2012/9/30
今夜は中秋の名月ですね。

「私は、日本古来のお月様の見方が好きです。昔、お月様は直には見なかったんですね。水辺に浮かんだお月様を見たり、そういう幻想的な月が好きです」
という江原さん。
今日は洋楽・邦楽の“月”の歌を特集しました。



今夜お届けしたナンバー
◇ Fly me to the moon / フランク・シナトラ
◇ 月の砂漠 / 井上陽水
◇ Moon River / アンディ・ウィリアムス
◇ 月の伝言 / 江原啓之

『Fly me to the moon』は、1954年、作曲家バード・ハワードがキャバレーで演奏するために書き下ろした曲で、最初の曲は三拍子で『In Other Words(言いかえると)』というタイトルでした。
現在の形になったのは1962年。作曲家のジョー・ハネルがボサノバ風に編曲して発表。シナトラがカバーをして大ヒットしました。
ヒットの背景には、アポロ計画など、アメリカが月に行くことに夢を抱いていた時代だったということがあり、アポロ10号11号にこの曲が積み込まれ、人類が月に持ち込んだ最初の曲なんだとか。

『月の砂漠』は、正しくは“月の沙漠”で“沙”は“すなはま”のこと。舞台はアラブではなく千葉県御宿というのが定説だが、実際は作詞・加藤まさをの故郷、静岡県藤枝市の海岸だそうです。
1923年、詩と挿絵が先で(少女倶楽部で発表)、後から曲がつき、1927年にラジオ放送で評判になり、1932年柳井はるみの歌唱で有名になりました。
江原さん
「詩を読むと意外に意味深な曲。最後にはお亡くなりになっていくような感じの詩。
憶測ですが、海ということから、結ばれなかったカップルが、紐で結んで去って行ってしまったのかな。黄泉の国で結ばれようとしたのかな。
悲しい歌だなと思いました。みなさんも聴いてどう思われましたか?」


『Moon River』は、1961年オードリー・ヘップバーン主演の「ティファニーで朝食を」の主題歌。
歌詞の内容が難解で、色々な解釈があるんだとか。ひとつの解釈では、“Moon River”=月の光が河のように流れている道。
信じた道を信じるままに進んで行ったら、いつかきっと報われる。歌詞に出てくる“虹の端っこ”というのは、例えに使われることが多く、神と人間との約束の印で“夢のようなもの”の例えだ、という解釈があるんだとか。
江原さん
「私も意味を知らなかったのですが、改めて詩を見ると意味が深く、ムードのある曲という印象とはまた少し違うようですね」
※番組の収録後、アンディ・ウィリアムさんがご逝去されました。謹んでご冥福をお祈りいたします。


●9月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――

9月生まれは浄化の月。
「毅然と立ち向かう力」とそして「苦難を乗り越える力」を持っています。
この時代にあなたは必要とされています。

たくさんのメールいただきました!
すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

◇“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
お誕生日の方に“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。

10月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
10月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなどひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


“江原啓之 うた語り2012”チケット発売中です!!
「札幌から始まって、旭川、盛岡も行けるし、仙台も、名取にも行きます。そして秋田にも行きます。近いところでは埼玉と東京。東京は今年最後のコンサートです。
コンサートといってもスペシャルトークもあり、大切な来年のポイントなどのお話ししたいと思います。ぜひ、みなさまいらしてください。お待ちしております」
という江原さん。
チケット絶賛発売中です。みなさまチェックしてみてくださいね。
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●江原啓之 今夜の格言

「月は神秘の扉。あなたの人生に神秘が訪れます」
  
「月は美を映します。月に映るあなたの心は美しいですか?」

  
番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています!
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ しょく語り
◇ 10月お誕生日の方
◇ よくよく聴くと深い歌

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