2014/3/2
2月23日に冬季オリンピックが終わり、3月7日からはパラリンピックが始まりますね。
「TV番組では、メダルが取れたか、取れなかったかばかりが注目されていて、少し残念に思いました。江原さんは、今回のオリンピック、どう感じられましたか?というメールをいただきましたが、私は考え方が逆です。それがあるからオリンピック。メダル関係なくと言ったら、誰が注目をするでしょうか。マラソンの有森選手と話をした時に“みんなで、みんなでと言いますが、そうではないからオリンピックがある。そういう気持ちがないから、オリンピックまで頑張る事が出来る。そうでなければ、頑張れない。結果が悪いからといってけなすのは、いけない事。しかし、一番を目指さなかったらオリンピックはない”と言っていた。それを聞いて私は、有森選手は、心もアスリートだなと思った。要するに、優劣をつけているように思う自分の心のフィルターを通してしまうと、そう見てしまうし、そうではなければ、金・銀・銅。良く頑張りました。時の運もあるしねとなる。そういった意味で見てあげればいい。そこをほじくってしまうと、オリンピックの楽しさがなくなってしまいますからね」という江原さん。
オリンピックに関するメールもたくさんいただきましたが、2月16日に放送した“よくよく聴くと・・・音楽特集”、大反響をいただきました。
今日は、『夢をあきらめないで』に関する、みなさまのご考察をご紹介しました。



今夜お届けしたナンバー

◇夢をあきらめないで / 岡村孝子
◇けんかをやめて / 竹内まりや


「好きでも、人生の道筋がどうしても交わらない、共に人生を歩めない、そんな人と出会ってしまう。そんな事もあると思います。例えば、相手が既婚者であるとか、人生においてゴールとしているもののイメージが違うとか。でも“好き”になってしまう事に理由なんてないのです。でも、現実生活においては、どうしても諦めなくてはならない。だから、相手の幸せを願い、成功を願い“身を引く女”なのです。この主人公は。大我だから別れを選んでいるんです!どうして“振った女、嫌味な女”って考えることが出来るのかなぁ〜って、そっちの方が不・思・議です(笑)。江原さん、吉田P、もうちょっと恋愛経験お積みアソバセ、オホホホホ」というメールをいただきました。

江原さん
「ずいぶん、鼻息を荒く怒っていらっしゃいますが、こういう反響を思って、このコーナーをやったのです。だから、オ・モ・ウ・ツ・ボ(笑)。非常に感情的ですね。ご自身の思い入れが、どれだけあるかが分かりましたし、あなたの人生観もよく分かりました。色んな方がいて、いいわけですね。ちょっとエキセントリックで、私はドン引きしてしまいました(笑)。オホホホホ」
    


「吉田Pへの反駁。吉田Pの“ふった側の上から目線の歌だ”との立場に反論させていただきます。“後ろ姿が小さくなって、優しい言葉が探せない=心が冷えているの比喩だ”と述べられておりましたが、違います。この歌詞に歌われている二人は恋人同士ではなりましたが、二人とも違う場所でしか叶えられない、志の高い夢を抱いているのです。なので、別れざるを得ない。そうして、その夢を叶える為に彼がこれから茨の道を行く事を知っている彼女は、簡単な気休めの言葉なんて、とてもではないけれど言えないのです。愛情のある人は、無責任に甘言を弄する事は多くの場面でない、という普遍的な心理がここの歌詞に表れており、ロマンチックな恋愛から一歩出て、性別を超えた人間同士の関係を築きつつある二人の様子が聴いてとれるのです。だから吉田Pは、間違い!」というメールをいただきました。

江原さん
「私もそう思います(笑)。ただ、私も、ひとつだけあなたに反駁するならば、どんな立場であれ、別れを選ばない道だってありますよ。どうしてそうしなければいけないと決めるのか。ドラマとしての美談だとは思うが、距離があろうが、何があろうが、つながり合っていく事は出来る。何もそこで、別れまで選ぶ必要もない。そう決めつけるところに、人生の広がりを狭めていくのではないかと、あなたに反駁させていただきます(笑)」
    


「これは、ふった相手への上から目線の曲ではありません。ご本人のインタビューに“失恋して落ち込んでいるふがいない自分を鼓舞する為に作った”とあります。それより、竹内まりやさんの“けんかをやめて”の方が、何倍も怖いです。恐ろしい程の自分大好きソング。河合奈保子さんや、竹内まりやさん程の美人以外は、決して歌ってはいけないのです」というメールをいただきました。

江原さん
「懐かしいですね。この歌詞の女、嫌な女だ(笑)。しかし、こちらのご意見、ひとつだけ言わせていただくと、だからといって、美人以外は歌ってはいけないというのも、それもちょっとないと思う(笑)。こんな事を言うと、また敵を作ってしまいそうですが意外と、そうでない人が、こういう事をする事、多くありませんか。意外とみなさんの周りにいませんか?そういう事での憤懣たる思い、経験がある方、お便りお待ちしています。職場、学校、色々なところで、こういう事、あると思うのです。こういう女性、たくさんいると思います。しかし私は、可哀想な人だと思う。愛なんて分からない、淋しい人。そして、振り回される男も男だと思います」
 


「久しぶりに、大爆笑させていただきました。友人が学生の頃にバイト先の女性にフラれた時の話。壮絶極まりない彼のショックな話を私なりに聞かされましたが、当時の私には、あまり理解出来ませんでした。しかし、当時の彼は“あなたの夢をあきらめないで”の歌詞付の手紙をもらい凹んでおりましたが、あの歌のお陰で自分の恋愛を美化。こうなると人は立ち直りも早いもので、それから前向きに次から次へと恋愛をこなし、今では立派な父さんになっております。彼が先日の放送を聴いていたら、やっぱ上から目線かよと、今になって気付いて大笑いしていたと思います」というメールをいただきました。

江原さん
「今回、男性の反響がとても大きかったです。歌は人それぞれに、思い入れがあって、解釈があり、それが自由に活かせているのだなという事が分かりますよね。それぞれの人生のフィルターを通っている。自由に解釈をしていい。それが歌。正しく解釈するばかりが歌だとは思いません」
                                                                      



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