2020/9/6
夜は虫の声も聞こえてくる季節になりましたね。
「人は誰しも迷うもの。私も迷います。ゴハンを食べるのだって迷いますからね(笑)。けれど冒頭の言葉のように“迷う心”には必ず打算があるのです」という江原さん。
今日は『迷い』をテーマに番組をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇JET / ウィングス
◇ひらひらり / 江原啓之


Q★ご紹介したお便り


「ペットについての質問です。娘が犬を飼うことを切望しており、夫も犬を飼うことを了承してくれました。私は実家で二度犬を飼ったことがありましたが、私が責任主体で育てることは初めて。父が“動物はお金で買うものではない”という人で、実家で飼った2匹はともに雑種だったこともあり、里親に応募しました。サイトの中から気に入った子に応募するのですが、子犬から老犬、雑種、血統書のある犬、病気やケガのある子と、たくさんの子が掲載されていました。そうなるとつい、毛が抜けづらい子、可愛い子、なんて思ってしまう自分がいて、悲しくなりました。それでも“命を救うことには変わりないから”という知り合いの言葉に背中を押され応募したところ、希望していた子とは違う中型犬をご紹介いただきました。率直に言えば、その子の写真を見て可愛いと思うことができませんでした。もし可愛いと思えなくても、責任感だけでお世話を続ける。その絶対的な自信が持てず、結局お断りし、命の選別をした自分に失望しました。犬を飼っても、叩いたり蹴ったりお世話をしない飼い主さんに対し、命を預かると決めたのにどうして…という思いと、可愛いと思えなかったからと飼わないと決めた自分と、何も違わないのではないかと感じています。動物を飼うとはどういうことなのか、わからなくなってしまいました」というメールをいただきました。

A江原さん
「私にはペットの本があるんです。『江原啓之が行く!ペットとスピリチュアルに暮らす』(婦人公論)という本と、『スピリチュアルコミュニケーション』(中央公論新社)という本です。これを読んでいただけたら一番よくわかっていただけると思う。一番いけないのは変な“自己憐憫”。ちゃんと考えないからいけないんです。『おと語り』を聴いてくださる方にお願いしたいポイントは、絶対とは言いませんが“3つのことはちゃんとわけましょう!”ということ。まず一つ目。生体展示販売はなるべく飼わないで欲しいな。ペットショップで売っている犬というのは“可愛い!”などと、衝動的に飼ってしまう。責任を持てるかどうか、ちゃんと考えて欲しいんです。それと全部とは言いませんが、パピーミル(子犬工場)といって、無理に子どもをずっと生ませ続けて放置される犬がいるんです。二つ目として、本当に飼おうと思うのであればブリーダーさんから飼うことを選ぶ。これから生まれてくる子で“次はあなたですよ”という、ちゃんとした良いところ。ブリーダーさんも様々なので、本当にその犬を愛している人を選んで、そういったところから生まれてくる子を待って、迎え入れることは素敵だなと思うんです。そして三つ目。一緒にしないで欲しいのが、ボランティア。あなたの“里親に応募した”というのはボランティア。あなたはペットとして飼うのと、ボランティアとして飼うのをちょっと混同している。動物愛護でボランティアをするという方は、病気であったり、身体的な問題のあるワンちゃんを受け入れたり、このままでは安楽死させられてしまうという犬を受け入れたり。命全般、動物みんな可愛いという気持ちで受け入れてらっしゃる。その“自信”をちゃんと考え、はっきりと定義せずに飼ってしまうということにまず問題がある。考えないことは罪なんです。それで自分自身で落ち込むというのが“自己憐憫”。一人芝居なんです。私もあなたをフォローしないわけではないんですが、あなたがちゃんとしないと。娘さんが欲しいと思ってのことなのですから“命の育み”ということをちゃんと考えないといけない。もしよろしければ『ペットはあなたのスピリチュアル・パートナー』(中央公論新社)という本もありますので、ぜひお読みになって決めていただけたら嬉しいなと思います」

Q★ご紹介したお便り


「適職について、江原さんのご意見をお聞かせください。私は今年49歳になる専業主婦です。夫がせっせと働いてくれているものの、子ども達の学費などで余裕のある生活とは言えません。自分自身も外で働きたいと願い、パートしていたのですが、元々身体が弱く、過労とストレスから持病を再発。退職して専業主婦に戻りました。江原さんは、専業主婦も適職の一つと書籍に書いておられますが、給料の出ない主婦という仕事に報われない印象を抱いています。地味で大変な割に、大して感謝もされず、やって当たり前な家族の反応や、1円も稼げていないことに卑屈な気持ちになる自分も嫌です。頑張りに対して給料や感謝などの見返りを求めるのは、心が狭いでしょうか?どのような心持ちで主婦という仕事に向き合えば幸せか、ぜひ教えていただければと思います」というメールをいただきました。

A江原さん
「人を差別する人は、自分も差別する。まずあなたにあるのは“差別”。要するに“お金を稼げない人はダメな人”という損得勘定の物質的価値観がそこに宿っているんです。そこに気付いていない。主婦も仕事。主婦をやったら本当に大変ですからね。あなたの場合は、元々身体が弱く、過労とストレスから“仕方なく”専業主婦をやっていると思っている。けれど、過労とストレスから持病が再発したら、一番できないのは主婦業だと思うんです。外の仕事はちゃんと定時がある。主婦業は24時間勤務。ラジオを聴いてらっしゃる主婦の方みんなに“そうだそうだ”と怒られると思いますよ。しかも親戚縁者までも見なければいけなかったり、大変ですからね。そういうことで言えるのは、実はこれは“仕事の問題”ではなく“家族の愛情問題”なのではないでしょうか。主婦というのは私設秘書。夫が持ってきてくれるお給料の半分は自分の給料なんです。政治家などにも私設秘書はいますよね。その人が役立たずだと思いますか?今、私はステイホームをしていますが、私も洗濯や炊事など、かなり家事をやっているんです。朝6時から犬の散歩にも出ていて、ものすごく健康な暮らし。深夜0時よりも前に寝ていますからね。でも充実しています。主婦業はやろうと思ったら大変だし、一日があっという間。うちの犬がいたずらするので、私は裁縫までやっています。主婦業はすごく大変な仕事。主婦をバカにするな!!!と私は思うんです。だからそのように考えた方が良いのではないでしょうか」

Q★ご紹介したお便り


「私には発達障がいを持つ小学生の子どもがおります。障がいを持つ子どもを育てるのは一筋縄ではいかず、私自身体調を悪くしてしまったりしたこともありました。しかし、色々な方のサポートでのおかげで私自身の体調も戻り、子ども自身も障がいゆえに苦手なことが多々ありながらも、自分の得意な所を伸ばして精一杯成長してきてくれているなと思っていた矢先に、また新たな病気が見つかり、治療を余儀なくされました。治療を支えるため私自身が出来る事を頑張ろうと日々努力をしておりますが、ちゃんと健康に産んであげられなかった事が申し訳なく、涙が出る毎日です。障がいを持って生きるという人生の意味、また子どもの障がい、病気を親はどのように受け止めて生きていくべきかアドバイスをいただけると幸いです」というメールをいただきました。

A江原さん
「本当に辛いね。一筋縄では確かにいかないと思うんです。『江原啓之のスピリチュアル子育て』(王様文庫)という本があるのですが、この本をぜひ読んでいただきたい。こういうご病気があるお子さんを持つ多くのお母さんは “ちゃんと健康に生んであげられなかったことが申し訳ない”と言うんです。けれど、子どもが親を選んで生まれてくる。病気や個性があるわけだけれど、それをも課題として担って生まれてくるんです。だからお母さんのせいではなく、お母さんへ頼まれた、委ねられたんです。“こういう自分だけどよろしくね”と来たんです。だからそれをどのように受けてあげられるのかということが大事。厳しい言い方かもしれませんが、こういうお母さんには“ちゃんと生んであげられなかったことが申し訳なく…というのは、傲慢なんですよ。あなたが決められることではないんですよ”と必ず言うんです。これは“神様”という部分のこと。だからそう想う親の愛としてはわかりますが、子どもさんは目的を持って来るから、委ねられたんだということを理解してください。頑張ってくださいね」



『ヒーリングタイム』公演が決定しました!
江原啓之がライブ配信にて生のメッセージを届けます。
江原啓之 医療従事者支援チャリティー特別公演『ヒーリングタイム・みちひらきVer.』
開催日:2020年9月22日(火/祝) 東京(無観客ライブ)
2020年9月8日一般発売開始
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●9月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
9月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
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美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「人生の道に迷う心には、必ず損得勘定の小我が宿ります」
「何事も天秤にかけず、精一杯込めて生きましょう」

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