2018/12/2
今年も残り一ヶ月となりましたね。
「人を褒めたり叱ったりすることは、とても難しいこと。あまり褒め過ぎると嫌味のようになってしまう。塩梅が大変ですね」という江原さん。
今日は『褒める・叱る・愚痴る』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Killer Queen / クイーン
◇風 / 江原啓之



「私は2年前から先生として働いています。最近、私が担任をしている学級がうまくいっていないことで悩んでいます。授業中に“あー、つまんねぇ。〇〇先生の授業の方がよっぽどいい”などと言う子がいます。また、授業中におしゃべりをする子がいて注意をしても、まともに指導が通りません。そういった子どもたちは学級の中の5名ほどなのですが、毎日のように否定的な言葉を浴びせられ、疲れてしまいました。自分は教師に向いていないのではないか、私が担任したことで、学級の子ども達はかわいそうなのではないかと、ネガティブに考えるようになってしまいました。毎日22時過ぎまで、子どもが楽しめるような授業を考えたり、生徒指導の対応をしたりしています。社会は報われる事の方が少ないのはわかっていますが、こんなに頑張っていても、学級が荒れる一方で、体も心も疲れてしまいました。“子どもの心に寄り添いたい”という、教員を始めた頃の気持ちも無くなってきてしまいました。いろいろな実践を探してみたり、本を読んで勉強したりしていますが、心がつらく、沈んでいくばかりです。江原さんに聞いてみたいです。子どもの心をつかめるような教師になるにはどうしたらいいと思いますか。少しでもアドバイスをいただけると嬉しいです」というメールをいただきました。

江原さん
「ある意味で生真面目な先生なのでしょうね。だから余裕がなさ過ぎる。自分自身ばかりを見てしまっていて、相手を見ていない。先日、上演した『夕鶴』の子ども達ともそうですが、私はコミュニケーションを取るんです。一緒にいて、相手の楽しみたいところを突く。東京公演の子たちの中にヤンチャな男の子が一人いて、最後に“与ひょうどんよぉ〜”と揺する時に、彼は私のお尻を触っていたりした(笑)。あなたのメールの中で、一番思ったり、口に出してはいけない言葉があるんです。それは“自分は教師に向いていないのではないか”という言葉。お母さんたちもそうですが“私ってお母さんとして向いていないのではないか”と言われた時、子どもはどういうショックを受けるか。生真面目に何でも一生懸命にやっていると思いますが、あなたに欠けるのは“相手の心を読むこと”。また“○○先生の授業の方がよっぽどいい”“あー、つまんねぇ”というのは“構って”ということ。何で構ってあげないのか。もうひとつ、あなたに足りないのは“切り替えし”。吉本新喜劇をいっぱい見たらいい。“つまんねぇ”と言われたら“つまみもんじゃねぇ”などと色んな切り返しがあると思う(笑)。こういう子は、多分、家庭の中で対話がないんです。愛に飢えている。だからそういうことを言って構って欲しい。構って欲しいのに、楽しい授業を心がけるというのは、素晴らしいのだけれど、ちょっと的を外している。自分目線。これからあなたがみんなの心をつかむには“切り替えし”。相手のことを聞く。聞いて返す。今時はPTAもうるさいかもしれないが“よくも言ったなぁ〜(笑)!”などと、普段、生真面目な先生が突然やると凄味があると思うんですよね。もう少し柔軟に、先生も楽しむことが大事なのではないかなと思うのです。すべては映し出し。“教員を始めた頃の気持ちも無くなってきてしまいました”とあるが、こういうところで試されているのです。これを乗り越えたら良い先生になると思うな。頑張って欲しい。今がちょうど乗り越え時かな。頑張れ〜!」


「息子の学校のことを聞いていただきたくメールしました。3年生の息子の担任の先生は、新任なのですが、学生の時からボランティアとして、学校に来ている馴染みのある先生です。朝の始まりのときに、一人の生徒を前に立たせ、クラス全員でその子のいいところ、頑張っているところを5分間、言葉をかける褒めシャワーをするのです。これを始めて見たときは、感動しました。『成長ノート』というノートには、クラスのいいところ、クラスメイトのいいところをたくさん書いたり、自分が成長したなと思うことをどんどん書いています。褒めシャワーをされている子どもは少し照れくさい顔もしますが、最後にみんなに対してお礼、感想を述べます。こんな素晴らしい先生に出会えた私たち親子は本当に幸せです。たくさん病気を持っている息子で、安静にしていなきゃいけない時でも“学校に行きたい!!お母さん!しんどいから送ってほしい!でも、休みたくない!学校に行きたい!”と。体は、なかなかついてはいっていませんが、心はとっても健康だな!輝いているなと思う日々です」というメールをいただきました。

江原さん
「いいですね!不幸の数を数えるよりも、幸せの数を数えるというのと似ていて、素晴らしいことですね。うちもスタッフに毎日やろうかな。褒めシャワー。でも、急に豹変しては良くないですね(笑)。日々、徐々にやらないといけませんね」


「私のメンタルの弱さについての相談です。この間、バイトで初めてお叱りらしいお叱りを受け、泣き出しそうになってしまいました。決して責め立てられたり、怒鳴られたりした訳ではないのに、私の絹ごし豆腐のようなメンタルは、条件反射で涙が出てきてしまいます。“こんな些細なことで涙を見せてしまうのは情けない”“先輩もわざわざ憎まれ役を買って言ってくれているのに、ここで私が泣いたら先輩が悪者みたいじゃないか”そう思って必死で耐えました。私は昔からメンタルがめっぽう弱いのです。周りの話を聞くと、私が簡単に落ち込んだり、泣いたりしてしまうようなことも、みんなはいちいち気にしたりせず、せっせとバイトや部活に努めています。“みんなは凄いよなぁ”と思うと同時に“こんな幼稚園児レベルのメンタルでは社会でやっていけない”と焦っています。末っ子の私を可愛い可愛いと育ててくれた両親には言い尽くせないほどの感謝がありますが、もう少し、叱られる機会があれば少しは耐性が付いていたのかな〜。…いや!責任転換は駄目ですね!親や友人からもらった愛を胸に、社会を立派に渡り歩いていけるような人になります!アドバイスやお叱りの言葉があれば是非お願いしたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたは16歳!立派だと思います。焦らない、焦らない。“面の皮が厚くなる”というけれど、赤ちゃんの肌と大人の肌は違う。“涙があふれる”というのは、それだけ感性があるということ。そして、その奥にある優しい思い遣りは、必ず相手に伝わる。“先輩がせっかく言ってくれているのに、悪者にしてしまう”なんて。絹ごし豆腐のような感性を大切にしていただきたいなと思います」


「私は結婚20年目になります。私たち夫婦の会話は、ほとんどが愚痴です。あーだこーだとお互いの仕事の不満などを言い合い、盛り上がるのですが、いつも他人のことを批判していて進歩のない会話に我ながら嫌だな、と思うのです。自分も同じようなことを言いながら、愚痴を言っている旦那さんの姿を見ると、ゲンナリします。旦那さんに対して腹が立ってきます。なので、そういう話はやめよう!と思ったら、とても会話が減ってしまいました。私も言いたいんです。だから“私もその人と同じなんだけどさ…”とか言い訳しながら愚痴るという。結局同じやんけ!言い訳している分だけタチが悪いわ!と心の中で一人突っ込みしたり、たいへん疲れます。もういい歳なのですが、もう少し大人になる為のアドバイスをお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「儀式がいい!愚痴がなくなったら会話がなくなるわけですよね(笑)。愚痴を言う。そして最後に合掌して“申し訳ありませんでした”と、夫婦でやる。そうすると、なんとなく気持ちが軽やかになるし、罪悪感もなくなる。成仏できますからね。私の周りでも愚痴だらけの人がいますが、愚痴を言う人には不幸なことがどんどん重なるんです。負のスパイラル。やはり引き寄せるのですね。その人に“愚痴はダメですよ”と言うのですが“分かってるんだけどさぁ”と言いながら、ずっと愚痴を言っている。だから、懲りるまで待つしかないなと思っています(笑)。また愚痴は、笑えるうちはいいんです。けれどいつも愚痴だとアガサ・クリスティになる。『そして誰もいなくなった』(笑)。だから最後に“なんちゃって”と“合掌”。やはり“笑い”が大事。そしてお祓い鈴もいいと思います」


●江原啓之 今夜の格言
「そこに愛が宿っていたら、とても大切な宝です」
「利他愛の視点があれば、愛が満ちるのです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 12月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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