2012/4/22
1981年4月22日、マザー・テレサが初来日しました。
計3回来日したマザー・テレサですが、こんな言葉を残しています。

「日本人はインドのことよりも、日本の中で貧しい人々への配慮を優先して考えるべきです。愛はまず手近なところから始まります」

初来日の記念日に、マザー・テレサ特集をお送りいたします。

マザー・テレサという方は1910年8月26日生まれ。亡くなられたのは1997年9月5日。
本名はアルバニア語でアグネス・ゴンジャ・ボヤジュ。
1979年にノーベル平和賞をとられたことでご存知の方も多いと思います。
“テレサ”は洗礼名で、なぜ“マザー”かというと、みんなのお母さんになりたいという思いで“マザー”と名乗るようになったといいます。
江原さんマザーを好きな理由は、マザー・テレサが宗教を超えた言葉や思想を持っている方だから、ということ。
「スピリチュアルなことを理解していなかったら、言えないだろうというようなことをお伝えになられる方。そういったところに共感します」という江原さん。
実は、カルカッタで地理を教える非常に優秀で人望の厚い先生だったマザーがなぜ、弱き貧しきもののために生きようとしたかというと、1946年に断食に向かうため汽車に乗っていた際、すべてを捨て、最も貧しい人の間で働くようにという神の啓示を受けたからだといいます。
「自分だけの想いだったらできなかった。神の声を聞いたからやらざるをえなかった」とマザー・テレサは語っています。
看護の基礎を築いたとして知られているナイチンゲールもまた、あるときに神の声を聞いて家を勘当されてまで看護の道に進んだといいます。
江原さんは「神に啓示を受けて動く人というのはみんな信念強く生きるものだと思った」といい、また「マザー・テレサはノーベル平和賞もとり、賛美されているように思うが、忘れてはいけないのはマザーもたくさんの迫害を受けているということ。マザー・テレサの光の部分だけを見るだけではなく、数々の苦難や迫害を乗り越えていったということも忘れてはいけない」と語ってくれました。



今夜お届けしたナンバー
◇ Top Of The World / カーペンターズ
◇ 思考に気をつけなさい / 江原啓之


●あなたが感動した言葉―――

美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさい by オードリー・ヘップバーン
番組ではみなさんが感銘を受けた言葉を紹介していきます。

「暗いと不平を言うよりも、自ら進んで明かりを灯しなさい。
 誰かがやるだろうということは、
 誰もやらないということを知りなさい」


「もしわたしが聖人になるなら、『暗闇の聖人』になるでしょう。
 いつも天国を留守にして、地上で闇の中にいる人々のために灯りをつけてまわるでしょう」
(小さき花のテレジアさんの心に響いたマザー・テレサの言葉)
 
「人を殺してしまう殺人犯も、道端に小さなゴミをポイ捨てする人も、
 あの世へ行けば同じなんだ。
 どっちも、自分さえ良ければ他人のことはどうでもいい」
(丹波哲郎さんの言葉)

「大きなことを出来る人はたくさんいますが、
 小さなことをしようとする人はごくわずかしかいません。
 小さなことを大きな愛でするだけです」
(マザー・テレサの言葉)
(昔、えっちゃんさんの胸に突き刺さった丹波さんの言葉と、大人になってから意味がつながると感じたマザー・テレサの言葉)

「思いの種を蒔いて、行動を刈り取り、
 行動の種を蒔いて、習慣を刈り取る。
 習慣の種を蒔いて、人格を刈り取り、
 人格の種を蒔いて、人生を刈り取る。」

(ちゃびーさんがマザー・テレサの“思考に気をつけなさい”と似ていると感じた英国詩人サミュエル・スマイルズの言葉)

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●江原啓之 今夜の格言

「愛は家庭からはじまります」

「たとえこの身が砕けても、そのカケラも神のものです(マザー・テレサ)」


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