2012/7/29
毎日暑い日が続いていますね。
原発の再稼動で、各地で反対運動などが起こっています。
東京でも7月に原発の再稼働反対運動のデモ行進がありました。
ただし、今回のデモに関して、どうしても気になることがあるという江原さん。
オープニングで辛口トークが炸裂しました。
「なぜ日本のデモ行進は、のぼりを立てるのでしょうか。○○党、○○同盟、○○組合、○○教などの多くののぼりがあり、様々な意味でみなさん参加していると思うが、ひとつではないので、何を目的としているのか見えなくなる時がある。
また、表参道や渋谷でデモ行進が行われていたが、なぜそこの場所なのでしょうか。ただ代々木公園が人の集まりやすい場所であったからなのか。そうでなければ霞が関などでやった方がいいと思う。
また、このデモ行進が、間接的である。自分たちで何かをしようではなく、“政府に変えろ!”など誰かに何かをさせようとしている。ということだ」
と。

さらに辛口トークは続きます。
「私も気持ちはわかるが、ひとつどうしても受け入れられない言葉がある。それは“福島を返せ”ということ。“返せ”というのは被害者意識。私たちも電気を使ったんですよね。だから、純然たる被害者ではないと思う。
デモ行進をした人数も様々報道されていたが、たとえば、みんな頑張って苦しい中でひとりずつ10万円出したならば、電力会社の大株主になれるだろうなと思ったり。福島で起業をして何かをしたら地元の活性につながるし、過疎化も妨げられるだろうと考えたり。また、そのお金が新エネルギーの開発につながるかもしれない。
そして、その地域の農業復活を目指し、デモ行進に参加していたくらいの人数が集まって、生協のように会員になり、野菜を積極的に買ったら、雇用促進や、自給率を高めることができるのではないか。
同じパッション、情熱というものを何に向けていくのか。歩くということに向けるのか、それとも直接的に何かをやっていくということで未来を切り開くという方に向かうのか。みなさん、どう思いますか」






今夜お届けしたナンバー

◇サーフィン USA / ザ・ビーチボーイズ
◇アメージンググレース / マヘリア・ジャクソン


先日、作家・倉本聰さんの富良野GROUPの舞台『明日、悲別で』を観に福島に行ったという江原さん。
「倉本先生は非常にスピリチュアルな方。自分が思っていることを代弁してくださっているかのように思い、共感している。
倉本先生は舞台という作品を通して伝えるという、粋なやり方だと思う。福島でこの舞台を上演するのは、普通は勇気がいることだと思う。なぜかというと、原発にも話が及び、非常に辛辣な内容で、お客さんが怒って立ち上がる人がいるのではないかと思ったが、誰一人立ち上がる人はおらず、熱心にこの芝居に見入っていた」


そこで今日は、江原さんがセレクトした倉本聰さんの言葉をご紹介します。

『あなたは文明に麻痺していませんか。
 車と足はどっちが大事ですか。
 石油と水はどっちが大事ですか。
 知識と知恵はどっちが大事ですか。
 理屈と行動はどっちが大事ですか。
 批判と創造はどっちが大事ですか。
 あなたは感動を忘れていませんか。
 あなたは結局何のかのと言いながら、
 わが世の春を謳歌していませんか。』
 
 (富良野塾開塾起草文)

『金がなくても
 自然ある
 時代が捨てていく
 廃棄物がある
 自然の恵みから
 少しだけ頂戴し
 捨ててあるもんは
 遠慮なくいただく
 誇りなんか忘れて
 そうやってみな
 誰に気兼ねもせず
 楽に生きていけるぜ』
  (北の国から資料館)


●7月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――

7月生まれの方は、何事も明白にできる心眼と強さを潜在的に有しているのです。
きっとその天性の素晴らしさは、今こそ、よりいっそう開花することでしょう。

たくさんのメールいただきました!
すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

◇“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
お誕生日の方に“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。

8月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなどひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


●江原啓之 今夜の格言

「“足るを知る”これを知る人は、いつも幸せです」
  
「自然を脅威と誤解していませんか。本来の自然は恵みと癒しなのです」  


番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています!
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ しょく語り
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◇ よくよく聴くと深い歌
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