2017/10/29
実りの秋ですね。
「今年の10月は、暑かったり急に肌寒くなったり。風邪を引く方も多いと思いますので、体調管理、しっかりなさってくださいね。秋は良い事もあります。食欲の秋。しかし、私も昔より食べられなくなりました。リスナーのみなさまも、食べられるうちに食べた方がいい。食は細っていくのです。私の場合“食が細った”と言うのは、それは普通になったという事?いや、普通よりちょっと多いかもしれません(笑)。美味しく食べられるのは、健康のうち。体調が悪いと、美味しく食べられないのです」という江原さん。
今日は『食語り』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Fly Me to the Moon / 宇多田ヒカル
◇楽園 / 江原啓之



「先日、実家の稲刈りの手伝いに行ってきました。実家では70代後半の両親が、田んぼを荒らすのが嫌で、お米を作っています。私の小さい頃は、一家総出で田んぼに出て、いなき(稲を干す為に木を組んで作ったもの)を作り、刈って束ねた稲を干したり、彼岸花の咲く畦道でおにぎりを食べたりしていましたが、今は、ほぼ機械です。でもうちは中途半端な広さなので、全部機械化する事もできず、袋をあげたり、おろしたり。かなりの力仕事でした。周りは、稲作をやめて草や木が生えて放置してある田んぼがあり、そこが猪や雀のお宿になっていて荒らされたり、雑草の種が飛んできたりと、以前よりもっと手がかかるようになったと言っていました、それでも、今年もなんとかお米ができました。みなさん、太るとか色々あるかもしれませんが、運動するなり何なりして、とにかく日本のお米をたくさん食べてください。お願いします。畦道に彼岸花が咲き、田んぼの稲穂が風に揺れる景色はとても綺麗でした」というメールをいただきました。

江原さん
「情景が浮かんできますね。今は、ローカーボなどと言われていますが、おっしゃる通りで運動不足なんですよね。昔の人は食べてもたくさん体を動かしていたから、そんなに太らないというのもあったんだと思います。私もお米、大好きです!」


「秋。行楽シーズンですね。そんな中、つい最近“おにぎりは、素手かラップか?”という議論がある事に驚きました。他人が握ったおにぎりに抵抗を示す人が多いとの事。確かに手に傷があったり、バンドエイドをしている場合などは素手はやめて欲しいと思いますが、それ以前に、料理をする時に手を洗わないのでしょうか?洗っていても信用できないという事なのでしょうか?どちらにしましても、最近“日本は大丈夫なのか?”と、不安に思う出来事が多いように感じます。また『おにぎり』で以前から違和感を覚える事があります。誰が訳したのか、外国の人が“おにぎり”を『ライスボール』と言っているのを聞くと、残念でなりません。“おにぎり”は“おむすび”とも言いますよね。“結ぶ”とは、生命の安全や多幸を祈る為だったり、離れているものを繋ぐという意味もあります。なので『ボール』だなんて、なんだか日本語、いや、日本の心の文化を壊された気分になります。そもそも丸くないし…。衛生的な問題はよく分かりますが、せめて、ご自分の家族に作る時には、素手で愛情をにぎって欲しいと思います」というメールをいただきました。

江原さん
「私は、素手がどうこうというわけではなく、ラップ派かな。炊き立てのご飯は熱い。ラップに包んでクルクルと回すと、最初に固まって冷めてくれるんです。それから握る。だから二刀流かな。そうすると、炊き立てのご飯でも大丈夫。これを聴いているお母さん方に“そんなの熱くない!”と、怒られてしまうかもしれませんね(笑)。衛生問題で何かあったら困るから、ラップや手袋という気持ちもよく分かる。そこでスピリチュアルな事を申し上げると、最近は、素手で握った物が食べられないという風潮がある。これは『人間不信』を表している。人に込められたオーラや、一種のエネルギーを受け入れられない。“無味乾燥な方が、受け入れられる。安心できる”という悲しい今の国の状況。そこだけは、何とかして欲しいと思います。また、確かに『ライスボール』はないだろうと思いますよね。『酒』も『SAKE』。日本語のままがいい。日本の『結ぶ』という言葉の変換・翻訳は難しい。英語はシンプルですからね。『MOTTAINAI』と同じで『OMUSUBI』という事で、日本の心をもう少し紹介できたらいいですね。そうすれば“日本って深いな”と思ってくれると思うのです」


「子どもの事で相談です。小学校2年の娘の食事を食べる速さが、遅過ぎて困っています。余裕で1時間を過ぎてしまう事が多々あります。本人も、家で食べる食事も給食も、もっと早く食べたいと悩んでいます。今まで褒めたり注意したり、色々な方法をとってみましたが、一向に速くなりません。残さず食べますが、遅過ぎも問題ですよね。どうしたら、人並みの速度で食べられるようになるのか、お知恵をお貸しください。どんな感じで遅いかというと、一口食べたらボーッとしています(泣)」というメールをいただきました。

江原さん
「想像すると可愛いですね(笑)。今は小学2年生。中学生くらいになると“自分の食べる速さよりも、人と一緒に食べるテンポ”という示し方がいいと思う。食事というのは速ければいいというものでもない。しかし、仕事をすると早食いになる。私は早食いの天才。ちょっとの間でもダダダダダッと食べて、いけないなとも思うのです。けれど、会食をする時には、相手のテンポが心のテンポにつながる。小学生のお子さんには、こんなアドバイスはいかがでしょうか。“食べ物と、ちゃんと会話をしていますか?”と。一口食べてボーッとしていたら“それって、お野菜さんやお米さんに失礼だよね”。お米を食べたら“お米、美味しいよ”と。すると人参さんが“私の事も見て。色んな人が手をかけ、太陽の日を浴びて、あなたにたくさん栄養を与えたいの。と、言っているよ”“みんなを愛してあげましょう”と。そうすればボーッとしなくなるのではないか。残さず食べるのだから、偉いですよね」


「子どものお食い初めについて質問です。江原さんの本で“神社の石や木の枝は、持ち帰ってはいけない”と書かれていたのですが、お食い初めで用意する歯固めの石は“お宮参りの神社の石が好ましい”と、育児書には書かれており、少し混乱しております。アドバイスくださると、とても助かります」というメールをいただきました。

江原さん
「私はやはり、好ましくないと思います。昔の作法としてはあると思う。昔は氏神様と氏子さん(そこに住んでいる人々)との間には、密接な関わりがあり、一体化していた。今は、あっちこっちに行く。そういう意味で、不義理になり易い。“地域で育むという”という地域であれば、まだいいと思うけれど、私は、今の時代では少し違うかなと思うし、無責任になってしまうのではないかなと心配します。何事も、食べるという事は色んな意味で、それだけ責任があるという事。“食べる事”これからも大切にしていきたいと思います」


●10月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
10月生まれのみなさんは、人生の憂いを知る寄り添い人。
人々と癒し癒されの調和を楽しんで生きてください。

※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●11月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
11月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言

「医食同源、食べる意欲は健康を顕します」
「美味しく食べて、実りの人生を目指しましょう」

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