2012/5/6
スピリチュアルタイム、全国21公演が無事に終了いたしました。
今夜はスピリチュアルタイムの公演の裏話など、江原さんにお話を伺いました。

スピリチュアルタイムは、一部では、江原さんがみなさんに伝えたいメッセージをお話し、二部では、スピリチュアルタイムでしか行っていない公開カウンセリングという二部構成になっています。

公開カウンセリングとは、事前に会場にいらっしゃるみなさんから相談内容を書いてもらい、その中から抽選でひかせていただいた内容に江原さんがお答えするというものです。これは、当たった人だけが嬉しく解決されるということだけでなく、人生の悩みとはみなさんに共通するものなので、そこから学ばせていただき、全員で勉強をしましょうという内容です。

江原さんはスピリチュアル公演の想いを次のように伝えてくれました。
「今回特に強く感動したのは大阪の公演でのこと。それは公開カウンセリングではない一部のときに、最初自分で何が起きたのか分からないことが起こった。オーラを占領してきた人がいたんです。亡くなってらっしゃるお母さんと息子さん。実は息子さんが自殺なさって、その後を追ってお母さんも自殺なさっていて『主人が会場に来ていて、死のうとしています』と伝えてきた。そして『許してください』と言っている。そこで『息子さんとお母さんを続けてなくされた方いらっしゃいますか』と尋ねたところ、一番前の席にご本人がいらっしゃった。そして『あなた追って行こうとしていませんでしたか』とさらに尋ねたところ、首を縦に振られたです。親子は責任を感じている。息子さんは思春期の中、ボタンの掛け違いもあり命を絶ち、お母さんは母の気持ちとして息子と一緒にいってあげなくちゃという思いで後を追ってしまった。降霊といって、自分が話しているんだけれど、感情はその方たちの感情が入り込んできて、涙が溢れてきてしまい、一部の公演から大変なことになってしまった。
公開カウンセリングは当たり前ですが毎回違う。私もそれを伝えながら学ばせていただいています。私たちが運命の扉を開けるには、現実を受け入れるところから始めなければいけない。受け入れないと未来が作れない。宿命と運命は違う。宿命は素材で、運命は料理。人の運命は決まっていない。だから素材を拒絶してはいけない。人と比べてはいけない。自分自身を理解して初めて料理ができるのです。また、アンコールのときにいつも“ラピスの丘で”と“想い出というなの妖精”、そしてスピリチュアル公演で必ず最後に歌うことにしている“鈴の音”を歌っています。スピリチュアル公演では、美術があって、衣装を着ていて、なぜそんな演出をするのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、擬似的でも魂の故郷に帰郷するというコンセプトを作りたかったから。現実からちょっと離れて、そこに来たら泣いても笑っても怒ってもいいんだよという環境を作り、最後に“鈴の音”で現世に帰って頑張ってねという意味を込めて送り返す。アンコールの歌は自分自身を見つめて浄化させるという思いがあるからなんです」


そして全国21公演が大盛況のうちに幕を閉じました。
みなさんありがとうございました。



今夜お届けしたナンバー
◇ Tears in Heaven / エリック・クラプトン
◇ 想い出という名の妖精 / 江原啓之


●あなたが感動した言葉―――

美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさい byオードリー・ヘップバーン
番組ではみなさんが感銘を受けた言葉を紹介していきます。

「ぱさぱさに乾いてゆく心を
 ひとのせいにはするな
 みずから水やりを怠っておいて

 気難しくなってきたのを
 友人のせいにはするな
 しなやかさを失ったのはどちらなのか

 苛立つのを謹慎のせいにはするな
 なにもかも下手だったのはわたくし

 初心消えかかるのを
 暮らしのせいにはするな
 そもそもが ひよわな志にすぎなかった

 駄目なことの一切を
 時代のせいにはするな
 わずかに光る尊厳の放棄

 自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ」


『自分の感受性くらい』 茨木のり子
(SUNさんが“自律”を真剣に考えた茨木のり子さんの詩)
 
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●江原啓之 今夜の格言

「よりよい人生にするために、現実から逃げてはいけません」

「人生を受け入れればこそ、運命の扉は開かれるのです」


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