2019/8/11
お盆の時期ですね。
お墓参りや里帰りをされている方も多いのではないでしょうか。
「お盆にお墓参りをされる方も多いと思いますが、その日でなければいけないというわけでもない。様々な風習もありますが、気持ちの問題ですからね。春や秋の交通安全運動と同じ。本当はいつも供養を考えなければいけないけれど、この時期にキャンペーンをしておきましょうということなのです」という江原さん。
今日は『不思議な体験』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Lucy In The Sky With Diamonds / エルトン・ジョン
◇とねりこの木 / 江原啓之



「江原さんにお聞きしたいことがあります。狐にまつわるお話です。私の父は、山奥にポツンとある一軒家で育ちましたが、子どもの頃、狐に化かされたという話を聞かされたことがあります。父が遊んだ帰りに1人、山を歩いていると、祖母と全く同じ格好の頬被りした人が、山の方へ歩いていく後ろ姿を見掛け“あれは確かにお袋だ”と、思ったそうです。もう夕方なのに家と違う方向に歩いていくのが不思議で、後ろから何度も“お袋〜!お袋〜!”と呼び止めますが、振り向かずどんどん先を進んで行きます。足取りが少し滑稽で、左右にチョンッチョンッと少し跳ねながら歩いていたそうです。“これだけ呼んでも反応しないし、このままだと真っ暗になってしまうから先に家に帰ろう”。父は不思議に思いながら帰宅すると、台所に祖母が立っているのを見て父はとても驚いたそうです。“お袋、さっき山の方歩いてなかった?呼んでも返事しなかったでしょ?”と言うと、祖母は“ん?何言っとるの。ずっとここにおったよ”。一部始終を話したところ“あんた、狐に化かされたんよ”と一言。父は“あのまま付いて行っていたらどうなっていたのだろう”と思いつつ、しばらく信じられなかったそうです。私も身近にこんな体験をした人がいることに驚きつつ、神秘的だなぁと思いました。山に住む狐がこうした幻影の力を持っているのでしょうか?『狐の嫁入り』という言葉も各地方で言い伝えがありますが、そのことについてもお聞きしたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「心霊学的には“自然霊”と言い、本当の動物ではない。お稲荷さんというのは、狐の姿で可視化する霊体。また狐とも限らない。お稲荷さんにお揚げをあげたりしますが、誰かの想像が広まったのではないかと思うんです。今回いただいたメールも、ついて行ったからといって、いたずらなので、たいして大きな出来事にはならない。こういった山里の話というのは、現代の様々な世知辛い話題より、ずっといいですね」


「8年位前に、不思議な体験をしました。私は、役員秘書をしております。私が担当していた役員は、とにかく会議や出張など毎日、スケジュールが入ってないと機嫌が悪くなります。そんなある日のこと。1日だけ、どうやってもスケジュールが入らないんです。会議も出張も…。なので、やはり、担当役員に“なんとか打合せをいれるように”と言われました。でも、その日だけは、どうやっても、スケジュールが入らないんです…。そんなこんなで、その日から3日後、その担当役員のお父様が亡くなられ、どうやっても入らなかった日が、告別式でした。不思議な出来事でした。スケジュールが入らないようになっていたのでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「私は全然驚きません。こんなことだらけ。亡くなることもそうですが、スケジュールがギチギチで生きている人は、忙しい時に“奇跡的なこの日は何?”などと、不思議にこのスケジュールが入れた!などということがある。“やっぱりご縁だったんだね”“進めとるべきことだったんだね”などと思うんです。暇だと気が付かない。きっと聴いていらっしゃる方も“あるある!”と思っている方も多いのではないでしょうか」


「今年は祖母の33回忌でした。しかしあとを継いだ叔父は“大変だから法事はしない”と言ってきました。それなら私たち家族だけでもやろうよ、と母に提案し、祖母が好きだった海鮮丼の店を予約しました。テーブルに小さなお花を飾り、写真を立て、祖母が大好きだったアーモンドも供えて思い出話に花を咲かせました。“おばあちゃん食べてる?”と言いながら海鮮丼はしっかり自分たちのお腹に収めました。翌日、母が興奮して“夕べ、おばあちゃんが夢に出てきたよ!”と話しました。今まで一度たりとも母の夢に出てこなかった祖母。それを生前のわだかまりのせいだと母は感じていました。“玄関からすーっと入ってきてね、そこに座って何も言わず、にこ〜っと笑ったんよ”と、母はとても嬉しそうでした。きっと私たちの思いが、祖母に伝わったんだなと、私も心が暖かくなりました。法事は規模ではなく、気持ちなんだなと実感できた出来事でした」というメールをいただきました。

江原さん
「おっしゃる通りです!規模は関係ない。思い出してあげること。故人のことが一番大事ですからね。いつまでやればいいかというと、33回忌まででいいと思うんです。仏教では33回忌で、神道では30年祭などというのがある。あの世には時間はありませんが、大体、人が完全浄化するのは30年。ちゃんとやろうと思えば50年などもあり、やれる範囲はやってあげてもいいけれど、規模ではありませんからね。思い出してあげるだけならば、もっともっと続けてあげればいいし、毎年、命日に故人を思い出してあげればいい。今回いただいたメールの方の場合は、おばあちゃんを供養することで、お母さん自身が、自分の心を供養できたのでしょうね。これはきっと繋がったのだと思います。良い話ですね」


「江原さんの笑い声が楽しく、時に辛辣な意見を参考に、拝聴させていただいています。私の仕事仲間で『おと語り』を聴く人がドンドン増えており、ついつい口から出てしまう、いけない言葉を“言霊言霊”と、皆で注意しあったり、また逆に“このくらいなら、江原さんも許してくれるよねぇ”などと楽しく言い合ったりしています。ところで、私の周りの人は皆『おと語り』を、ネットで聞いたり読んだりしていますが、北海道でもラジオで聴けるのでしょうか?生で聞いてみたいなあと思いました。これからも楽しく考えさせられる放送を楽しみにしています」というメールをいただきました。

江原さん
「スマートフォンをお持ちでしたら、radikoのアプリで聴いていただくことができます。先日、商店街を歩いていたら、4人の人から声をかけられ、そのうち3人から“おと語り聴いています!”“ラジオ聴いています!”と言われました。まずは自転車に乗っている小さい子どもを連れた若いお母さん。もう一人は、同じく自転車にお子さんを乗せていた若いお父さん。そしてもう一人はまた違う方。また、タクシーに乗った時に“今、やっていますよ”と言われ、収録だとバレてしまいました(笑)。“聴いていますよ”と言われる方に、必ず“どうぞメール送ってください”と申し上げているんです。ぜひみなさん、番組宛にメール送ってくださいね」


●8月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
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こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

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奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「実は、毎日が不思議でいっぱいです」
「どのたましいも、今も懸命に生きているのです」

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(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
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