●12月・1月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
12月・1月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「若い人は宝です。だからこそ宝らしく輝いて生きてください」
「心が痛むほど愛を学んでください。それが輝く秘訣です」


番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 厄払いのコーナー
◇ エンジェルさんのコーナー
◇ 12月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
メッセージの応募はこちらから