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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
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レターソングプロジェクトから生まれたYOASOBIの新曲をお披露目

  • ON AIR
  • 2021/08/01

レターソングプロジェクトYOASOBIと手紙の原作者・はつねちゃんをお迎えして

写真 宇賀「今回は、手紙から音楽を作る『レターソングプロジェクト』をお届けします」

小山「始まりは去年の6月でしたね」
写真 宇賀「小説を音楽にするユニットである、いま大人気のYOASOBIが、手紙から曲を作ってくれるプロジェクトですね。リスナーの皆さんから、「ありがとうを伝える手紙」を募集しまして、たくさんいただいたお手紙の中から選ばれたのが、広島県の小学生・はつねちゃんが書いた『音楽さんへ宛てた手紙』だったんですよね」

小山「五線譜に書かれた手紙で、かわいかったし素晴らしかったですよね」
写真 写真 写真 写真 写真 宇賀「この曲を真っ先にはつねちゃんに聴いてもらいたいということで、先日、広島からはつねちゃんに来てもらったんですよね」

小山「はつねちゃんに来ていただいて、そこにYOASOBIの二人も来て、はつねちゃんと初めて対面したんですよね」

放送では、その時の様子をご紹介しました。
YOASOBIのAyaseさんとikuraさんにご登場いただく前に、まずは薫堂さんと宇賀さんではつねちゃんをお出迎え。
写真 宇賀「今日は広島から来てくださって、ありがとうございます。どうですか、今の気持ちは?」

はつね「……めっちゃ緊張しています」

宇賀「一度、YOASOBIの曲のデモ音源は聴いてもらっているんですよね。どうでしたか?」

はつね「嬉しかったです。YOASOBIさんの音楽の世界観もすごく好きなので、自分の手紙がYOASOBIさんの世界になって、かえってくることがすごく嬉しかったです」

小山「デモは、まだikuraさんではなく、ボーカロイドの声だったんですよね」

宇賀「今日は完成間近という音源が届いているので、さっそく、聴いてみますか?」
写真 完成間近、ミックス版のYOASOBIの曲「ラブレター」を、はつねちゃんに聴いてもらいました。

宇賀「どうでしたか?」

はつね「すごくしっかり伝わって……音楽のかたちでかえってきたことがすごく嬉しくて。音楽に出会ってよかったなって改めて思ったし、この曲もたくさん聴いていきたいです」

「ラブレター」を初めて聴いて、涙を流しながら感想を伝えてくれたはつねちゃんでした。
写真 写真 小山「はつねちゃんの手紙から生まれた曲ですからね。手紙がなければこの曲はなかったし、メロディーも降りてこなかったんですよね、Ayaseさんの中で。すごいね、その種をはつねちゃんが蒔いたんだよ」

宇賀「そして、今日はYOASOBIのお二人もこの場に来ているので……呼んでいいですか?」

小山「ぜひ、感想を直接伝えてください」
写真 そして、YOASOBIのAyaseさんとikuraさんが登場!

宇賀「はつねちゃんから二人に、気持ちを伝えてもらっていいですか?」
写真 はつね「まず、自分の想いを受け止めてもらえたことがすごく嬉しくて。それがまた、自分の好きな音楽のかたちになって聴けることがすごく嬉しいです。今回、ikuraさんの声で聴けて、嬉しいしかないんですけど……この曲を聴いて、もっと音楽が好きになるだろうなと思っています。ありがとうございます」

宇賀「Ayaseさんは、はつねちゃんのお手紙からどういうイメージで曲を作りましたか?」
写真 Ayase「すごくストレートな音楽への愛だったりとか、はつねちゃんが素直に思ったことを純粋に書いてもらっている、手紙から溢れているその純粋なパワーをそのままに届けようと思いました。お手紙を原作として楽曲を作る上で、どういうストーリーにしていくのがいいんだろうと思ったんですけど、はつねちゃんが音楽に対して伝えたいことだったり、音楽への想いを僕らが楽曲にすることで、音楽にちゃんと届くためのメガホンみたいなものになれたらいいな、ということにたどり着いて。僕らの曲になったことで、より彼女の想いが音楽に伝わればいいなというのを、いちばんに思いながら作りました」

小山「手紙を読んだ時に、Ayaseさんは『いい曲ができそうな気がする』と言いましたよね。あの時の言葉通りというか、それ以上に僕も本当にいい曲だなあと思いました」
写真 Ayase「本当に、それははつねちゃんのおかげでしかないですから。この手紙がなかったら生まれていない楽曲だし、僕ももちろんお手紙から楽曲を作るのは初めてだったので、はつねちゃんの手紙のおかげで、僕自身も新しい面白いチャレンジができたと思います。すごくやっていて楽しかったです。ありがとうございます」

小山「ikuraさんは歌ってみてどうでしたか?」
写真 ikura「お手紙を読ませていただいた時に、まっすぐにただただ音楽を愛していて、音楽に楽しい気持ちにさせてもらっていて、自分も楽しい気持ちになって……というまっすぐな気持ちを感じました。私も、無邪気に自分の音楽に対する愛を照らし合わせながら、歌を乗せることができました。はつねちゃんからもらったパワーを、そのまま歌にすることができたなと思います。ありがとうございます」
写真 写真 宇賀「実は今日、はつねちゃんはYOASOBIの二人にお手紙を書いてきてくれたんですよね?」
写真 放送では、はつねちゃんがAyaseさんとikuraさんに書いたお手紙を朗読してもらいました。
そして、YOASOBIの新曲「ラブレター」も、今回の放送で初オンエア! ぜひradikoでお聴きください(8月8日まで聴取可能)。
写真 写真 小山「レターソングプロジェクトは去年の6月に始まって、1年と2ヶ月。ここでまず、最初のクライマックスになりましたが、まだまだ盛り上げていくので、引き続きよろしくお願いします!」

YOASOBIのAyaseさん、ikuraさん、そしてはつねちゃん、ありがとうございました。
写真 宇賀「『ラブレター』は、8月9日(月曜日)から配信がスタートするのですが、明日から8月31日まで、郵便局に貼られているポスターから二次元コードを読み込むとYOASOBIのメッセージ付き『ラブレター』のショートバージョンを先行配信で聴くことができます。配信後の8月9日からは、YOASOBIのお二人からファンの皆さんに宛てたラブレターを読むことができます」

小山「YOASOBIからの直接のラブレターですね」

宇賀「郵便局によっては貼られていない場合もあるのですが、ぜひお近くの郵便局で探してみてください。
さらに、代官山 蔦屋書店に、レターブースが再び登場します! 手紙を投函すると『ラブレター』が流れるジュークボックス型のMUSIC POSTが、8月16日(月曜日)から設置されます。
まだあります! 『ラブレター』の世界観が楽しめる、切手付きレターセットの販売が決定しました。フレーム切手シートと、便箋、封筒、そしてはつねさんの『音楽さんへ』のお手紙が入っています。こちらは郵便局のネットショップ限定で販売されます。
それぞれの詳細は、番組のホームページをご覧ください」
写真 写真 レターソングプロジェクト、引き続きお楽しみください!

暑中見舞い、書きましたか?

宇賀「さてみなさん、もう暑中見舞いは出されましたか? 立秋の前日までに届けたほうがいいとされているので、8月6日までにぜひ書いてみてください。そのあとは暑中見舞いではなく、残暑見舞いになります。先週もお伝えしましたが、今回も暑中お見舞いのお手本を、大東文化大学の山口謠司さんに教えてもらいます。テーマは、『文豪がどのような夏の便りを出していたのか?』です」

山口さんに、文豪の暑中見舞いについてのコメントをいただきました。

山口「今回は、芥川龍之介が出した暑中見舞いを紹介したいと思います。芥川龍之介がまだ28歳の頃……彼は35歳で亡くなってしまうのですが、28歳の7月8日に友達に出した手紙です。『暑さにて辟易の外ありません 僅に夜涼を迎入て息をついています』これだけだと普通の挨拶なんですけど、芥川は、一つ狂歌も読んでいます。『押し照れる 月夜静けみ 動かざる 簾の上に馬蝿一つ』押してれるというのは、月が煌々と照っている。その中で、動かないすだれがあります。その動かないすだれの上にハエが一匹乗っていますという狂歌。これはやはり芥川ならではの天才性だと思います。歌でも、俳句でも構いません、一句自分で読んで出すのも、暑中見舞いの楽しみだと思います」
写真 宇賀「みなさんもぜひ、参考にしてみてください」

#手紙にしよう

様々なポストカードを無料でダウンロードできる「#手紙にしよう」のサイトにも夏にピッタリなお手紙が更新されています。手紙を送る相手と『過ごしたい夢の夏』を叶えるお手紙を用意しました。海水浴を楽しむバージョンと、家族みんなで花火をしているバージョンがあるのですが、イラストの顔の部分が空いているので、自分の顔や送る相手の顔を描きこむ事ができます。
詳しくは、「&POST」のwebサイトをご覧ください。

「&POST #手紙にしよう」

今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、沖縄県〈宜野湾郵便局中城集配センター〉島尻龍正さんでした!

「宜野湾郵便局周辺では、山の上から海を見ることができ、干潮時も満潮時も夕日や朝日が海に映えてとても綺麗です。仕事していた時の話ですが、配達中に郵便物をお客さまに手渡しした際に『この荷物は孫からのプレゼントでね。これを待っていたんだよ〜、本当にありがとう!』と話してくださったお客さまがいらして、自分の配達でお客さまからお客さまへ想いをしっかり届けられているんだ、と実感したことがとても深く印象に残っています。」
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