2014/3/9
今日は3月9日。『サンキューの日』。
みなさん、“ありがとう”と、素直に言えていますか?
番組には、人間関係のトラブルのメールをたくさんいただきます。
今日はKY(空気が読めない)をテーマに番組をお届けしました。

0309

今夜お届けしたナンバー

◇青春のリグレット/ 松任谷由美
◇夢の人 / 江原啓之


「私は悪い意味で人の目を引いてしまうらしく、集団の中にいても、いつも浮いています。昔の私はダメ人間で、周りの方にたくさん迷惑をかけてきました。大変申し訳なかったと思っています。今は、自分なりの信念を持ち“辛い時こそ笑顔で”を実践しようと日々過ごしていますが、また躓きました。他と毛色が違うのは宿命なのでしょうか。それとも私の心の未熟さなのでしょうか。それとも“用心深く生きなさい”との意味なのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「まず、暗い。暗い事自体がKY。“悪い意味で人の目を引いてしまうらしく”と言いますが、そう思うから引くのです。そう思う人は、暗かったり、変にコソコソしてみたりと、やはり変な行動をとる。そうすると浮く。こんな風に“浮く”と思って浮いてしまっているのだから、ある意味でKYではないのだが、これは、悪循環KY。もう少し明るく生きるべき。“ダメ人間”なんて自分で決めてしまう。酔いしれてしまっているところもあるのかもしれませんね」


「去年の暮れに夫から離婚宣告されてしまいました。向上の為の苦労ではなく、私の傲慢さ、愚かさ故の結果だと反省しております。私としては、夫婦としてやり直したいと日々、悩みながらも今は努力しているのですが、分からなくなるのです。その努力の方向は正しいのか。前に進むとはどういう事か。夫は離婚したいと望んでいるのに、私が後悔したくないからと離婚を受け入れずにいる事は、ただの“失う事の恐れ”かもしれない。けれど、離婚を受け入れる事も、自分の“逃げ”のような気持ちもあります。夫は修復を望んでいないのに、私一人が修復への努力をしている事は、さらに夫を苦しませるだけでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「結構KYですよね。まず、言葉を正しく使えていない。例えば“私としては、夫婦としてやり直したい”という事。相手は望んでいないのでしょう。そして“努力”とは、何なのか。相手と話し、何が足りないのかを分かって反省し、それを努力するならいい。闇雲に努力するものではない。KY。これは“努力”ではなく“嫌がらせ”になってしまうかもしれない。“私が後悔したくないからと”という事も、自分勝手。“離婚を受け入れる事も自分の逃げ”という事も、“逃げ”ではなく“復讐”だと思う。どこかで、自分が捨てるならいいけれど、自分が捨てられる側になるのが許せないと思っているのではないか。“どういう事をすれば、修復出来るのですか”と夫に聞けばいいだけ。ここでコミュニケーションが出来ていなかったら、パートナーシップが出来ていない。それに対し夫が“こうして欲しいんだ”という事を言うのであればいいし、努力のし甲斐もある。焦点が定まっていない。自分本位。自分の事を意外と分かっていない。今の人は、コミュニケーションがとれない人が多い。しかし、物事には順序というものがある。今の人がKYだというのは、まず順が違う事。権利を主張し、義務を果たさず。自分を押し付ける自分勝手が多いのです」



「仕事の部署内で、ステイタスを満たさない存在の私だけを無視したり、能力差を見比べ嘲笑されたり、不機嫌さのサンドバックに、なぜ私がならなくてはならないのでしょうか。長年トップを走る人、その人を支え、その人に仕える人がいたから会社は続いているんだと思います。でも、そんな存在を無能な役に立たない存在だという人もいます。その他にも、私が頑張ってきた事に対して、無能なくせに、同じ道にくるなんてと嘲笑されたり、誤解を受けたりしています。自分は自分だと、自分の考えた道を行くんだと構えていればいいと思うのですが、辛くて、悲しくて、悔しくて、しんどくて堪らないです。職場を変える事は逃げでしょうか。また同じ事が課題として、今後も続くのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「このまま、職場を変えても同じ事が続きます。まず“天職”というのは、心を満たす事。“適職”は、生業を得る為であり、自分の能力を提供する事。あなたは、能力差があると認めている。残念ながら、お仕事があまり出来ないという事もあるのかもしれない。出来ない事が、良いか悪いかといえば、物質的価値観でいったならば、トップを行く人というのが、一番有難い。けれど、私はこう思うのです。あなたの考え方や、心根が悪いと。仕事は、出来る出来ないだけではないと思う。業績や、技能的なものが少し劣っていると思っても、自分がそこに貢献するという何かがある。同じ道で貢献しようとするからいけない。自分がどこで役に立つか。あなたの素晴らしいところがあると思うから、そこを利用していかないと。支えるつもりがないと。今のメールだと“出来る人もいて、出来ない人もいて、それでいいんじゃないの”と、バランスのように聞こえてしまう。そのひねた気持ちで別のところに行ったって、同じになってしまう。どこの職場でもいませんか?“あの人、仕事はちょっとミスが多いんだけど、でもあのキャラがね!”と、許されてしまう人。やはりムードメーカーっている。そういう事がよく分かる事もみなさん、大事だと思いませんか」



● よくよく聴くと・・・のコーナー

<青春のリグレット>
江原さん
「大好きなユーミンの曲。女性と男性の考え方を訊いてみたい。私がこの歌の中で一番残酷だと思うのは、“私を許さないで 憎んでも覚えてて”という歌詞。女性特有の想いなのかも。憎んでいても、覚えていて欲しい。全部一人占めか!というような。ここで問いたいのは“夏のバカンス”。この恋愛はバカンスだった。しかし、普通に結婚をしていく。例えば、すごく素敵な彼氏がいて、恋愛に燃える。でも、結婚をするのは医者。みたいな、そういう世界。でも、憎んでいても覚えていて欲しい。今でもあなただけが、青春のリグレット(後悔)。酷い事をしてしまったと、ほくそ笑んでいる感じがする。女性の考え。男性の考え。リグレットとは、何なのか。みなさまからのご意見をお待ちしております」



●Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

◇リスナーのみなさんの生の声が聴きたい!『突電コーナー』ご好評いただいておりますが、こちらからかける場合は“非通知”となりますので、あらかじめ“非通知解除”をお願いします。

◇3月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
3月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


●江原啓之 今夜の格言

「想像力こそ、愛の顕現です」
「他者に対してイラつく時は、わかってもらいた依存心かもしれません」


 
番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ あなたが感動した言葉
◇ いま江原さんに聞きたいこと
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◇ 突然の電話コーナー
◇ しょく語り
◇ 厄払いのコーナー
◇ エンジェルさんのコーナー
◇ 3月お誕生日の方
◇ De.Recella城嶋さんへの質問コーナー


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