2017/3/5
花粉の季節がやってきましたね。
「3月といえば春。春はウキウキするものですが、世の中はネガティブな人も多いみたいです」という江原さん。
今日は『ネガティブ特集』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇All For You / ジャネット・ジャクソン
◇小さな奇跡 / 江原啓之



「私は夫の事をまったく信じる事ができません。妊娠中に浮気未遂が発覚してからというもの、どんなに旦那が頑張っても、私は常に疑ってしまいます。酷い態度をとっても優しく返してくれるのに、どうしても信じられない。猜疑心の塊です。ここまでくると、もう病気なのでしょうか。子どもが生まれたばかりなのに、浮気の証拠をつかもうと必死になり、一刻も早く離婚しなきゃという行動をとってしまいます。遊び人の旦那との結婚生活が耐えられない。でも、本当に遊んでいるかは分からない。信じる事は本当に難しくて怖い。この猜疑心を消すにはどうしたらいいでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「簡単です。夫が信じられないのではないのです。自分が信じられないのです。女子に多い“タラレバ”。どうしてかというと保険をかけているから。“捨てられるくらいなら、早く離婚をしよう”と、最悪の事を考える。でも、浮気をしているかどうかも分からない。“いざという時に、自分が耐えられるだろうか。乗り越えられるだろうか”と考えている。まず忘れてはいけないのは、あなたが選んだ人だという事。お互いが良くて結婚をしているのだから、相手のせいだけではなく、自分もしっかり取り組んでいけばいい。あとは淡々とやっていくだけ。“石橋を叩いて渡る”と言うけれど、石橋を叩き壊すタイプもいる(笑)。話し合ったりもしないでビクビクしていてはダメ。相手を変えようと思ってはいけません。まず自分が変わる事。旦那さんと話し合って反省をさせればいいのです」


「夜に薬局に行ったのですが、お店の中を歩いていると、どこからか女性の喘ぎ声が聴こえてきました。私は驚いて辺りを見回し、自分のポケットに入れていたスマホからその声が流れている事に気付きました。私がスマホに保存していたエッチな動画が勝手に再生されていたんです。急いでスマホをポケットから出して止めようとしたんですが、パニックに陥って消すのに手間取りました。近くにおじさんと女性2人の店員がいたのですが、スマホから漏れた声を聞かれたかと思ったら恥ずかしくて、何もなかったフリをして、誰からも見えない棚まで行って、隠れてそこの棚に並べてある商品を興味ないのに手に取って見る振りをしました。店に行く前に見ていた訳でもない動画が勝手に再生されるなんて…。こんな経験初めてです。もうエッチな動画は消して、保存していません。江原さんも保存する事があれば気を付けてください」というメールをいただきました。

江原さん
「保存しません(笑)!笑えるのは保存する程、良かったのですね(笑)。そのお店に留まる勇気がすごい!普通、出て行っちゃう。一応別の棚に行って見るという所に自己憐憫を感じる。“オレは悪くない”“オレはただ、ちょっとエッチな動画を保存しただけなんだ”という事なのでしょう」


「私の自動車のタイヤが4本パンクさせられました。しかも3回目。自宅の横の月極めの有料駐車場に止めている時にいつもやられてしまいます。証拠はありませんが、多分犯人は隣人です。その人以外には思い付きません。50代半ばくらいの独り暮らしの男性です。うちは40歳の夫婦2人暮らしです。うるさくしているつもりはないのですが、笑い声や足音などがうるさいのでしょうか。うちの後から引っ越してきましたが、挨拶には来ませんでした。すれ違う時も無言です。何かしら不満があるのならば直接言って欲しいですが、1度も言われた事はありません。自分の車には、ベランダから3台の防犯カメラを付けて守っています。駐車場の地主さんにお願いをして、とりあえずは徒歩2分の駐車場に変えさせてもらいました。でも、またいつやられるか分かりません。主人は怒って、同じようにしないと気が済まないと言っていますが、それも出来ません。疑問に思ったのですが、パンクをさせた人は、今世でそれ相応の罰を受けるのか、それとも今世ではなく、死後の魂の世界で低い所に行って苦しむのか、はたまた、そう大した事でもないのか、是非教えていただきたいです。事件や詐欺などもやられ損な気がします」というメールをいただきました。

江原さん
「気持ちも分からなくはないけれど『波長の法則・類は友を呼ぶ』といって“やられたからやり返してやる”という考えがあってはいけない。しかも証拠がない。“多分”だけでそこまで思うのもいけない。隣人だったとしたら、相手も“多分”だけでやっているのかもしれない。思い込み同士。実行に移す方がもちろん悪いけれど“同じようにしないと気が済まない”というのも紙一重。それはいけない。もし隣人であればきちんと警察に届け出たり、防犯カメラの設置を駐車場の地主さんにお願いしたりして、ちゃんと証拠をとり、理性的に解決していかなければいけない。魂の世界の事ですが、パンクさせる事を本当にする人というのは、日常生活や人生の中でも暗い出来事が多いのだと思います。結局、その事でなくても別の事で絶対に返ってきているはず。その人の人生を表すよなと思っている事が大事で、その成敗に対して気にするのもおかしい。自分自身の成長だけを考えるのが良い事。“それ相応の罰を受けるのか”というのは、現実的な刑法の方でなんとかしていただきたいなと思います。同じ土俵で戦ってはダメ。事件も色々ありますが、詐欺の場合は、引っかかる事にも問題があるなと私は思うのです。そんなうまい話はないという事も結構ある。また、今の時代は周りに誰が住んでいるか分かっていないなど、コミュニケーションが足りない。数十年前の日本は、玄関の鍵を閉めなくても良かった。変な人が来たら“変な人が来たよ”と教えてくれ、みんながガードマンだった。そういう時代になってしまった事にも問題がある。でも、近所問題は難しいですよね。私も経験がある。数十年前に引越した時、警察を呼ばれたりと嫌がらせがあった。全然うちとは関係のないトラックが停まっていた際“お宅の引越しのトラックではないですか”と、荷片付けをしていた夜中の2時3時に、通報されたのか警察が来た。そういう出来事が何回も続き、私は荒手に出ました。家の前の路地や家の中から“一体どこのうちだ!!”“何度も通報や嫌がらせしやがって!!”“またか!!”と、大きな声で騒いだ。するとピタッと止まりました。ちょっと危ない人が来たかもと思われたのかもしれない(笑)。それからみんなうちを避けて通るようになりました。参考になるかどうか分かりませんが(笑)」


「ネガティブな気分でいっぱいです。私は今、アメリカで大学生をしていてルームメイトはバングラデッシュ人です。私とルームメイトには共通の友達も多く、よくリビングルームでご飯を食べたり仲良くしておりました。しかしスピーカーを使って大音量で音楽を夜中の3時まで流していたり、テロでも起きたのかと思わせる大音量の映画の爆発音で目が覚めたり。料理は好きでも片付けがまったくできなかったりと、不満がたまっています。先日も朝の5時に料理を作り始め、プチパーティーを始めようとしていたので、私がその中の友達の一人に“お願いだから違う場所でやって”と言っても酔っ払ってヘラヘラするのみ。堪忍袋の緒が切れ、部屋の扉をバーンと閉めたら、さすがにヤバイと思ったのか、違う場所に行きました。その次の日にルームメイトをルールを作ろうと言っても“もうしないから”みたいなまったく乗り気ではない態度。それで強く言ってしまい、周りの空気も悪くしてしまい、自分以外の人は大きい音も、家が汚くても気にならないのに、なんで自分だけが気になってしまうのか、なんで自分はうまくやれないんだろう。“家に入る時に靴を脱いで欲しい”と言っただけで態度が悪いと言われ、もう小さい事すべてがストレスです。どうしたらこんな気分から解放されるのでしょうか。周りに悪く思われる事が怖くてしょうがないです」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたの気持ちも分かるけれど“ザ・日本人”という感じがします。海外に出ると、向こうの人は、日本人が気になる事が気にならないんです。それも勉強。文化の違いなのです」


●江原啓之 今夜の格言

「ネガティブは自己憐憫。反省とは違います」
「自己憐憫に発展はありません。未来は切り拓くものです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者メールからのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
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◇ 3月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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