2013/7/28
お子さんが夏休みに入った方も多いのではないでしょうか。
「“教育”は本当に重要だと思う。“教育”というと、みんな子どもを育てる事だと思ってしまう。しかし、今必要なのは大人教育だと思う。人格教育。子は親の背を見て育つ。もしくは、子は親の鏡、社会の鏡、大人の鏡なんです。だから、子どもをどう育てるかではない。まず、正しい指導が出来るかどうかは、大人が正しい大人であるかどうか。そして、最近は叱らない育て方というのもあるが、それはおかしいと思う。叱るのは愛情。叱ると当たるは違う。当たるのは感情だからやってはいけない。叱る事は本当に愛がないと、叱れない。理性なんです」という江原さん。
今日は、『教育』をテーマに番組をお届けしました。




今夜お届けしたナンバー

◇Yesterday once more / カーペンターズ
◇誰かのために / 江原啓之

「去年一年間、教師として働いていたのですが、一生懸命に働き過ぎたのか、今年4月から働く気がなかなか出ず、家で過ごす時間が多くなりました。しかし、このままではダメだと思い、派遣登録したり、就活を改めてやっています。ここで相談なのですが、働き出したら様々な能力が必要になってくると思いますが、努力をした上でも成し遂げられない事がある場合、どのように分析、改善していったら良いのでしょうか。江原さんはよく野菜を例として、運命と宿命の話をしてくださいますが、自分のベースにあるものがわかりません」というメールをいただきました。

江原さん

「申し訳ないのですが、健やかに生きていないと思う。スピリチュアルというものを正しく理解出来ていない。野菜の例は、素材と料理。自分という素材をよく見極めて、上手に料理をしなさいという事。あなたは教師になるだけの能力がある人。素材を持っているのに全然料理をしようとしていない。そして、自分の事しか書いていない。自分好きで、他者に向けての愛がない。何が足りないのかと言うならば、他者に対する愛や、誰かの為に生きる事。それが生きる力になる。誰かの為に生きる時、人間は力が出て、自分の為だけを考えると、やる気がなくなるもの。だから“努力をした上でも成し遂げられない事がある場合”というのは、本当に言葉が失礼になってしまうが、頭だけ。教師は“自分で正しい事を言うのが教師なんだ”というのがみんなあったと思う。あなたは、職業のひとつとして考えてしまっている。私が小学校の時に一番思い出に残っているのは、席替えをするのに賛成か反対かというディベートで、私は反対にまわり、最後の一人になって自分も動こうと思った時に、担任の先生が私の肩を押さえ“動くな。自分の考えを一人になっても自分自身で言うべき事があったら言うのよ”と言ってくれた事。50歳近いこの私の中に、その言葉がまだ生きている。スピリチュアルの事でも、捉え方が違う人や誤解があったり色んな事がある。それでも私がずっと言い続けるのは、正しいと思う事は、言い続けたいから。この番組でも、暴言や、随分厳しい事を言うなと思われるかもしれませんが、負けたくない、自分が必要と思う事は曲げたくないから。その精神を作ってくれたのは、その担任の先生だと思う。感謝ばかりです。そういう意味で、あなたに必要なのは“愛”です」



「私は高3娘、小2息子がいる母です。6月に入り、息子が学校に行きたくないと言い出したので理由を聞くと、ある一人の子に暴言を吐かれたり、寄せてもらえなかった事がショックだったようです。その子は他の子にもするようですが、うちの子がやられる回数が多いようです。先生にも相談し、みてもらっています。相手の親御さんにも言いましたが、指導はしていますと言われ、謝罪はありませんでした。その子がいるから学校に行きたくないと泣いていたのに、毎日お腹が痛いと言ってきます。けれど、学校には行かせています。私がドーンとしておかなければと頭では思うものの、これからいじめが続いたらどうしようかと不安でたまりません。私が高校1年の時にいじめにあっていたので、それが甦り、今回自分がそれを乗り越えられていないのがよく分かりました。どうしたら精神的に強くなれるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん

「自分を重ね合わせてはダメ。冷静に分析しないと。自分のトラウマを重ねると、かえって作り上げてしまうからダメなんです。最悪の場合で、誤解しないでもらいたいのですが、学校は行きたくなければ行かなくてもいいと思う。でも“行かない”と“怠惰”は違う。学校を行かない道を選ぶんだったら、家庭学習をしっかりやってもらいたい。そして、不登校のお子さんたちの学校もある。要するに、行くか行かないかではない。行かないからネグレクトしていい訳ではない。行かなくても勉強するという事を徹底する。お子さんがそう言えば休めるかなと思うようになってはいけない。お腹が痛いというまで追い詰められているのであれば、行かなければ行かないで、1時間目2時間目をちゃんと作り、ドリルなどをちゃんとやる事。そういう風に指導する。それが嘘だったら、行くようになる。お一人目の“先生自体が疲れちゃったから”というの方もいらっしゃいましたが、そういう先生がいたら、子どもさんだって混乱がある。だから親がそこを頑張って、乗り越えて寄り添ってあげる事。それでも今の時代、陰湿ないじめがあったら、無理して行かなくていい。転校だって出来る。忘れてはいけないのは“怠惰”とは違うよという事。乗り越えて欲しいと私は思います」


●突電のコーナー ――――
突電!Kikuchiyoさん
「家内ともども、いつも楽しく聞かせてもらっています。以前から突電のコーナーに応募しておりましたが、なかなかかかってきません。他の方々が応募しておきながら、留守電だったり、出なかったりと、私たちは悔しい思いをしております。私は7月で54歳になります。夫婦二人で応援しております」突電に驚かれているKikuchiyoさんと、電話に出るのが恥ずかしいとおっしゃっている奥様とお話をさせていただく事が出来ました。

江原さん

「お誕生日おめでとうございます!奥様と一緒に聴いてくださっているのですね。お誕生日おめでとうの言霊が直接申し上げられたので、大変嬉しく思っております」



●7月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――

7月生まれのあなたは、情熱の光が宿っています。
転んでも光に向かって歩んで行く力を持っています。自信を持って!

たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。
◇ “おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
お誕生日の方に“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。

8月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
8月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなどひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


●Dr.Recella城嶋さんへのお便りの募集しています!
 スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

◇リスナーのみなさんの生の声が聴きたい!『突電コーナー』ご好評いただいておりますが、こちらからかける場合は“非通知”となりますので、あらかじめ“非通知解除”をお願いします。


●江原啓之 今夜の格言

「知識と教養は違います。あなたは教養を持っていますか?」
  
「生きる力という教えを育てること。それが教育です」


番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
◇ ネガティブなお便り
◇ 突然の電話コーナー
◇ しょく語り
◇ 8月お誕生日の方
◇ De.Recella城嶋さんへの質問コーナー

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