ジャズシンガーの綾戸智恵さんが登場!
-
- 2026/08/16
ジャズシンガー 綾戸智恵さんをお迎えして
今回はスタジオに、ジャズシンガーの綾戸智恵さんをお迎えしました。
綾戸さんは1957年大阪市生まれ。17歳で単身アメリカへ渡り、ニューヨークではゴスペルクワイアの一員として活動されます。帰国後の1998年、40歳でアルバム「For All We Know」でメジャーデビューを果たします。「テネシー・ワルツ」は2003年の紅白歌合戦でも歌唱され、ジャズ歌手としては異例のCD累計100万枚を突破。お母さまの介護と歌手活動を両立させた経験でも知られています。今年2月には最新アルバム「UMAMI」をリリースされました。小山「1957年生まれということは、来年70歳ですね」
綾戸「もうね、60を過ぎた時にこれが半分かと思って。まだ半分あんねんな、と思っています」
宇賀「さすが、かっこいい!」
小山「デビューは意外と遅いんですね?」
綾戸「そうなんです、ちょうど70の誕生日と30周年が重なりました」
小山「でも、17歳で単身でアメリカに行かれて」
綾戸「アメリカ好きやったんですよ」
小山「いつか日本でデビューしようとは思われていたんですか?」
綾戸「全然です。普通にやってたんですよ、子ども出来てるし。普通に暮らしていて、どっかパーティーで弾いたら『いいね』なんて言われて、ジャズライブに引っ張られて、コンサートで『いいね、CD出さない?』って言われただけで。引き回しの刑でここまで来たような感じですね。『ああ、そうでっか、行きます』言うて、ギャラを見てびっくりして、やろうと思いました」小山「想像していたより多かったですか?」
綾戸「びっくりしました。今までのお仕事とは違いましたから」
宇賀「その後、紅白でも歌われて。CDも100万枚ですよ」綾戸「あれよあれよでした」
小山「もしも40歳の時にデビューを断っていたとしたらですよ、今、何をされていましたか?」
綾戸「絶対に断っていません。今までも『これ、やるか?』言われたら、『はい』」
宇賀「もう断らないんですか?」
綾戸「断りませんね。人生ってやっぱり受け身がいちばん得やと思ってたんで。自分が行くより、周りが行こうっていうところ。人さんと暮らす世界やから、人さんが呼んでくれるところは行ってみよう、まずはいっぺん行ってみようと」
綾戸さんには、スタジオライブも披露いただきました!演奏はぜひ、radiko タイムフリーでお楽しみください。
(*8月23日まで聴取可能)
宇賀「『UMAMI』はどういうアルバムになっているんですか?」綾戸「セルフプロデュースを始めてさせてもらったんですよ。プロデューサーに物申すで、『こんなん作りたいねん』『次回これを参考に協力してくれ』という意味で作ったのと、60過ぎて70近くなったんで、いっぺんわがままも入れてこのアルバムを作って。この前のアルバムが、母が亡くなってすぐに『こんなふうに大人になっていきまっせ』というアルバムを作ったんで、今度は一人立ちをしていますんで、介護も終わった私が皆さんに向けて、もう一発いきまっせというつもりで作りました」
小山「そうですよね、お母様の介護をずっとされていましたよね。しばらく介護に専念されていたんですよね」
綾戸「20年ちょっとになりますね」
小山「やはり、活動を休止しても専念しようと」
綾戸「百貨店を5軒くらい回ったらね、もう荷物だらけになりますやん。いっぺん、家に帰りたなりません? そんな感じでした。手一杯やったんですよ、母と息子のことで。いっぺんちょっと整理しに行こうと思って。『また出る時はまた出るやろ』ってな感じで、業界のことを知らん私は、勝手に終わり、言うてやめたんですよね」小山「だって絶頂でしたもんね。介護は何年くらいやられたんですか?」
綾戸「それからは4年くらいでしたかね」
小山「介護の合間にピアノを弾いたりはされたんですか?」
綾戸「そんなにしてませんでしたね。私、普段から弾かへんのですよ、家にピアノなかったし」
宇賀「どこで練習されていたんですか?」
綾戸「スタジオに入った時しかしませんでしたね」
宇賀「ボイスチェックとかもされないし、ピアノもいきなり一発目で弾かれるし、本当に生活のそのままの流れの中にあるという」綾戸「サウンドチェックしてたら、洗濯物を干す時間がないんですよ」
小山「すごいですね、洗いざらしのアーティストみたいな」
綾戸「さすが、ええ感じに言いはるなあ。それ使いますわ! その通りですわ」
宇賀「やっぱり音楽を聴く側からしても、すごくリラックスして聴けるというか。馴染みやすい親近感みたいなものもあるんですかね」綾戸「そこやったんかもしれん。なんで聴いてもらえたんかっていうところは。近かったんかな。ジャズとか遠い感じやなく、隣にいてる感じがあったんかもしれんね。いいこと言いはったな、今。いただいておこう」
宇賀「この番組は『お手紙』をテーマにお送りしているのですが、綾戸さんがお手紙を書きたくなるような場所はどこかありますか?」綾戸「新幹線の中とか移動中。待ってる時間がもったいないタイプなんで、紐に繋がれた状態で書くのは楽しいですね」
宇賀「確かに新幹線、いいかもしれないですね」
綾戸「お得な感じがしますね」
宇賀「そして今日は、『今、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」
綾戸「息子の中学の時の同級生で。娘さんやねんけど変わった子でね、世界マラソンをやったの。みんなで走るやつじゃなくて、サハラ砂漠とかに暮らしながら、リュックを背負って自給自足しながら走る。そんな女の子なんですよ。尾藤朋美さんといいます」綾戸智恵さんから、尾藤朋美さんへ宛てたお手紙は、ぜひradikoでお聞きください。
宇賀「今日の放送を聞いて、綾戸さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 綾戸智恵さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」
綾戸智恵さん オフィシャルウェブサイト
綾戸智恵さん、ありがとうございました!
今回の放送は、radiko タイムフリーでもお楽しみいただけます。「SUNDAY’S POST」Xのアカウントはこちらから。
皆さんからのお手紙、お待ちしています
毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆「文風」をプレゼントします。引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。
今週の後クレ
甲府中央郵便局のみなさん
今回のメッセージは、山梨県〈甲府中央郵便局〉矢ヶ崎 愛さんでした!
「この春、長男が就職しました。その就職先の上司が、私と主人の小学校時代の同級生でした。懐かしくて手紙を書いたら、気づけば当時のあだ名で呼びかけていて、自分でもすごく笑ってしまいました。するとすぐに彼女から返事が来て、手紙を読んだ瞬間に40年という時間が一気に縮まって、それまでは手紙は遠くの人と繋がるものだなと思っていたんですけど、実は遠い時間とも繋がることができるんだなと思いました。懐かしすぎて、いろんなことを思い出して、何も考えずに筆を取ったような感じです。手紙を彼女から受け取った時に、その『字』も彼女だったんですね。間違いなく。あの頃の丸文字の可愛い字で、『これはあの子だ』と思うような彼女からの文字を見た瞬間に記憶が繋がって、手紙っていいなと思いました。」
※出演した郵便局、及び郵便局員宛ての手紙はいただいてもお返事できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
MORE
この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
全国の皆さんからのお便りや番組で取り上げてほしい場所
を教えてください。
〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛








