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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
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若者にも人気! 大衆演劇の世界へ

  • ON AIR
  • 2022/10/02

恋川劇団座長 二代目恋川純さんをお迎えして

写真 宇賀「薫堂さん、大衆演劇のイメージというと、いかがですか?」

小山「なんとなくですね、早乙女太一さんとか、梅沢富美男さんとか。梅沢さんはですね、うちのスタッフのお兄さんが付き人をずっとしていたんですよ。でも厳密な定義はよくわからないですね」
宇賀「そうですよね、今日はいろいろうかがえたらなと思います。今週は、大衆演劇の桐龍座 恋川劇団の座長である、二代目恋川純さんをお迎えしました!
二代目ということは、初代もいらっしゃるということですよね」
写真 恋川「父が初代・恋川純で、家族で始まった劇団なので、父が初代の座長をしていて、うちの兄がいて、そのあと僕が座長を継がせていただいて」

小山「じゃあお兄さんは、恋川純を継いでいないんですね」

恋川「継いでいないです。(兄は)自分の昔からの名前のままで、僕が父の名前を継いだというかたちになります」
写真 小山「家族で劇団が誕生したわけですね。お父様がある日、『劇団をやるぞ!』となったんですか?」

恋川「そうですね。もともと父は違う劇団の座員さんだったんですけど、それからお世話になっていた劇団さんの方が『劇団を作ったらどうだ?』という流れになったようです」

宇賀「最近、若い方に人気だと聞いたのですが、そういう印象はありますか?」

恋川「そうですね、大衆演劇と聞くとご年配の方が多いイメージだと思うんですけど、割と若い方も来られますね」

小山「大衆演劇はそもそも定義はあるんですか?」
写真 写真 恋川「基本的にはやっぱり時代劇をやって、舞踊もあってという感じなんですけど、今は本当にいろんな方がいろんなことをやっていく中で競争が激しいので、その辺もちょっと変わってきているのかなということはあります」

小山「時代設定はだいたい江戸なんですか?」

恋川「江戸が多いです。髷物(まげもの)の時代が多くて。人情物、人情喜劇が好きなので、そういう雰囲気のものに変えて、髷物じゃない現代劇をやったりとか、いろんなことに挑戦するようにしています」

小山「笑いも結構多いんですか?」
写真 恋川「うちの劇団は結構多い方だと思います。僕がそっち寄りの方が好きなので、他の劇団さんではあまりやらないんですけど。公演が3時間ある中で、踊りが好きな人は『もっと踊ってくれたらいいのに』と思うくらい、僕は喋り出したら止まらなくなっちゃうほどお話が好きなので、1人で30分とか喋っています。それがいい、と観にきてくださる方も結構多いイメージがあります」

小山「拠点となっている箱(劇場)はあるんですか?」

恋川「基本的には全国旅回りですごいたくさんの荷物を持って1ヶ月ごとに移動するんですけど。僕自身は所属しているのは関西の事務所なので、半年間くらいは関西にいて、その間に地方に移動して、という感じです」

小山「子どもの頃は、生まれた時からずっと旅をしていたんですか?」

恋川「気付いた時には1ヶ月ごとに移動、みたいな」

小山「学校はどうしていたんですか?」

恋川「ずっと1ヶ月ごとに転校でしたね。友達ができたな、馴染んだなと思った頃には『また来年』と移動して……」

小山「また来年戻るんですね」
写真 放送では、先日まで行われていた大阪の池田呉服座での公演の模様や、お客さんへのインタビューをご紹介しました。ぜひradikoタイムフリーでお聞きください(10月9日まで聴取可能)。

小山「盛り上がっていましたし、若い方が多いんですね!」

恋川「若い方は結構多いですね」

宇賀「女性が多いんですね」

恋川「そうですね、女性の方が圧倒的に多いですね。劇団によっても変わってくると思うんですけど、ご夫婦で来られる方もいるし、奥さんが旦那さんを連れきてくれたりとか」

小山「演目は毎日変わるんですか?」

恋川「そうなんです」

小山「すごいですね」

宇賀「大変じゃないですか?」
写真 恋川「1日2回、公演があって。昼の12時くらいから3時間、夜も5時半から8時半までやるんですけど、それが終わってから次の日の演目の稽古をして。前の日に渡された台本を、その夜の稽古で次の日にやるとか」

宇賀「えっ、まったく新しいものをですか?」

恋川「まったく新しいものです」

小山「演目のレパートリーはどのくらいあるんですか?」

恋川「36年やってきた今までの演目でいうと、200くらいはあると思います」
写真 小山「200あったらほとんど全部新作みたいなものですね。ごっちゃになりませんか?」

恋川「同じようなものも正直あったりするんですけど。休みは基本、1日しかなかったりするんです、月のあいだに。昼も夜も演目を変える場合が場所によってはあって、そうすると60本くらいをずっと昼夜でやったりとか。裏方が別にいるわけでもないので、演者が中も全部やらないといけなくて」

小山「セットなんかはどうするんですか?」

恋川「劇場によって1人、2人スタッフがいるところもあるんですけど、いないところもあるので。そうすると、演じて幕を閉めて、演じた人たちが道具を片付けて変えて、次の場面を開ける、みたいな」

小山「移動する車も自分たちで運転したり?」

恋川「そうです」

宇賀「道具とか衣装も作ったりされるんですか?」
写真 恋川「作ったり、衣装屋さん、かつら屋さんに発注したりもしますし。その辺の競争もすごいので。『あの劇団はすごくいいものを着ていた』となったら、負けてられない、みたいなこともあったりして」

宇賀「団員はどのくらいいらっしゃるんですか?」

恋川「メインで出ている団員でいうと、うちは6人くらいしかいないんです。6人の中で芝居もやるんですけど、僕は2役とかやりながら」

小山「そのうちの親族は何名ですか?」

恋川「うちは僕を入れて4人います。従兄弟と、姉と、母です」

宇賀「物心ついた頃からそういうお家だったわけじゃないですか。いつから本格的に『自分はこれでやっていこう』と思ったんですか?」
写真 恋川「最終的にここから、と決まったのは、兄が10年座長を務めて、出たんですね。出て、違う分野で役者をしていくとなった時に、必然的に僕は座長という存在になるという時期があって。兄が12歳上なので、お父さんみたいな感じだったんです。芸事も普段の自分の私生活の部分でも教えていただいて育ててもらった人だったので、最初はちょっとすぐに座長みたいな、襲名披露もできなくて。兄の座長という存在を空けていて、3年後に、親としては兄がずっと座長を続けて順番的に僕に譲るみたいなことをイメージしていたと思うんですけど、『僕が座長を継ぎたいと思うんだけどどうかな?』という相談を父と母にした時、母は泣いて『その言葉を待っていた』という感じになったんです。座長を継ぐということは劇団を背負うことなので、そこで初めて、ここからは今までよりも、腹をくくるという言い方ではないですけど『やっていくんだろうな』と。そこが自分の中ではいちばんのきっかけだったのかなと思います」

小山「今のお話、そのまま演目のひとつにしたいですね」

宇賀「本当にドラマみたいですね」
写真 宇賀「この番組はお手紙をテーマにしているのですが、恋川さんはこれまで受け取ったり、書いたりした中で、印象に残っている手紙はありますか?」

恋川「お客様からいただくものもすごく多くて、手紙をいただくと、形になったような気がします。『あの時のこのお芝居が本当に良かった』と、言われると、言葉で具体的になるというか。僕は結構背が小さかったりとか、パッと出てすごくわーっと思われるタイプではないんですけど、演技を見ている中で、どんどん胸に沁みていくような役者になりたいなと思ってずっとやっていて。それを具体的に言ってくれた方がいて。『本気、本心でいつも舞台に対して手を抜かない。そこに惚れました』みたいなことを母親より年上の方から手紙で届いたことがあって。それは本当にやっていてよかったなと、うるうるした覚えがあります」

宇賀「そして今日は、今お手紙を書きたい方へ宛てたお手紙を書いてきてくださったんですよね。どなたに宛てたお手紙ですか?」

恋川「自分の劇団のメンバーに書きました。普段、ずっと苦楽を共にしているのに、意外とそういうことって言えないな、と。僕が劇団でいちばん年下なんですよ」

小山「年下で座長なんですね」

恋川「そういう難しさもやっぱりあって。メンバーはそれを気にせずに『座長!』と立ててやってくれたりするんですけど。手紙をいちばん書きたいのは支えてくれているメンバーかなとなりました」

恋川さんによるお手紙の朗読も、ぜひ、radikoでお聞きください。
写真 宇賀「今日の放送を聞いて、恋川さんへお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。ご本人に責任をもってお渡しいたします。
【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST恋川純さん 宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」

恋川「今月は新世界の朝日劇場というところで、10月の1ヶ月間、公演をさせていただいておりまして。今回はお休みが週に1回ほどあるのですが、毎日違う演目で頑張っております」

小山「本当にすごいですね」

宇賀「毎日行っても、違うものが観られるんですよね」

小山「1週間、同じ演目で通していいですと言われたらどう思いますか?」

恋川「逆にもたないかもしれないですね、飽きちゃうかもしれないです(笑)」
写真 桐龍座 恋川劇団の座長、二代目恋川純さんでした。ありがとうございました!

桐龍座 恋川劇団

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毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆をプレゼントします。
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今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、大阪府〈千里中央駅前郵便局〉中西弘樹さんでした!

「毎年、私の誕生日に母が手紙を送ってくれるのですが、いつも私の健康や身体を気遣う言葉を書いてくれています。ある年に送ってくれた手紙には、私の子どもの頃の思い出とともに最後に『とても可愛かったです』と書いてくれていました。50歳過ぎの自分に『とても可愛かったです』と書いてくれたことが、恥ずかしかったのですが、すごく嬉しく、今まで面と向かって言われたことがなかったため、母からの愛を感じました。」
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