2020/2/9
今年の花粉は例年より少し早く飛び始めるところもあるようです。
花粉症の方は、本格的な飛散が始まる前に早めの対策が必要ですね。
「この国の若い人の死因の一位は“自殺”。本当におかしな時代。若い人たちはただですら輝いているのに、そんな国であっていいわけがないですよね」という江原さん。
今日は『いじめ・不登校』をテーマにお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇You've Got a Friend in Me / ランディ・ニューマン
◇さくら咲く / 江原啓之


Q★ご紹介したお便り


「中学3年生の男女の双子の母です。この夏に転校しました。以前、小5まで住んでいた同じ区域に引っ越しをしてきたのですが、娘の方がクラスに馴染めず、精神的に不安定なことが多く、なだめて、叱咤したりして、何とか学校へ通ってはいます。ですがこの前、父親に対して酷い態度をとったため、叱責しました。その時“ママはアタシがクラスでいじめられていることも知らないくせに!”と、言われました。“だったら、学校に相談に行く!”と言ったら“余計なことをしないで。余計にいじめられる!”と。娘はキツイ性格な為、言いたいことをハッキリと言ってしまい、前の学校でも嫌われている子も多かったようですが、娘と気が合う子も多かったので、上手くいっていたようです。今のクラスはなかなか合う子がいないようで、孤立しているような感じではあります。ですが、娘のいういじめという程ではない気がします。とはいえ、本人がいじめと感じたならばいじめなのでしょうが。私は母としてどう対処したらいいのでしょうか?ちなみに、息子は何とか他のクラスでやっていますが、あまり自分からコミュニケーションを取りにいきません。それはそれで心配なのですが…」というメールをいただきました。

A江原さん
「ちょっとこのお母さんが問題だなと思うのは、主観が強すぎること。あなた自身が決めつけているところがあるような気がする。そして息子さんの“何とか他のクラスでやっていますが、あまり自分からコミュニケーションを取りにいきません”というのもうまくはやっていない。根本的に、何のために学校に行くのか。何のために人と関わるのかということを考えた方がいい。お子さんが心配なのだと思うけれど、失礼ながら、物事の考え方が物質的価値観な感じがする。それが心のすれ違いが起きる要因な気がする。とにかく学校に行って出席していればいいという問題ではない。そんなことよりも“どうしたいの?”“今が幸せなのかどうなのか”ということがすごく大事。それは遊ばせることとは違うし、怠惰とも違う。幸せかどうか。これがすごく重要。“いじめられているって程ではないんじゃない?”という考えが失礼。もし自分が身内から言われたら“知れないくせに!”と思うはず。身内が一番味方にならなければいけない。“そこまではないでしょ?”と言わずに、まずは聞いてあげた方がいい。親子だし、相手が子ども。共感が大事。“お母さん、許せないわ!”と言うくらいの方が、子どもとしては嬉しい。“学校に相談しに行く”ということ自体が依存心。それは“お母さんが守るから!”というのとは違って方法論だけ。“いじめられるくらいなら行かなくていい!”“命よりも大事な学校はないよ!”というくらいの気持ちで、本気でぶつかってもらいたいと思います」

Q★ご紹介したお便り


「私には子どもが3人います。大学4年の長女、高校3年の長男、中学3年の次男です。次男が小学校の時から不登校気味で、中学に入るとだんだんと学校に行かなくなりました。今は一週間に2時間ほど登校を頑張っています。学校に行かなくなった理由は、低身長で背が低いというだけで指をさされ、ヒソヒソ話しをされ、心ないことを言われました。心疾患があるため、体力的にみんなと同じことはできないのですが、先生にはなかなか理解していただけなく、人間不信になってしまいました。家から出ることを怖がり、人とのコミュニケーションは難しいようです。中学生なので自分の想いもあり、一歩が思うようにいきません。どんな子どもでも、快く受け入れていただける場所が増えることを望んでいます。公の機関でも不登校の生徒に対して、何年か後に勉強を学びたいと思った時に、再び学ぶことができるように考えていただきたい。教育を受けて、働くことができるようになる。当たり前に思えますが、今の社会では、難しい人がいるのが現状です。今、通信制の高校を探していますが、どこも結構お高くて…。時間がかかっても、本人が行きたい高校が見つかるまで探そうと思っています。江原さんは、学校に行けない子ども達にどのような方法があるといいと思われますか?」というメールをいただきました。

A江原さん
「私の中で感想が二つに分かれるんです。まず学校が酷い。扱いが酷いし、先生に理解してもらえないという酷さ。もうひとつは、あなた自身がどうしてそんなに学校や公の機関に頼るのかということ。不幸になる三原則。“自己憐憫・責任転嫁・依存心”。ごめんなさいね。けれどあなたにこの3つが浮かぶんです。財力の問題もあるかもしれないけれど、私があなたなら、学校に一切頼らない。子どもは自分が育てていくと決めます。通信の学校もあるけれど、定時制の学校もある。その方が、様々な年齢層の方など色んな人がいて、かえって勉強になることもある。国が用意した機関で勉強させようという気持ちすら、私にはないな。ウチはウチのやり方で、本人が勉強したいということであれば如何様にでもやる。図書館でも勉強できるし、テレビやインターネットでも勉強ができる。お金がなくてもやれることはある。あとは元教員で、定年上がりの人を探してきて“教えて欲しい”と言うこともできる。気持ちはわかるけれど、世の中はこんなもの。リスナーのみなさんも、良い先生に出会えたり、それなりに普通に学校に行けていたら、それだけでどれだけラッキーで幸せかと思った方がいい。みんながみんな良くしてくれると思わない方がいい。その上で、私たちは幸せを作り上げていくのです。人との出会いを一生懸命導いてあげるということが、親としての良いことではないかな。勉強で“このことが知りたい”というのであれば“その専門の人に会ってみない?”と、探してみるのもいい。そうやって来てくれたら、誰しもが“お金を寄こせ”というわけではない。ボランティアの団体もいっぱいある。逆に一対一で素晴らしい勉強を教えてくれるかもしれない。こんなことで負けないで欲しいと思います」

Q★ご紹介したお便り


「いじめ問題をよく耳にしますね。先生までもがいじめに荷担したり、先生が先生をいじめたり。何でそんな風になってしまうのでしょうか。同じ世界なのにわが子達の学校の先生はとても熱心で、いじめを相談するとすぐに動いてくださります。また、今の親やこどもは悪いようにいわれますが、相談した次の日にはいじめっ子を叱ってくださり、泣きながらいじめっ子たちは息子に謝ってくれたそうです。親御さんたちからもすぐに謝罪の電話がありました。学年が違う子との問題も先生同士が連携して解決してくださります。本当に同じ世界の話なのかなと思ってしまいます。なぜ真剣に向き合ってくれない学校や先生が出てくるのでしょうか」というメールをいただきました。

A江原さん
「幸せな人は意地悪をしません。あなたがそう思うのは幸せだからということをよく理解した方がいい。嫌な言い方をして本当に申し訳ないのですが、こんな時代、ろくでもない人たちばかり集まって当然だと思いましょう。昔は“先生だから”と、尊重したから先生らしく振舞っていたんです。今は逆にPTAの方が強くなってしまったりしている。警察官だって、昔は子どもが怒られるとき“お巡りさんのところに連れて行くよ”などと言われるくらい尊重していた。今は“うるせえな”などと尊重されていない。警察官が“シートベルトしなさい”と言ったら言い返したりする。そういう大人ばかり。そうなったら警察官も心がやさぐれる。学校の先生も心が折れる。人間なんて所詮未熟で、どんぐりの背比べ。だからみんな“こんなオレでいいんだ”となってしまうんです。みんな演じていた。自分の中にある最高の部分を出そうとしていた。けれど尊重しないとそうなってしまう。そうなったらどうなるかというと、自分さえ良ければいいとなってくる。今、国自体が“今だけ・金だけ・自分だけ”。そうしたら役所だってみんなそうなりますよ。そんな中で生きていくにはどうしたらいいのか。“自律”しかないんです。自分がどうしたら幸せなのか。自分の幸せは自分で作る。これからはそういう時代だと、私は思うのです」


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美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「いじめを受けている人へ。あなたは何も間違っていません」
「何にも縛られないでください。人生は自由です」

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