2016/1/10
お正月も明け、本格的に始動された事と思いますが、いかがお過ごしでしょうか。
「年末年始は親族の集まりもあるし、お正月明けで、職場の人間関係も色々と始まったりと、様々な人間模様があったのではないでしょうか。人というのは不思議なもので、すごく好きだった人が大嫌いになったり。好きなはずなのにケンカや諍いが絶えないといった事もよくありますね」という江原さん。
今日は『人間関係のお悩み』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇トリセツ / 西野カナ
◇フレンズ / レベッカ



「私には、年老いた両親と姉が2人おります。父が経営している会社の跡継ぎや、財産の事で姉夫婦達が揉めています。私はその様子を何年も前から見て、親と色々話を聞いているだけです。末っ子の私がでしゃばれば、余計に揉めて、親を悲しませるのが嫌なので。ひとつだけ、どうしても姉達を許せない事があります。姉達は、親に向かって暴言を吐き、怒鳴り散らします。元々の性格もキツイのですが、怒ると鬼の様になり、誰が何を言っても聞く耳を持たず、親にあたりたい放題で、年老いた優しい親を怒鳴り散らす姉達が本当に許せなくて悔しくて、涙が止まりません。私はとにかく親を大事に大切にしてあげる事しかできなくて。どうしたら姉達は親を大事に優しく接してくれるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「非常に日本的。もたれ合っているからいけない。『依存』。聞けば、お気の毒だと思うかもしれないが、私は全然思わない。“親の事で涙が止まらない”というのも分かる。しかし、冷たいかもしれないが、理性的にクールに語れば、親御さんもお姉さんも、お互いに趣味でなさっている事。親は、結局は、跡継ぎや財産の事をチラつかせて、家の継承を望んでいるからいけない。家族というのは学校のようなもの。また、財産でもめるというのも、なぜ親が持っている物を子が持つ為に、もめなければいけないのか。使い切って終わってしまえばいい。2つにひとつだと思う。物質的に完全に等分に分けるか、使い切るか。お姉さんたちも、当てにする方も当てにする方。当てにさせた方と、当てにする方と、波長の法則。類は友を呼ぶ。私だったら、子どもが親に罵声を浴びせかける程だったら、追い出す。“あなた方には1円もあげません。さようなら”と、縁を切ります。あなたが親の事を思って涙するというのは、育てて貰った恩としてする分にはいいと思うが、このもめ事について涙するというのは、涙目で物事を見ているから。涙目で物を見てはいけない。涙でぼやけては、誠が見えない。なので、趣味で好きでやっているのだと思って、放っておけばいい。本当に嫌だったら、残す財産はなしとし、仕事も閉めるか、他人に譲ればいいだけなのです」



「親がケンカする所をよく見てきました。父は普段から無口で自分の事を話す事がなく、怒ると凄く怖くて、少しでも自分の気に入らない事があると、顔色を変えて、一週間何も話さない事もありました。今でも父の顔色を見て、怒らせないように気を遣いながら生活しています。最近になって、ケンガしている所、父の怒っている顔や、不機嫌な顔を見ると、凄く胸が締め付けられて息苦しくなります。でも、父は職人で、仕事をしている姿は、本当に尊敬していますし、優しい所もあります。昔からの家庭環境が、体や心などに影響しますか。親のケンカする所は見ない方が良かったでしょうか。これからどういう風に対応していったらいいでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「家庭環境が体や心に影響するというのは、あると思います。でもお父さんは“優しく、尊敬する所もあり、みんなの事を養ってきた”。昔から、頑固親父というのはいる。“親のケンカを見ない方が良かったでしょうか”というのも、見て良いと思う。それが財産。それがとっても嫌だったら、自分は違うようにすればいい。反面教師。“これからどういう風に対応していったら”というのは、自立する事。親の元を早く離れる事です。子どもたちが自立していったら、意外に支え合ったり、仲がいいかもしれないのかもしれませんよ」



「過去に一度付き合った男性と復縁しました。その男性と現在、同棲しています。結婚も視野に入れています。ですが、私の中で許せない事があります。彼の過去の女性関係です。私が彼と別れて以来、まじめなお付き合いをせず、軽い遊び程度にお付き合いをしていた事を聞いてしまいました。彼に過去を聞いた私が悪いと思いました。それを機に、不信感を抱くように。正直、私は彼の中で、一番の女性と自信がありました。なぜなら私自身が、彼と別れてからも、ずっと特別な存在だったからです。過去に彼と別れた時は、学生だったせいか、彼の束縛が酷く、高校を卒業し、上京を機に別れを選びました。自分から離れ、現在も自分の勝手な思いで悩んでしまっている私は、自分勝手だと思います。ですが、彼を愛しています。毎日ケンカの日々です。気がつけば、暴力をふるわれるようになり、自分もやり返すようになり、憎しみが生まれてしまいました。ですが、好きなんです。お互いに、またやり直していこうと話し合い、頑張ろうとしますが、やはり、体力も精神も限界がきてしまいそうです。これからどう彼と向き合っていけば良いのでしょう。幸せにするにはどうしたら良いのでしょう。自分はどう改善すれば良いのでしょう。迷っています」というメールをいただきました。

江原さん
「好きでケンカもしている。何だかんだ言っても好きだから。また、考え方によっては、あなたが“私の思うように生きろ”と、言っているようなもの。結婚も視野に入れているのに、自分の思うようにさせたいという思いであるのならば、うまくいかない。だったら、自分の思うような人を探しに行った方が早い。しかし、100%自分が思うようにしてくれる人なんて、なかなかいない。あり得ない。注文ばかりの人が増えるから、男がみんな恋愛をしたくなくなってしまうのです」



「先日、旦那に買い物を頼んで1万円渡しました。おつりの5千円を落としたと、凹んで帰ってきました。車の接触事故も見たし、ついていないのかなと落ち込んでいる旦那。立ち寄ったお店に電話したけど、ないとの事。5千円、大きいなと思ったけど、仕方がないよと慰めました。すると、旦那が数年前に道で5千円拾った事を暴露!自分の物にしたそう。そりゃ、5千円落としても返ってくるはずがない。お金を落とした事よりも、旦那の人間性を疑ってしまいました。引きずる性格の私ですが、こういう時は、どうやり過ごすべきですか」というメールをいただきました。

江原さん
「こういう時は“きっと、困った人にお金がいった。困った人が、ご飯が食べられた”と思えばいい。数年前に拾ったと白状しただけ、許しましょう!」



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