2019/5/26
5月ももう終わりですね。
「ほとんどの方が“子育ては難しい”と感じていると思いますが、難しくて当然なんです。魂は別ですからね。家族は“学校”、ご先祖は“OB・OG”。だから子育ては何かというと“人間関係”。職場や学校と同じなんです。この世で一番難しいのは“人間関係”。みんな“仕事の悩み”などと言いますが、仕事ではない“人間関係”。親子も“人間関係”なのです」という江原さん。
今日は『子ども』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Say My Name / デスティニーズ・チャイルド
◇モズのために / 江原啓之



「中2、小6反抗期真っ只中の男子2人のシングルマザーです。上の子は不登校ではありますが、落ち着いてきていて、笑顔で会話したり、朝は2人で散歩に行けたりしています。ただ、昼間はずっとゲームをやっているのですが、オンラインで仲間と話しているその会話が聞いていて悲しくなります。ゲーム上で嫌がらせする相手をすごい言葉で罵ったり、どうやって殺すか仲間と楽しそうに相談したり、悪口言ったり…。上の子は、大変大人しく人前でベラベラ話すことが苦手で、学校ではほとんど1人…という子だったので、オンライン上で、学校の同級生と遠慮なく会話しているのを見ていると、彼には今はゲームの世界が自信をもって過ごせる居場所なのかなぁ?と思う反面、言っている事がワガママで、傲慢で聞いているとヒヤヒヤしてしまいます。これも私の育て方が悪かったのかと思うのですが、彼がゲーム以外の世界で居場所を見つけられるように願うのと、この言葉使いはどうしたら良いのか?と思って、お便りさせていただきました」というメールをいただきました。

江原さん
「ゲームの世界にはまっている子、多いですね。“これも私の育て方が悪かったのかと思うのですが”という気持ちは分かるけれど、オギャーと生まれた時から性格・個性はある。“その個性をどういうふうに伸ばしていったらいいのか”ということだから、責任はあるといえばあるけれど、それはまず置いておいた方がいい。それにどこの家でもお母さんは、息子が可愛いもの。この文面の中に“溺愛”が見える。中2のお子さんに対して“居場所だから”などと考えるのはまだ早い。選択は本人がすること。自己責任ですからね。けれど、善いことと悪いことだけは言っておかなければならない。言っておいて、それでも息子がやるということは、分かっていてやっていること。必ず自分で自分を見つめることはできるはず。そこは信じてあげる。けれど、おかしいことはおかしいと言わないといけない。大人が“お前はおかしい”“ダメなものはダメ”と言っておかないと、自分を見つめないと思うんです。私は不登校でもいいと言っていますが、その代わり規則正しい生活と、家でちゃんと勉強しなければいけない。不登校で遊んでいる子はいっぱいいるが、遊ばせる親がいけない。一日中遊ばせるのではなく、普通に学校に行っている時と同じで“この時間から遊んでください”とする。規律は正していかないと。教育は大事ですからね。“いけないものはいけない”と、ハッキリ言ってくださいね。言い返されたとしても、心に留まっていればいいということなのです」


「最近感動したことがあります。娘が今年から保育園に入園し、今、ならし保育中です。他にも11人の子が、ならし保育の最中で、朝はもうカオス状態です。“ママぁー!!!”と皆、泣き叫んでいます。ですがそんな中、もう預けられることに慣れている“持ち上がり組”の子達が、泣いて母から離れない子のところに行って、その子の頭を皆でよしよしと撫でるのです。それを見た時、な、な、なんて優しい子達なのだろうとひどく感動しました。また私が娘を迎えに行った時も、娘の使い終わったタオルを、ある子が持ってきてくれたのです。これは本来、私が回収しなければならないのですが、その子は私を見て、すぐに取ってきてくれたのです。なんだか毎日お友達が、娘だけでなく、私にも優しくしてくれるので、朝から癒されています。この子どもが持つ、優しく純粋で綺麗な心を無くさずに育んでいきたいです。たくさんの愛情を注ぐのはもちろんだと思いますが、他に何か心がけた方が良いこと、あるいは気をつけることなどありますか?子育ての大先輩の意見をお聞かせください」というメールをいただきました。

江原さん
「持ちあがり組の子は、先生に憧れるということもある。ここの保育園は良い先生なのですね。そのことがまず見える。そして何をしたらいいのか。それは単純。“ありがとう”という言葉。“なんでそこまでしてくれるの?ありがとう!嬉しい!!”と言うのが大事。自分がしたことを相手が喜んでくれる。これが大人になっても生きるんです。とにもかくにも“ありがとう”を連発して欲しい。そして笑顔。また“保母さんが素晴らしい”ということを思い出して欲しいです」


「私には3人子どもがいましたが、去年の11月に3歳の息子を事故で亡くしました。息子は保育園に通っていたので、友達もいました。息子が亡くなった後、息子の友達とママとたまにバッタリ会う時があるのですが、息子の友達が“どこにいるの?どこに行ったの?”と息子のことを私に聞いてきます。今まで、何人かの息子の友達に聞かれましたが、みんな保育園に来なくなったことをなぜだろうと思っているようです。その時、私は正直、なんて言ってあげたらいいのか困ってしまい、“お星様になったんだよ”と言っています。江原さん、3歳の子になんて教えてあげればいいか、アドバイスよろしくお願いします」というメールをいただきました。

江原さん
「切ないですね。こういう時に“お星様になったんだよ”と言うのもいいけれど、もう少し変化するといいと思うんです。お星様だと言うと、彼が彼でなくなってしまった気がする。だから“お星様にいるんだよ”と言って“そこでまったく変わりなく、あなたのことも忘れないから、だからこの子のこともあなた忘れないでね。いつか必ず会うよ”と言ってあげたらいいのではないかなと思うのです。私も小さい頃“お星様になったんだよ”などと言われると“異質なものになっちゃったの?”とイメージがあった。“お星様に行ったんだよ”と言うと“あそこにいるんだ”と、そのままの彼がそこにいて見てくれているんだと感じるのではないか。お母さんにしては悲しいと思うけれど、彼はまた別のところで生きているから、いつかまたお母さんがこの世の天命を全うした時には会うことになるので、それを忘れないでくださいね」



●5月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
5月生まれのみなさんは、涙を拭うひと。
ひとの悲しみに寄り添うことで、愛が満ちます。

※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●6月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
6月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


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スキンケアや化粧で気を付けている事や、
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城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「親として生まれた人はいません。親は役柄なのですから」
「子育てが難しいのは当然です。人間関係なのですから」

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