2018/1/14
1月8日は成人式でしたね。
「若い方達からもメールをたくさん送っていただき、本当に有難いですね」という江原さん。
今日は「19歳・20歳の悩める若者のメール」をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Isn't She Lovely / スティーヴィー・ワンダー
◇誰かのために / 江原啓之



「僕は大学で野球をやっています。僕の大学はとても強くて、レギュラーになるのがすごく難しいです。僕はレギュラーになれそうなところで、いつも怪我をしたり、チャンスの時に調子が悪くなったりします。なんでこんなにも運が悪いというか、チャンスを掴みとる時に、邪魔が入ってしまうのでしょうか。どうしてもチャンスを掴みたいので、アドバイスをください」というメールをいただきました。

江原さん
「イメージが足りない。“根拠なき確信”というのが絶対に大事。自分が必ず活躍するイメージを常に抱くこと。スポーツ選手も常にイメージトレーニングをしているんです。マラソン選手ならゴールするイメージをする。悪いイメージを持ってはいけない。私も歌などの舞台に立つ時は、成功するイメージをすごく持つんです。そうすると、やっぱりそうなるし、ちょっとでも“ダメだな”と思うとダメになる。イメトレが大事。集中力が足りない。あなたのラジオネームは“中途半端野郎”さんですが、中途半端なのは、集中力・イメージ力が中途半端だから。あなたの運が中途半端なのではないのです。それができるようになれば、人生に無駄はない。今度は人にそれを伝えられたり、これから社会に出て、役に立てるときがきっと来るはずです。素晴らしいことです。頑張ってね」


「僕は今、悩んでいます。大学一年生なのですが、今の学校をやめて、働いてお金を貯め、それから違う大学に入り直すか、今の学校を卒業するかです。僕はこれまでずっと孤独でした。でも、今の学校に入り、友達ができ、先生も良い人達で楽しいです。これからさらに青春していきたいです。でも、僕はこれまでにものすごい辛い経験、挫折を経て、夢をあきらめて今の学校にきました。やっぱり本当に行きたい大学に行きたいと思ってきました。せっかくできた友達を手放し、また孤独になるかもしれないのは、とても不安です」というメールをいただきました。

江原さん
「ケースバイケースだと思うんです。最後は、あなたが決めること。あくまでも私の個人的な考えですが、進路が変わるのは悪いことではない。その分の努力があればいいだけ。その覚悟ができているかということなのです。私は、自分の責任主体なら、学校には2つでも3つでも行ったらいいと思うんです。一度辞めて、働いてお金を貯めてとなると、時間がどんどんずれていく。若い時間を取り戻すのは大変。もし、私の息子であれば、とりあえず学校に行って卒業して、それから働いて復学したり、プラスアルファを学べばいいと言うと思う。大学ならば編入もあるし、独学で勉強すれば院にも入れたりもする。とりあえず貫いて卒業して、お金が必要なら働いて貯めて、もう一度行く。ずっと学んだっていいと思うんです。私も学校マニアのようにあちこち行った。それに、学校生活も大事。学生は勉強ばかりがすべてではなく、恋愛をしてみたり、人間関係などで力を養うというすごく有難い時間。辞めて働いてとなると、その間にまた悔やむことがあるといけない。まずは卒業をして、別に遅い学生でもいい。人生に無駄はない。もし、あなたがどんな苦労をしてでも“今、変わりたい”“お金を貯めてでも行きたい”というのであれば、それも間違いではないと思う。自分の経験と感動として、悔いがないように生きる。それだけだと思います。私は30歳になっても学校に行っていた。自己責任・責任主体であれば、どれだけ勉強したっていいんです。頑張ろう!」


「私は自分の性格に少し困っています。おそらく“いい人”になろうとし過ぎてしまっています。決して、見返りを求めているわけではありません。見返りがなくとも、相手に嬉しいことや楽しいこと、幸せなことが降りかかるといいなぁと思っています。もちろん、相手が嫌と思うこと、求められていないことはしません。でも、求めていることに関しては気前よく力になったり、手を貸したり、相手の力になりたい!と思っていますし、そのことに関して、少し尽くし過ぎてしまいます。追われる女になりたくて、相手に余裕を見せたいのですが、相手に尽くすことが好きなので、止められません。やめることが良いことなのかもよく分かりません。自分の意見をしっかり持って、流されないようになりたいのですが、気付くと、相手の意見にも賛同している自分がいて、自分が見えなくなってしまいます。“自分が本当にしたいことってなんだろう”って考えた時、周りの人に流されやすいです。“喝”ぜひ入れてください」というメールをいただきました。

江原さん
「『大我と小我』という言葉がある。“大我”は相手を愛すること。この“愛す”は、相手に対し、全許容になるということではない。“小我”は自分だけを愛する心。エゴ。“大我”の為ならば、何でも尽くしていいと思う。しかし“大我”は、全許容ではないので、相手が間違っていると思うことに関しては、絶対に“ノー”と言う。分かりやすくお金の貸し借りで表現しますが、相手に“お金を貸してくれ”と言われた時に、貸すか貸さないかの判断は、大我が小我か。多くの人は、お金を貸して戻ってこなくてモンモンとする。それはどうしてかというと“小我”でお金を貸したから。貸さなければ“嫌われたらどうしよう”“友達を失くすかもしれない”と、自分の為に貸しているから。昔の人は、人にお金を貸す時には“あげたと思いなさい”と言っていた。“この人、本当に困っているし、貸す価値があるな”と思ったら、貸す。そうでなければ逆に“貸せない”というのも“大我”“愛”だったりする。“愛”だから、教育・子育てと一緒で“嫌われてもいいから、あなたにとって必要なことを言う。みんなが言わないから私は言う”これも大我の愛なのです。恋愛でも“好きなのに、告白できません”というのは、自分が可愛いから。相手を愛するということは、悪いことではない。“あなたのことが好きです”というのは、とても良いこと。そこで想いが叶わず、相手が“ごめんね”となった場合には、そこで泣き崩れるよりも、相手を愛しているのであれば“そっか。残念だった”と思うこと。告白できない人は、相手を愛するよりも、自分の方が可愛いということになってしまう。“大我・小我”を理解して、立派な大人になってくださいね」


「最近、自分の性格について気になるようになりました。私は中学1年生の頃は幼くて、ヤンチャな部分が多く、周りからは怖いと思われていたのではないかと思います。しかし、中学校2年生になってからは、友達の影響もあって、かなり性格が丸くなってきました。大学生、就職となっていった時に、昔と今の性格が違う人は、どう思われるのでしょうか?やはり、性格が変わっても、昔の悪かった印象だけが残っていってしまうのでしょうか。噂として広まっていってしまうのが怖いです」というメールをいただきました。

江原さん
「過去のことは、笑い話になる。どんなことも、今の方が重要。だから、あまり気にしなくてもいいんじゃないかな。今の自分に、ちゃんと胸を張って生きられるようにするべきではないかと思います」


●江原啓之 今夜の格言

「未来はあなたのものです。楽しく道を拓いてください」
「未来が微笑んであなたを待っている。おめでとう」

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