2019/2/3
乾燥が気になる季節ですね。
「『ネガティヴ特集』みなさんお好きですよね。やはり客観的に見えるからでしょうか。人のネガティヴを聞いて、学びたいということなのでしょうね」という江原さん。
今日は『ネガティヴ特集』をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Rolling in the deep / アデル
◇心はひとつ / 江原啓之



「ネガティヴ…というか、愚痴を聞いてほしくてメールします。江原さんの『スピリチュアル子育て』(王様文庫)という本で“両親2人で子どもを叱るのは良くない”と書かれていた部分で、ふと義母に言われた言葉を思い出しました。“どちらかが叱っている時は、片方は口を出さない。私達はそうしてきた。あの子(夫)も理解している”と。言っていることは正論なのですが“夫も理解している”の部分が納得できません。その場にいるとちょいちょい口を出すからです。口を出さない時は、その場にいない時ぐらいでしょうか。一度“私が怒っているんだから黙って!”と言ったぐらいです。そして何より、夫の叱り方は子どもの存在否定、ただの暴言にしか聞こえないのです。ですから、私の判断で良くないと思ったことは口を出しますし、言い方は悪いけど正論だと思ったことは黙っています。そんなわけで、義母の“私達は立派な子育てをしてきた。あなたはまだまだ未熟”と言わんばかりの発言には、首を傾げるばかりです。夫はこれまでも借金問題、対人問題など色々やらかしてきた人で、子どもたちにはそういう人間になってほしくないので、日々、子どもたちと向き合いながら笑顔で、時に厳しく接するよう心がけています」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたが言いたいのは、義母に対してなのでしょうね。『スピリチュアル子育て』ということで、子育ての話にもっていっていますが、子育ては関係ない。“子育て”というアイテムを使うことで表現をしているだけで、要は“義母が憎らしい”ということ。まずは整理整頓をしなくては。“どちらかが叱っている時は、片方は口を出さない”、これは正論。ピッチャーとキャッチャーがいないとダメ。連携プレイ。“夫がちょいちょい口を出す”“あなたは黙って!”と言っていることが、まずダメ。普通は二人で“こういうふうに叱ったりしようね”という連携がなければいけない。子どもも“この親はなんなんだ”と思ってしまい、言うことをきくわけがない。子どもを叱る時は必ず“私が言う時にはあなたが、あなたが言う時には私が受け身になろうね”という仲良しさがなければ。“どちらかが叱っている時に、どちらかが受け身で…”と、形だけでしてみてもダメ。心がないと。どんな義母さんであれ、正論に関しては、絶対にそれが正論だと受けなければ。旦那さんに対しては“義母さんがそう言っていたけれど、私もそう思うよ”と言ってあげればいい。義母さんには“夫が色んなことをやらかしてきた”ということを言えばいい。みんなお互い様。夫もダメかもしれないけれど、あなただって変わらない。“どんぐりの背比べ”が、一番ネガティヴだと思う。あなたはまず“夫婦”というところを固めないと。夫に対する愚痴もこのメールに宿っている。夫婦をまずやっていきたいのかどうか。やっていきたいのであれば、仲良くちゃんと打合せをする。子どもを育みたいのであれば、ちゃんと夫と連携ができなければダメ。夫婦の問題が“義母さん”という生みの親にいってしまったのでしょうね。けれど根本は夫婦の問題。それを子育てに飛び火しないでくださいね」


「ネガティヴな便りです。私は、もうすぐ結婚5年目。夫に、無関心になってきています。結婚当初は、ケンカなどもしましたが、今は言い争いですら、年に数回。キャンプが好きな夫は、たまに週末泊まりで外出しますが“ふーん、行ってらっしゃい”と思うだけ。こんなことを言いたくないですが、今、夫が死んでしまったら、悲しいという感情よりも“あらら。私が代わりに働かないとね”という冷めた気持ちになると思います。分析してみると、私は誰と結婚しても、徐々に無関心になるようです。今は自覚があるので、こうして直そうと投稿する自分がいますが、おそらく数年後、自覚すら無くなると思います。冷たい心を持っているな、と、つくづく思います」というメールをいただきました。

江原さん
「直そうとしていない(笑)。夫も悪いのでしょうが、あなたが“結婚に何を求めていたのか”でしょうね。女性たちにはっきり言っておきます。“男ってくだらないもの”だと思っていた方がいい。結婚している多くの人は、実権は奥さんが握っている。旦那は限りあるテリトリーの中で、無駄足のように遊んでいるから、よく見えるのでしょうね。池にカエルや鯉、金魚などが泳いでいますが、私は世の中の夫に見えるんです。そしてある時“エサ、やろうか?”なんて言われてエサをもらい、時々釣り上げられて“フン…”なんて投げられたり…(笑)。けれどここにも“演じるさん”が必要。夫婦円満な家というのは“演じる”上手なんだと思う。心がなくても立てるのが上手なんです。私は、あなたは無関心ではないと思う。無関心であればメールを書いてこない。あなたはご主人を愛している。なのに、旦那が無感動になってしまっていて、一種の倦怠期なのでしょうね。奥さんの側も、今までいくつも傷ついてきているのかもしれない。けれどこのまま生きていってもつまらない。もう一度“演じて”みてはいかがでしょうか。男の方が単純だから、男をその気にさせるのは、女性の方が得意でできると思うんです。究極を言うとこれだけ。得か損か。冷ややかでいった方が得なのであればそれでいい。楽しくやった方がいいのであれば、本当にそれを望んでいるのであれば、ちょっとトライをしてみるのもいいと思います」


「ネガティヴなメールで失礼致します。ずっと昔から想いを寄せていた方と、実は相思相愛であったことに気づき、とても感激し、嬉しい気持ちに舞い上がってしまいました。しかし、相手がとても美形なことに気後れしてしまい、周りに内緒で整形をしてしまいました。が、結果、思うようにならず失敗に…。その後1年ほどとても落ち込み、自信をなくし、せっかく通じ合っていた想い人ともうまく交流できないでいます。今思うと、容姿を気にしすぎて、強迫観念のようになっていました。なぜ私はこのようにネガティヴな思いに囚われてうまく人生を進めないのでしょうか。自己分析と理性で進んでいる毎日です。
江原さんに悩みを丸投げしてしまって申し訳ないのですが、何か優しい言葉を(叱責でもなんでもいいです)いただけたら嬉しいです」というメールをいただきました。

江原さん
「的確にこのメールの中に表れている。あなたの問題点は、整形の失敗や落ち込みではない。自尊心、プライドなのでしょうね。本当のプライドというのは、親や色んな人に愛してもらった愛情を守ること。けれどあなたのプライドは“負けたくない”“自分の弱みは見せたくない”という防御が強い。だから気後れしてしまって整形をして、それを失敗というけれど、“完璧でないと…”と、何をしても失敗と思うのではないか。物事というのは力の入れよう。すごく簡単なのは“殻を破って、謙虚になってしまえ”ということ。なぜこんなに苦しむのかというと、鎧をはずせないから。いつも戦ってしまって、何と戦っているのかもわからず、これでは誰と付き合っても本音を言えない。これではあなたもキツいよね。せっかく相思相愛だというのであれば、良い自分、ダメな自分、強い自分、弱い自分、すべて含めて可愛いと思えるような在り方でなければいけないのではないかな。そこを少し変えたら、あなたはすごく可愛い人だと思います」


●江原啓之 今夜の格言
「ネガティヴはポジティヴの裏返しなのです」
「周りを見渡せば教材ばかりです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティヴなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 2月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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