2014/5/11
GWも終わり、今週は仕事に勉強に、さぁ頑張ろうという時期ですが、なぜかやる気が起きない、頑張ろうと思っていても身体がついていかないという方も多いようです。
今日は、職場・仕事に関するお悩みをご紹介しました。



今夜お届けしたナンバー

◇A Hard Day’s Night / ビートルズ
◇さくら咲く / 江原啓之


「私は現在海外にて、医学の分野で研究をさせて頂いておりますが、時折、研究者とはどういうものなのか考える事があります。研究者(特に日本人)は、プライベートの時間をとことん削って、研究活動を行う事がよくあります。有名な研究者が、研究にとって必要なものは“ビジョン”と“ハードワーク”だと仰っていました。研究者に限らず、仕事をする上でその2つは大切なのかもしれません。私も研究一筋になりがちなのですが、時折、そうした生き方が正しいのか悩む事があります。また、そうしなければ将来がないのではないかという漠然とした不安により、研究を行う事もあります。研究者という職業はどういう姿勢で取り組む事が正しいと思われますか。最近特に、研究者に関する問題が頻発しており、日本の研究者のあり方や、研究者の育成の面でも問題が浮き彫りになってきていると思います」というメールをいただきました。

江原さん
「私は何も偉そうな事は言えません。ただ“将来がないのではないかという不安”と書かれていますが、基本、人類の役に立つとか、つい最近の事でいうと、その発見で難病の方が救われるとか。そこに大我があるのかないのか。そこが大切だと思う。日本で最近問題になった女性に関しても、気持ちの上ではすごく真心を持っているのだと思う。役に立ちたいという思いが切々と伝わってきた。それと物質界の成果主義。そのせめぎ合いだと思う。常に個人の中でのせめぎ合い、研究職の中でのせめぎ合い。それが玉石混合な感じになってしまっているのではないか。他が為にするのかという事が一番のポイントなのではないか。だからといって、自分の生活をないがしろにしろとは私は申し上げない。他が為にするという自分の軸があって、そして自分の私生活というものがあって、それが研究につながる視点にもなる。視点を広く持たないと。近主眼的にそこだけしか見えなくなると、簡単に分かりそうなものに躓いてしまったりする。会社にお勤めの方でも、その会社だけが世界ではない。そこの分野だけが世界ではない。それをよく知っていたら、もっともっと視点が広がって、生きる力になっていく。狭い視点が、自分たちの悩みを作っているように思う。あなたも海外で頑張っているようですが、自分の人生も充実させて、他が為にも活躍して頂きたいなと願っております」



「私は26歳の画家です。画家ですが、それでは生活が出来ないので、仕事をしています。私の悩みは、天職である画家の事ではなく、適職である仕事です。上司や同僚、お客さんが怖く、毎日ビクビクしながら仕事をしています。またあの人と仕事だと思うと、毎朝、怖くて苦しくて仕方がありません。そんな面持ちで接しているとさらに良くないと思い、自分なりの精一杯の明るさで“おはようございます”と言っているのですが、その方は朝から私に腹を立てているかの様に“おはようございます”と、とても怖いです。人一倍ドン臭く、仕事を覚えるのに時間がかかるので、人一倍努力をしようと出勤の一時間前に職場に着き仕事をしていたのですが、良い方向に向かず、ただ怒られたり緊張したりする時間が長くなるだけだと思い、最近は定時に出勤しています。お客様に怒鳴られ、上司から怒られたりが続くと、絵を描く気力もなくなります。天職である絵を描く事は、毎日仕事が終わってからの楽しみであり、高い目標であり、その周りにいる仲間もとても素晴らしい人達ばかりです。心休まる彼もいます。私は恵まれ過ぎているくらいの環境にいます。そう思うと、逃げてばかりではダメだとも思います。江原さんは“逃げの転職は、次も良くない事が多い”とい仰っているので、まだまだ頑張らないといけないと思い、仕事を続けています。どうしたらいいのか分からなく、投稿させて頂きました」というメールをいただきました。

江原さん
「私は、もう少し大人になられた方が良いかなと思います。気持ちはよく分かりますが、好きな分野の中だけにいると、井の中の蛙になってしまう。そうでない世界の人や、そうやって働き続けている人もいるという事を、勉強させてもらっている。また、心の奥底、深み等、人生の視点が広がるという事で、自分自身の選ぶモチーフだとかが変わり、影響して来るのではないか。絵さえうまければ良いのではなく、奥深い、味わいのある絵を描けるようになる事が大事。そう考えると、すごく有難い環境。自分も磨ける。それでいて、プライベートな部分だと、とても幸せすぎる程な訳でしょう。そうすると、そこに感謝がないかな、と思ってしまう。26歳だから、まだお若いとも思う。無理して働けとは言わない。そこへの限界があまりにもあるのであれば、転職してもいいと思うが、その怖い顔をする人も、もしかしたら、家庭の事で追われていたり、あなたの事を見ていたら、ただのお気楽でいいわねと、思っているかもしれない。人は表面だけでものを見たりもする。そうするとあなたも、人は表面だけで見てはいけないという学びにもなる。今度自分がある程度の年齢がいった時には、若い人に対して、そうではない視点を持つようになるでしょうし。全ては視点作り。これは絵だけではなく、どんな分野でも同じ。人間の深みのあるお医者様、弁護士さんだって、人生を知っている人とそうでない人でもまた違うと思う。歌手も、自分の生き方がしっかりしていて、色んな視点があるからこそ深みが出たりもする。人生に無駄はないと思います。みなさんも、味わいのある人生、人格になって頂ければと思います」


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●江原啓之 今夜の格言

「人生はあなたの自由意志で何とでも変えられます。その視点はお守りです」
「あなたを見守ってくれる愛に、ちょっと心を向けてみませんか」

 
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