2014/8/3
暑い日が続きますね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

「夏といえば納涼。涼しくなりたい時には、怖い話が一番。嫁姑問題が、一番涼しくなれると思います(笑)」という江原さん。


以前、嫁姑問題について番組で取り上げたところ、たくさんの反響をいただきました。
今日は『嫁姑問題』をテーマに番組をお届けしました。


【6月15日にご紹介した嫁姑問題】
○質問
「妻が、私の母とケンカをしてしまい、子どもを連れて出て行きました。妻・子どもは近くに住んでいるので、週に数日泊まったりしています。妻も母もお互いの事が許せないみたいですが、私は以前のように、家族全員で暮らしたいのです。私はどのようにしたらいいか、アドバイスをお願いします」

○江原さんからのアドバイス
「あなたがダメ。あなたが奥さんの所に行くべき。まずは夫婦から。優先第一は奥さんにしなさいという親が本来、大我。また、女の人はちょっとした“ありがとう”や“ごめんなさい”の一言が大切。どんな事があっても最後にその気持ちがあれば、全部許せるらしい。だから、旦那さんが自分の方に来てくれるだけで嬉しい。そうすれば“分かった。お母さんの事、私も受け入れるよ”と、頑張れるもの。一緒にいたいのならば、嫁をとるべき。それが出来ないのは、あなたがお母さんを尊重して愛しているからではない。自分が弱いからです」


○リスナーさんからのご意見(たくさんのご意見、ありがとうございました!)
「江原さんの仰る通りです。私も義母と同居しておりました。今は離婚してしまいましたので、元主人ですが、主人は早くに父を亡くし、義母を支えてきました。その為か、義母は息子に対しての想いは、尋常ではありませんでした。些細な事で夫婦ゲンカになると、必ず義母が入ってきてこじれ、義母とのいざこざで、元主人も私に冷たくなりました。“二人の時は、せめて優しい言葉があれば頑張れるんだよ”と、泣きながら懇願しました。奥様は、待ってらっしゃると思います。奥様にとってみたら、他人の家に入り、唯一、ご主人だけが頼りなのですから、奥様を守ってあげてください。奥様やお子さんを守る事が、ご主人にとっても、最終的にはお母様も幸せになれる選択だと思います」

「主人は嫁の私の意見を尊重してくれるので、とっても嬉しく思います。女性は例え上辺であろうとも、甘い言葉に弱いものです(笑)。離婚したい位に腹立たしい時もありますが、お母さんより私を第一にしてくれた事は、いつまでも忘れられないものです。相談者さんも、幸せな選択をされるようにお祈りします!」



今夜お届けしたナンバー
◇Your Song / エルトン・ジョン     
◇旅立ち/ 江原啓之


「結婚11年目、娘(9歳)息子(5歳)がいる専業主婦です。先日、舅の誕生日だったので、ケーキを持ってお祝いに行きました。写真を撮る話になったところ、息子が写真を嫌がりました。普通なら、無理強いする事なく終わるはずなのですが、舅が“写真を撮れ!”と怒り出し、主人も息子を叱り、それでも嫌がる息子の頭を主人は叩きました。初めての事にびっくりし“なんで叩くんよ?”と言う私に舅は“親の言う事を聞かん奴は、叩かなあかん。わしも○○(夫)の事を鼻血出すまでよく殴った”と言うのです。そして泣きじゃくる息子に“泣くな”!と怒鳴り散らし、急に少し離れたところにいる姑に殴りかかりました。初めて見る光景に言葉もなく、別世界に迷い込んだ感覚になりました。子どもたちも、私以上にショックを受けたと思います。その後、夫に“もう二度と会いたくないし、しゃべりたくない”と訴え、夫は受け入れてくれました。元々、異常なくらい人や物に執着したり、色んな人と縁を切ったりと、おかしな舅・姑と思っていたので、今回正体を見て、距離を置く決意が出来て良かったと思っています。何度か電話や訪問があったものの、訪問は出ますが電話は拒否していると一週間連絡が途絶えました。このような行動をしている私はおかしいでしょうか。どんな親でも子どもは縁を切るべきではないのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「これは極端な例ですが、あなたが仰る通り、早い段階で分かって良かったと思えばいい。絶対に忘れてはいけない事。“どんな時にも感情はいらない。必要なのは理性だけ”。理性だけで捉えたならば、入院や手術等、何かあった時には助けてあげる。あとは、報せがなければある程度、放置した方がいい。電話だって、出たい時に出ればいい。あまり考える必要がない。また、その他のメールを見ても思うが、どうしてそんなに良い人になりたいのかと思う。“子どもの為も思って、料理をお裾分けしたり、良い嫁を一生懸命してきた”という事が、多くの奥さんたちのメールで共通している事。しかし、心を伴っていない事をしても意味がないのではないか。形ばかりしていても、仕方がない。本当にフレンドリーに出来る親子さんだったら、仲良くすればいい。それでも、どんなに仲の良い親子でも、腹は六分。いき過ぎると、トラブルになる。常にどんな時にも距離感を持つ。どこかで、奥さんたちの中にも“依存”ってないかなと思うんです。例えば、今回のメールでも“私はおかしいのでしょうか”というよりも、いけないものはいけないんだから、自分は自分の信念で決めていいのではないかと思う。様々な事柄においても、完全に正しい答えはない。あるのは例えば“子どもをどれだけ愛しているか”等の信念。“おかしいのか”と思う事は、自分の評価を気にしている。何が一番大事かを考える。自分が自分の責任で考えた上で、貫けばいい。自分や自分の正義をしっかり持つ。今の人に圧倒的に欠けている事がある。自分で信念を決め、これが正義だ、万が一失敗したら自分で責任取るしかないやという腹括りがない。絶対的に正義かどうかを心配している。保険が必要なの。だから、すぐに依存する。もっと自分自身で主人公になって、堂々と潔く生きなさい!と私は言いたいのです。
また、嫁姑問題について、たくさんのメールを読ませていただくと、よく出てくるのは“マザコン”。女の人は簡単に、男の人に対して親を大事にすると“マザコン”だと言うが“マザコン”かどうかは、夫にあるのではなく、親にあるように思う。親が腹六分をちゃんと理解していて、自律していたら“うちの夫は親に優しい夫なんです”等の親孝行になる。夫に対して色々と要求する親で、それに引きずられていると“うちの夫はマザコンです”となる。ということは“マザコン”の定義というのは、親。基本、子どもは“マザコン”。“マザコン”と“親想い”というのは、表裏一体。親の苦労を見ていれば見ている程“マザコン”“親想い”になると思う。だから、そこで親が子どもを自律させて、距離感を持てば“マザコン”ではない。リスナーの方でもお母さんになられている方も多いと思う。その方たちに申し上げるのは“あなたもいずれ、そっちの立場になりますから”という事。自分も子どもに対しての要求もなく、ちゃんと自律する。私は、子育ては、盲導犬と似ているといつも言っている。小さい時は愛情をかけ、ルールを教えて社会に羽ばたかせる。あとは働いてきなさい。もう、縁がない、と。小さい時に育てる盲導犬のボランティアは、可愛い盛りで訓練に出さなければいけないから淋しい。里心もついてしまうし、辛い。それと同じように、お母さん方も、してくれた事は受け入れたとしても、子どもに一切頼らないつもりでいるのがいい。縁を切れとは言っていない。してもらったら“ありがとう”。でもそれ以上はしなくていいよという立場。そして、“あなたたちの人生だから”と、介入しない。みなさん、どう思いますか?“親孝行な夫なんです”というのと“マザコンな夫なんです”。この定義は実は親にある。もうひとつ、姑になっている方たちがみんな必ず言う事。“息子は嫁にどうせ取られますから。嫁親の方には孫を連れて行っても、うちには一年に一遍くらいよ”と。お嫁さんたちも、自分の都合のいい方に流れていく。自分の実親の方がやっぱり楽。みんながひとつここで学ばなければいけない事もあると思うのです」


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◇8月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
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●江原啓之 今夜の格言

「人はみな、愛の電池で動くのです」
「いくつになってもみんな寂しがりです。愛は与えてこそ得られるのに」

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