2018/4/15
みなさま、新生活にもだいぶ慣れてきた時期ではないでしょうか。
「以前の放送で“時には演じることも必要。演じることで、物事がうまく進むこともある”という話しから、“演じるさん”のメールを募ったところ、たくさんのメールをいただきました」という江原さん。
今日は新コーナー「演じるさん」のメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Mirrors / ジャスティン・ティンバーレイク
◇夢の人 / 江原啓之



「主人とケンカをした時のこと。ムカムカしていた私だったのですが、ふと見た雑誌で“男はラムちゃんと峰不二子が好き”と書いてあったので“峰不二子か〜。でも、そこまでのナイスバディでもないし…、じゃ!とりあえずラムちゃんでいってみよう!”と思い、早速実践してみました。まず、主人が仕事から帰ってきた時、玄関までサッとお出迎えし“おかえりだっちゃ!今日はごめんっちゃよ!”と言ってみました。すると“…え?なんだよ、お前!気持ち悪いな!”と言いながらも、その後ろ姿は、まんざらでもない様子。ですので続けて“今日はダーリンの大好物の豚の角煮だっちゃ!たくさん食べるっちゃよ!”とやってみました。主人は無言でしたが、チラ見したその横顔は、口だけが笑っていました。“ラムちゃんってスゴイ!”と思った私は、その後も“ねぇ、ダーリン!”とばかりに“〜だっちゃ!”“〜だっちゃ!”とやってみました。やはり主人の反応はすべて!まんざらでもない様子でした。そして次の日。“昨日はごめんな”と、ケーキを買ってきてくれたのです!演じるさんってスゴイ!やめられません!」というメールをいただきました。

江原さん
「これは、怖かったんじゃないかな(笑)!嬉しいと思ったのか、ヤバイ!と思ったのか。旦那さんも、とにかくやめてくれ!と思ったのかもしれないが、明るい嫌がらせでいいですよね(笑)。これは素晴らしい!良いと思います!さすがです!」


「日雇いのアルバイトをしているのですが、今日は急に来られなくなった方の代わりで、一日働いてきました。急な人員変更だった為、仕事の相手方には、元々仕事に入るはずだった方の名前で連絡していたので“今日はその名前で働いて欲しい”と、派遣元の会社から言われていました。言われた通り“田中”となって働きましたが、どうもいつものように仕事ができませんでした。仕事は働きぶりを評価される場です。“田中”を演じて、一生懸命仕事をすればいいと分かっていても、上手くいきません。“田中”と呼ばれると虚しいような、何か自分の大事なものが握りつぶされるような気がして、一日中不快で、集中しきることができませんでした、私は趣味で劇もやるので、そこでも演技をします。自ら演技することを選び、役を理解・解釈して表現するのは経験があります。なので、今日の様に思いがけず、他人の名を名乗り、嫌な気持ちになるなんて、想像していませんでした。そこで思ったのが、自分にとって名前というのは、とても大切な個性だということ。それをいきなり他人から“別の名前にしろ”と強制されたから、一日中嫌な思いになったのかなと思います。名前を変えられても演じ切ることができる、気にせず自分の力を発揮できるのが“社会人”なのでしょうか。だとしたら、もっと頑張ります」というメールをいただきました。

江原さん
「なるほど。でも私は理解が違うと思うな。あなたは“演じる”ことが嫌だったのではなく、嘘を付くのが嫌だったんじゃないかな。でも、私だったら“田中”を演じて楽しんでしまう。時々、サングラスやメガネをかけると、普段言えないことが言えてしまったりするんです。覆面レスラーも覆面を被ったら、どんなヒール役でもできるような気がする。あなたは、嘘を付いたのが嫌だったのでしょうね。嫌な気持ちを祓っておきましょう(鈴)!」


「私は家ではぐうたらで、水一杯つぐにも“おかあさーん”と、母を使う怠け者です。喋りたい時に喋り、また今度は水を打ったように黙り、わがまま放題、好き放題にしています。しかし、会社となると“人前!”というスイッチが入り、率先して動き、人の仕事を文句も言わず引き受け、いつも機嫌よく、人に優しく、ユーモアがあり、見事な外面で戦地を切り抜けています!おかげで、多少物忘れやケアレスミスが多くても、特別指摘されることもありません。年長者の方に可愛がられ、快適な職場です(笑)」というメールをいただきました。

江原さん
「悦に入ってしまって気を付けないと、思わぬ落とし穴があるかもしれない。日々の習慣って怖いんです。ちょっとした時に出てしまう。以前、知人から聞いた話ですが、某女優さんは、いつも家ではテーブルの椅子を元に戻す時に、足で引いてしまったりするらしいんです。それがドラマ中に出てしまったんだとか。日常からやれていないと、ボロが出てしまう。でも、会社でスイッチを入れるのは大事なこと。今日の冒頭の言葉のように“演じることには、思いやりが必要”なのです」


「10年前のこと。当時、某超人気韓流ドラマに憧れて、長かった茶髪をボブにして黒く染めました。今でも美容師さんに“清純派にしてください”と、言ったことを覚えています。それが案外しっくりきており、気持ちもしおらしくなり、ドラマの世界観にひたっていました。それから何と生まれて初めてモテ期がきたのです!男性から告白されたり、デートに誘われたり、さらには職場の女性の先輩から、軽くですが、やっかまれるようになりました。しかし、それまでモテない人生を歩んできた私は“これがモテるということなのか!”と、感激しました。これぞ、夢にまで見た悲劇のヒロインです!女友達からは“薄幸な感じだよね”、異性からは“儚い感じだよね”と言われるようになり、こうなったら誰にも止められません。ヒロインな自分に酔っていました。今は結婚して気持ちが落ち着き、老若男女、人としてモテたらいいなと思います。そのコツ、気持ちの方向性があればアドバイスをお願いします。でもきっと、その下心がダメで、深い動機が必要なのかなとも思ったりしています」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたは、分かっている。でも、見かけって重要ですよね。“清純派にしてください”と言ったのも正解だし、しっくりきたのは、あなたが本当は清純な人だからだと思うんです。ないものを作っても、ちょっとバレやすいんじゃないかなと思うのです」


●あなたが感動した言葉―――
美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさい by オードリー・ヘップバーン
番組ではみなさんが感銘を受けた言葉を紹介しています。

「もしあなたの仲間が10人しかいなくて、
 対するものが大きく巨大で1000人にも見えても、
 あなたのやっていることがいのちに沿ったこと、
 いのちが喜ぶことであれば、
 なくなった人達がついていてくれるから、
 どうか恐れないで続けてください。
 仲間が少なくて不安になったら
 僕たちのことを思い出してほしい。
 僕たちはとても小さかった。
 あの巨大な軍を撤退させることは、奇跡だと笑われた戦いでした。
 でも最後には軍は撤退した。
 それは現実に起きたことだから、
 どうか信じて進んでください」
(えつさんが多くの日本人の心の後押しになると感じた、東ティモールのドキュメンタリー映画の出演者アレックスの311後の日本へのメッセージ)


●江原啓之 今夜の格言
「演じることには、深い思いやりが必要です」
「嘘も方便と同様に、そこに大我の愛が必要です」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ あなたの“違うだろぉ〜!!”と思ったエピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 4月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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