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SUNDAY'S POSTSUNDAY'S POST

『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
手紙を受け取る喜び、手紙を送るワクワク感、
手紙に詰まった想いをラジオを通して全国に届けます。
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お手紙をたっぷりご紹介/母の日に手紙を書こう!

  • ON AIR
  • 2020/05/10

ありがとうの手紙、1年後の自分への手紙……お手紙をたっぷりご紹介


宇賀「いま、おうちにいる時間が増えたという方が多いと思うんですけど、番組では『こんな時こそ手紙を書こう』ということで、いろいろなご提案をさせていただきました」
小山「たとえば1年後の自分に宛てて手紙を書いてみませんか? とか、ありがとうの手紙とか。あとはさっそく動画でYouTubeにもアップしましたけど、絵手紙の先生、小池邦夫さんの奥様、小池恭子さんの絵手紙ワークショップもやりましたね。
あと、もうお一方……イラストレーターの小池アミイゴさんの絵手紙教室もすでにアップされています」



小池アミイゴさんの絵手紙教室、Youtubeからご覧になりたい方はこちらからお願いします。
https://youtu.be/9nddDyrAsDE

宇賀「企画に向けたお手紙もさっそくいただいていますし、番組に送っていただいたお手紙もあるので、今日はたっぷりとご紹介していきます」

放送では……マスクを手縫いしている福島県白河市の〈しづしづ〉さん、番組に初めてお手紙を書いてくださった匿名希望さん、愛知県の名物・味噌煮込みうどんのご当地フォルムカードで手紙をくださった名古屋市の〈こぶ平〉さん、元・番組スタッフで実家の農業を頑張っている福島県伊達郡の〈まじめ〉さん、1年後の自分へ手紙を書いてくださった京都府京都市の〈りょうたろう&父〉さん、北海道札幌市の〈のぞみ〉さん、大分県大分市の〈しみちゃん〉さん、そして手紙の思い出を書いてくださった東京都大田区の〈みどり〉さんのお手紙を、それぞれ読ませていただきました。
1年後の自分への手紙、誰かへのありがとうを伝える手紙、番組へのお手紙、まだまだ引き続き募集しています。宛先は【郵便番号102-8080 TOKYO FM 「SUNDAY’S POST」】までお願いします。

母の日の手紙 手紙の書き方コンサルタント青木多香子さんを迎えて


小山「ずっとテレワークで家にいると曜日感覚がなくなったり、日付を忘れたりしますけど……気づけば大切な人の誕生日を忘れているとか、そういうことありますよね」

宇賀「ただ、思い出してください、今日は『母の日』です。離れて暮らしているお母さんに会いに行ったりとか、お食事をしたり、プレゼントを渡したりしたい方も多いと思うんですけど、今年はなかなか難しいということで……手紙を書こう!という企画を、今日はお届けしたいと思います」

小山「母の日に到着せずともですよ、母の日に母のことを思って手紙を出すでもいいと思うんですよね。同居している人はすぐに渡せますし」

宇賀「薫堂さんは母の日に手紙書いていますか?」

小山「書いたことないです。やっぱり男の子からお母さんに何かを書くという行為がちょっと恥ずかしかったような」

宇賀「えー、薫堂さん本当にお手紙書く人なのに。プレゼントにも必ず添えてくれるじゃないですか!」

小山「そうですね、書いていなかったことに反省しています」

今回は、以前もご出演いただいた「手紙文化振興協会」手紙の書き方コンサルタントの青木多香子さんに、母の日の手紙の書き方を教えていただきます。
写真 小山「青木さんは当然、母の日のお手紙はもう書かれているんですか?」

青木「書いております。今年は特に会えないというのもありますし、宇賀さんがさっきおっしゃっていましたけれど、食事に一緒に行ってそこで一言、というのを今までやっていたんですけれど、それもできないので。少し長めに書くようになりましたね」

宇賀「でも、いざ書こうと思っても『何を書いたらいいのかわからない』という方も多いと思うので。母の日の手紙のポイントっていうのを教えていただきたいんですけど」

青木「書こうと思った時に、一番最初に思いつく気持ちっていうのは“ありがとう”だと思うんですよね。お母さんありがとうというのが定番でもあるのですが、ただ、お母様のことを考えて、『伝えたい』と思う気持ちが“ありがとう”だったらその一言でもいいと思うんですね。一言でも手書きして送ってみるというだけでも違うとは思います。ありきたりになっちゃうな、とか、もう少し言葉を足したいなということであれば、お母様がどんな存在であるのか、そのおかげでどうなっているのか。『お母さんのおかげで安心して仕事ができますよ』とかを書くと、より具体性が増して伝わるのかなというところですね」

小山「僕がまず母に書くとしたら、『だらしない父の面倒をいつも見いていてお疲れさまです』という感じなんですよ」

青木「ああ、いいですね。まずはそこから」

小山「電話した時の第一声が『もうお父さんがね……』という話が多いんですよ」

青木「お母さんの気持ちを汲んだ一言というのはすごく刺さりますね。贈り物と一緒に手紙を送るということであれば、どうしてそれを選んだのか、ポイントを伝えてもいいですね。私のことを考えて選んでくれたんだな、と。あとは、義理のお母様の場合は、子どもたちや旦那さんと一緒に選んだとか、みんなと選んだよ、という言葉が入っていると受け取った方も家族のことをイメージできて喜ばれるんじゃないかなと思います」

この場を借りて、薫堂さんも初めて、母の日の手紙を書いてみることに。

小山「書き出しが難しいんですよね。『お母さんありがとう』ってなんか照れくさいですよね」

青木「お母様が目の前にいたらどんな風に話しかけるかな? と、語りかけるようにするという気持ちがいちばん大事で。話しかけるという気持ちで書いた方が、心に届くと思うんですよね。とってつけたような言葉になると余計に壁ができるので、肩の力を抜いて書くのが大事かなと思います。ハードルが高かったら、『SUNDAY’S POSTでこういうのをやっていたので、今日は書いています』『母の日なので書いてみました』とか、ちょっと言い訳を作るといいかなと思います。そうすると、自分の中の恥ずかしさも軽減されるんじゃないかなと思います」

小山「できました!」

〈お母さん、いつもありがとう。SUNDAY’S POSTというラジオ番組の企画で手紙を書いてみました。なかなかいうことを聞かないお父さんの世話は大変だと思うけど、ちゃんと毎日自分の時間を楽しんでください。これまで常に、他人のために生きてきたお母さん。これからは自分のために生きてもバチは当たりませんよ。〉

宇賀「うーん、素敵」

青木「これはどの手紙でもそうなんですけども、会えないからこそ、会える未来につながる言葉を入れるのもいいと思うんですよね。会えた時にまたこういうことをしよう、とか、お母さんの笑顔を楽しみにしているよ、とか一緒に未来をイメージできるような一言も入れると、手紙として気持ちが伝わるんじゃないかなと思います」

小山「すぐに追加で書き足します」

宇賀「ぜひ皆さんも、手紙を書いていただけたらなと思います」

手紙の書き方コンサルタントの青木多香子さん、ありがとうございました!

宇賀「外出の自粛が続いていますが、こんな時こそ、手紙で小さな楽しみを見つけようという企画がスタートしたんですよね」

小山「手紙を書きたくなるには、素敵なポストカードがあったらいいなということで。誰もが無償で、ポストカードの画像データをダウンロードできるというサイトを作りました。『&Post』というホームページなんですけど、アクセスしていただければ、東京イラストレーターズソサエティとコラボレーションした、およそ20名前後のアーティストの方のポストカード。これが自由にダウンロードできます。ぜひ、自分の好みを探して、ゴールデンウィーク中に帰省をできなかった方は気持ちを届けていただければ、と思います」

宇賀「おうちにいる時間をゆっくり使って、手紙で帰省をしてみてください」

ポストカードのダウンロードはこちらから↓
「&Post #手紙にしよう」

今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、熊本県<玉名郵便局>永池 千弘さんでした!

「私の祖母が鹿児島におりまして、みかん農家をやっています。
毎年送ってくれるみかん箱の中に、今回は布マスクを手作りして送ってくれるようになって。本当に嬉しいので今度お礼の手紙を書いて送ってあげたいと思います。いつも会うことがなかなかできない距離なので、やっぱりおばあちゃんに会いたいなという気持ちも乗せて書きたいなと思います。」
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