2013/5/12
今日は『母の日』。
母の日は古くは古代ギリシャの時代からあったようですが、現在のような形になったのは1905年5月9日にアメリカ、フィラデルフィアに住む少女アンナ・ジャービスちゃんが、母の死に遭い、母を敬うために教会で白いカーネーションを配った事が始まりのようです。
今夜はお母さんを癒す内容でお届けしました。



今夜お届けしたナンバー
◇Mother / ジョン・レノン
◇私だけの子守唄 / 江原啓之

「子どもが他の子に意地悪をされる事があり、様子を見ていましたが、子どもの私物を盗まれる事があったので、思い切って相手のお母さんに伝えました。相手のお母さんは、初めは謝っておられましたが、ものすごくショックを受けたようで、私との関係は悪くなってしまいました。直接言わないで、担任の先生に言って欲しかったのだと思います。担任の先生は、以前、話を聞かずして横柄な態度をとられた事があり、相談しにくい先生で、頼むのが嫌でした。担任の先生はこの一件を知り、何かあったら相談してくださいと私にきつく言いましたが、納得が出来ません。心から親身になってくれない先生に頼むくらいなら、自分で行動したかったのです。こんな私は間違っていますか」というメールをいただきました。

江原さん
「間違っていないとは思うのですが、相手にどのように言ったのかの状況にもよる。気持ちは分かるんです。私の家でも謝った事もあるし、謝られた事もある。言い方もあると思う。なんか盗っちゃったりなんかしているみたいなのよという言い方と、うちの子の物を盗んだみたいと言うのとでは、響きが全然違う。言霊が違う。今の時代、コミュニケーションや表現がダメ。そうじゃないと思うかもしれないが、言い方や、イントネーションだけでも変わるかもしれない。そういうところも考えてみたらいいのではないかと思います」


「私は4年前に離婚しました。相談は15歳の娘の事です。娘はホラー小説・ホラー映画が大好きで、18歳になったらR指定のDVDを借りるねん。すごく楽しみ!と嬉しそうに話します。私には理解出来ず、最近はCGが発達していて作り物とはいえ、怖くて正視できません。本人は、現実でないから見られる。これも一つの個性だと思って欲しいと言います。前の主人も全く一緒の事を言っていました。ご飯を食べながら残虐なホラー映画をよく見ていたので、よく喧嘩になっていました。前の主人がホラー映画を見ていたから、娘もホラー好きになったのかと思うと、私の責任だと自分を責めてしまいます。私自身の意見は、残虐なホラー映画を見て欲しくありません。このまま、自身に任せて、見させてもいいのでしょうか。ちなみにホラー小説のどこが好きなのかと聞くと、表現力が豊かだからと言います。アドバイスお願いします」というメールをいただきました。

江原さん

「お母さんとしては心配ですよね。私だったらまず、責任主体で行動はほっておきます。ただ、何かにつけて“あれは如何なものかなぁ”という事だけは耳打ちしておきます。そうすれば心のどこかにひっかかって、常に歯止めはあると思う。話は違うが、親御さんの感動秘話で、結婚でもなんでも、最初は敢えてわざと反対する。実はちゃんと自分で冷静に考えられるようにわざと歯止めをかけて、本当は反対ではないが、反対と言っておく事で、悩ませる為だったんだという話がある。それと一緒。敢えて反対して、本人の中でどうして変かなと思わせながら、ある程度自由に行動させる事が大事なのではないか。温かい目で見守ってください。あとは、よくある事ですが、前の夫と娘では趣味が似たところはあっても違うんです。別人。重ね合わせてはダメ。重ね合わせて余計に心配になる人がいる。幼稚園などでも自分とオーバーラップして悲しむ人もいる。自分が淋しい経験をしていると、子どもが園庭で一人で遊んでいると、仲間外れにされている・・・と思ってしまうが、子どもに聞いてみると、一人で遊びたかったから。ということもある。あまり自分を投影しないように注意しましょう」



●あなたが感動した言葉―――

美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさいbyオードリー・ヘップバーン
番組ではみなさんが感銘を受けた言葉を紹介していきます。

「『親の祈り』
 神様
 もっとよい 私にしてください
 子どものいうことを よく聞いてやり
 心の疑問に親切に答え
 子どもをよく理解する私にしてください
 理由なく 子どもの心を傷つけることの ないようにお助けください
 子どもの失敗を 笑ったり 怒ったりせず
 子どもの小さい間違いには 目を閉じて
 良い所を 見させてください
 良い所を心から ほめてやり
 伸ばしてやることが できますように
 おとなの判断や習慣で 子どもをしばることの ないように
 子どもが自分で判断し 自分で正しく行動していけるよう
 導く知恵を お与えください
 感情的に 叱るのではなく 正しく注意してやれますように
 道理にかなった希望はできるかぎり かなえてやり
 彼らのためにならないことは やめさせることが できますように
 どうぞ 意地悪な気持ちを 取り去ってください
 不平を いわないよう 助けてください
 こちらが間違った時には きちんとあやまる勇気を与えてください
 いつも穏やかな 広い心を お与えください
 こどもといっしょに 成長させてください
 子どもが 心から私を尊敬し 慕うことができるよう
 子どもの愛と信頼にふさわしい者と してください
 子どもも私も 神様によって生かされ 愛されていることを知り
 他の人々の 祝福となることが できますように」

 (新緑のけやき並木さんが、以前勤めていた幼稚園で仕事が始める前にしていたお祈りの言葉)


●新コーナーへのお便りお待ちしています!
◇多くの反響をいただいている『ネガティブ特集!』
◇リスナーのみなさんの生の声が聴きたい!『突電コーナー』
自分に電話が来てもいいと思われる方は、メールに言葉と共に電話番号も添えてください。「江原です」と突然電話がいくかもしれません。
※電話番号を書き忘れている方が多くいらっしゃいました
ご応募の際は電話番号を必ず明記してください
※こちらからかける場合は“非通知”となりますので、あらかじめ“非通知解除”をお願いします。

●Dr.Recella城嶋さんへのお便りの募集を始めました!
 新入学や就職シーズンにスキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

◇5月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
5月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

●江原啓之 今夜の格言

「母である前に、一人の人間であることが大切です」
  
「母は無償の愛の学びです」



番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 突然の電話コーナー
◇ しょく語り
◇ 5月お誕生日の方
◇ De.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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