川島明 そもそもの話

TOKYO FM/JFN 37 Stations
Every Saturday 17:00-17:55
FM愛媛 Every Saturday 18:00-18:55
エフエム青森 Every Saturday 19:00-19:55

そもそも、なんでこの世界に?
そもそも、有名になったきっかけは?そもそも、あの作品を手がけた理由は?
芸人、俳優、ミュージシャン、漫画家、映画監督、スポーツ選手、料理人……
誰でも知ってるあの人の、意外と知らない“そもそもの話”。
平日の喧騒を逃れた土曜日。
バリトンボイスの聞き巧者 麒麟・川島明がおくるインタビュー番組。
様々な質問や相談に川島明が答えていきます。

番組では、リスナーからのメッセージも募集中!

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On Air Report

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19 Mar 2025

【#69】ゲストは"球体の奏でる心地よい不協和音" 宮下草薙のお2人!【2025.3.8 OA】

『川島明 そもそもの話』3月8日放送のゲストは、宮下草薙宮下兼史鷹さん、草薙航基さん!
この番組的には久々となるコンビで登場のゲスト!川島さんも”2人で1つ”のイメージが強いと言うお2人とたっぷりお話を!

◆コンビ結成まで◆
2人が出会いは太田プロの養成所。宮下さんは『志村けんのバカ殿様』がきっかけでお笑いの世界に飛び込み、漫才をやりたかったものの相方が見つからず、ピン芸人を志望。有吉弘行さん、劇団ひとりさん、土田晃之さんなど”ピン芸人と言えば太田プロ!"というイメージから入ったそう。一方、草薙さんは”気持ちが楽になりそうだから”という理由でお笑い芸人を目指すも、自己アピールに失敗し、NSCの面接で落ちてしまい…最後まで入所者を募集していた太田プロの養成所に入ったのだとか。養成所卒業後、コンビの結成と解散を繰り返していた草薙さんを宮下さんが誘う形で、2016年に「宮下草薙」を結成しました。

◆ブレイク◆
結成から2年後、日本テレビ『ぐるぐるナインティナイン』の名物企画『おもしろ荘』に出演し、3位という成績を残します。ただ、その時ともに出演していたひょっこりはんさんや完熟フレッシュの陰に隠れ、そこまで仕事は増えず…。宮下さんも「このあとが一番芸人を辞めようと思った」と話すように、コンビに暗黒期が訪れます。この状況を打ち破ったのは、草薙さんのテレビ朝日『アメトーーク!』の出演。それまではテレビマンにっても”使い方がわからなかった”そうですが、『人見知り芸人』で出演して以降、草薙さんの活かし方が広く知れ渡り、ほどなくしてコンビで露出が増えていきました。
そんな中、突然襲来したのが”お笑い第7世代”のブーム。宮下さん曰く「自ら”第7世代”を名乗ったことは一度もない」そうで、”急に賞味期限を1年にされたような感覚”だっだとか。「今だから言いますけど、”第7世代”系仕事は断っていた」と明かしてくださいました。

◆友達◆
コンビ仲は良い状態と悪い状態を繰り返していると言うお2人。川島さんも「ビジネスパートナーとかでもない、自然な状態」だとおっしゃっていましたが、草薙さんにとって宮下さんは”初めてできた友達”のような感覚だとか。また、長年担当されているマネージャーにはプライベートでも深くお世話になっているそうで…草薙さん曰く「2人目の友達」だとおっしゃっていました。

◆これから◆
『タモリ俱楽部』のような趣味全開の番組に憧れていると言う宮下さん。タモリさんは草薙さんではなく宮下さんにいち早く注目しており、宮下さんも「タモリさんのおかげでチャンスをたくさんもらえた」と感謝していました。川島さんにとっても、タモリさんは麒麟でメディア露出が増えた頃にいち早く自分に注目してくれた存在だそうで、「台湾の獅子舞みたい」「顔から輪郭がはみ出ているね」といつもイジられていたのだとか。
一方、草薙さんは「4月から仮面をつけて活動したい」とかねてから公言されています。この唐突な要望に対して、宮下さんは「1ヶ月だけだぞ」とまさかの反応!川島さんは「ラヴィット!で急に草薙が仮面付けてたらおかしいでしょ!」とツッコんでいましたが…マネージャーも「ラヴィット!ならいいよ」と話していたそうで、「いいかげんにしてくださいよ!!」と呆れツッコむ川島さんでした。

♪オンエア・リスト♪
M1. 友達の唄 / ゆず
M2. FOR HiM / BiSH
M3. WINDING ROAD / 絢香×コブクロ
M4. 僕が僕であるために / 尾崎豊

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11 Mar 2025

【#68】ゲストは"泉谷少年が作り上げた怪物" 泉谷しげるさん!【2025.3.1 OA】

『川島明 そもそもの話』3月1日放送のゲストは、泉谷しげるさん!
実は、川島さんとは20年前にレギュラー共演していたことが!久しぶりの再会となった2人がたっぷり約1時間、1対1でトークを!

◆20年前のTVレギュラー◆
約20年前、関西のお昼の生放送テレビ番組『オモシロ好奇心☆どろんぱ!』でレギュラー共演していたお2人。MCの笑い飯の他、麒麟、千鳥、南海キャンディーズといった今や大人気芸人となったコンビが出演。加えて、泉谷さんと坂下千里子さんがレギュラー出演していました。しかし、視聴率が振るわず、唐突に阪神タイガース応援番組にリニューアルすることに。その甲斐なく、番組は半年で終了してしまったのですが、川島さんには泉谷さんに関して、忘れられない出来事があったと言います。それは、生放送終了後の後説で、千鳥が単独ライブの告知をしていた時のこと。千鳥の2人が持っていた告知のパネルを、色々溜まっていたと思われる泉谷さんが「うるせえよお前!」と言って、客席にフリスビーのように投げたのです!泉谷さんご本人は覚えておらず、「そんなことしません!」と否定されていましたが…当時の川島さんには”ロックはここまでやれ!”というメッセージとして受け取り、感動したと話していました。

◆デビュー◆
子どもの頃は漫画家になりたかったと言う泉谷さん。ただ、中学生の頃からエレキブームが訪れ、次第にギターに夢中になっていきました。
その後、1971年にアーティストとしてデビューしますが、お馴染みの傍若無人なキャラクターは実は自ら作ったもの。本当は内気な性格ですが、この世界でやっていくために、破天荒なキャラを演じているのだと言います。ちなみに、「コノヤロー」キャラは、忌野清志郎さん率いるRCサクセションがライブで客席に向かって「この野郎!」と言っているのを参考にしたのだとか。

◆春夏秋冬◆
デビューから半年後に発売した2ndアルバム『春夏秋冬』をきっかけに、注目が集めました。このアルバムに収録された「春夏秋冬」は泉谷さんの代表曲となりましたが、この曲、実は風邪気味でレコーディングされたものだったとか!そのため、叫ぶような歌い方ができなかったそう。この曲はラジオのリクエストを中心に広まっていきましたが、それに伴って自身の言動に責任が生まれていくことへの戸惑いもあったと明かしてくださいました。

◆フォーライフレコード◆
1975年には、吉田拓郎さん、井上陽水さん、小室等さんと4人でレコード会社「フォーライフレコード」を設立。この時の思い出としては、現在、フォーライフの社長を務める後藤由多加さんが「歌手の権利が低いから、著作権を持とう」と働きかけていたのが印象的だったと言います。ただ、「アーティストが権力を持ってしまったことで、応援したいとは思えなくなってしまった。」と話す泉谷さん。レーベル運営についていけず、結局わずか2年後に脱退することとなりました。

◆スターの在り方◆
泉谷さんが影響を受けた存在だと言うのが、美空ひばりさん。ひばりさんの家に行った際、ずーっと自身のライブ映像を流しており…自分だったら、自身のパフォーマンス映像をひたすら流すなんてできない!と驚いたともに、これができるのがスターなのだとおっしゃいます。ちなみに、吉田拓郎さんや和田アキ子さんも同じだそう。ちなみに、泉谷さんは恥ずかしくてこういったことはできないそう…。

◆泉谷さんからのお知らせ◆
泉谷しげるさんの6年ぶりのNEWアルバム『シン・セルフカヴァーズ 怪物』が、2月12日(水)にフォーライフミュージックからリリースされました。泉谷さんが設立に携わったフォーライフミュージックからリリースされるのは、実に48年ぶりのこと!新曲2曲に加え、後藤由多加さんのリクエストで選曲されたセルフカバー楽曲、さらに吉田拓郎さんの「イメージの詩」のカバーも収録。このカバーは拓郎さんへの恩返しのつもりで収録したものだとお話しされていました。詳しくは、フォーライフミュージックのHPから。要チェックです!

♪オンエア・リスト♪
M1. 春のからっ風 / 泉谷しげる
M2. 春夏秋冬 / 泉谷しげる
M3. 翼なき野郎ども / 泉谷しげる
M4. イメージの詩 / 泉谷しげる

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11 Mar 2025

【#67】ゲストは"毎年1年目の大御所" 福本伸行さん!【2025.2.22 OA】

『川島明 そもそもの話』2月22日放送のゲストは、福本伸行さん!
『賭博黙示録カイジ』『天』『二階堂地獄ゴルフ』などなど…多数の人気作を手掛けてきた福本先生のそもそもの話を、漫画を愛する川島さんがじっくりと伺っていきました。

◆漫画家の道へ◆
工業高校を卒業後、建設の仕事に就いた福本さん。ただ、ずっと抱いていた漫画家の夢を諦められずすぐに辞めてしまい、描いた作品を出版社に持ち込みます。その時持ち込んだ作品は剣道をテーマにした漫画でしたが、右も左もわかっていなかったため、読み切りの作品ではなく第1話を描いて持って行ったとか。また、絵の描き方も未熟で…出版社の担当者に「絵の勉強をした方がいい」とアドバイスをもらったそう。
その後、かざま鋭二先生のアシスタントを務めます。かざま先生に見せた絵はそれほどの腕前ではなかったと福本先生自身はおっしゃいますが…後で聞いたところによると、”まだ18歳だから、のびしろがあるだろう”ということで、アシスタントに就かせてもらうことができたとお話しされていました。

◆売れっ子漫画家へ◆
21歳の時、『よろしく純情大賞』で漫画家としてデビュー。漫画家として食べていけるようになったのは、24歳の時にちばてつや大賞を獲得し、賞金100万円をもらってからだとか。
そんな福本先生には、”漫画の世界で成功しよう!”と決意した瞬間があったそう。それは、30歳を過ぎた頃のこと。アシスタントを入れないと間に合わない…と悩んでいた時に、”だったら、この世界でどこまで高みを目指せるか、やってみよう!”とふと思ったことで、漫画家として成功したい気持ちが芽生えたと言います。

◆カイジ◆
『天』『アカギ』『銀と金』など、ギャンブルを扱う作品を経て、1996年に週刊ヤングマガジンで『賭博黙示録カイジ』の連載がスタート。福本さんいわく「人生うまくいってない人たちを集めて、ギャンブルするという状況が面白い」というところから生まれた作品だと言います。
『カイジ』の中でも福本先生が印象的なシーンが「エスポワール号での利根川の説教」。1話丸々使って、利根川が厳しい現実を突きつけ、きつい演説を浴びせるシーンでした。実は、このシーンのもとになった経験があるそう。それは、福本先生が一度参加した”よろしくないセミナー”でのこと。福本先生は引いて見ていたそうですが、中には心を奪われてしまい、ハマっていってしまう参加者もいたそう。この時の経験がもとになって、この名台詞が生まれたのだとか。

◆二階堂地獄ゴルフ◆
現在は『カイジ』を休載し、『二階堂地獄ゴルフ』が連載中。この作品は第4巻で衝撃的な展開を見せ、川島さんも読者として驚いたと言います。福本先生自身、本来であればこの展開は第1巻の間に起こるべきだとおっしゃいますが、そこに至るまでの展開をしっかりと描きたいという想いから、第4巻のタイミングにずれ込んだ、というのが事の真相。
福本先生が漫画の週刊連載を始めてから、福本先生の描く漫画が雑誌に載らなかった月は1月たりともなかったとおっしゃる福本先生。ただ、実は唯一の例外があるそう。それは『カイジ』を休載してから『二階堂地獄ゴルフ』を連載するまでの間の、空いた1ヶ月。この間、福本先生はひたすら『二階堂地獄ゴルフ』のネームを描いていて、連載が始まる前に30話分のネームが溜まっていたとか。この30話というのは、第4巻の衝撃的な展開のタイミング。そこまでは連載前に描き切りたかったとおっしゃっていました。

◆勝負事の教訓◆
今回、番組の事前アンケートで「数々の勝負の物語を描いてきた福本先生が思う”勝負事の教訓”は?」という質問を送りました。それに対して福本先生の答えは「100円でヒリつける体であれ!」「熱くなるな、楽しめ!」というもの。」「カジノで2日戦って、100円でも1000円でも浮いたら勝ち」と、持論をたっぷりと語っていただきました!

♪オンエア・リスト♪
M1. 未来は僕等の手の中 / カイジwith レッどぼんチリーず
M2. 天道虫 / THE YELLOW MONKEY
M3. 星に見離された男 / フラワーカンパニーズ
M4. 人生 GOES ON / フラワーカンパニーズ

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06 Mar 2025

【#66】ゲストは"べらんめえツッコミでぼる塾を立ち回る粋な女" ぼる塾 あんりさん!【2025.2.15 OA】

『川島明 そもそもの話』2月15日放送のゲストは、ぼる塾 あんりさん!
川島さんがMCを務めるTBS『ラヴィット!』ファミリーでもある、あんりさんのそもそもをじっくりと紐解いていきました。

◆THE W◆
川島さんも審査員を務める日本テレビの女性芸人No.1を決める賞レース『THE W』。ぼる塾は決勝の常連ですが、あんりさん曰く、決勝の緊張感に加えて、川島さんにメンバーの酒寄希望さんをお披露目する場としての緊張感もあったとか。あんりさんは、その時の川島さんの審査コメントが今でも印象に残っていて、「ぼる塾は塩バニラ。3人のぼる塾がバニラで、そこに酒寄さんという塩が加わってより美味しくなっている」という川島さんのコメントがとても嬉しかったと振り返っていました。

◆お笑いの道へ◆
ぼる塾のメンバーでもある、きりやはるかさんとのコンビ「しんぼる」で、お笑い芸人としてデビュー。あんりさんはそもそも芸人志望ではなかったそうですが、何度も誘ってくるはるかさんの熱意に押され、NSCに入ったのだとか。当初は、はるかさんがネタを作っていたものの、”はるちゃんワールド”があまりにも炸裂しており…徐々にあんりさんがネタを作るようになったとか。

◆カルテット結成◆
こうして5年ほどコンビで活動した頃、あんりさんがお笑い芸人を辞めようと考えた時期があったそう。相方のはるかさんは引き留めてくれたものの、結局はラストライブを開催して解散することに。このライブが先輩コンビとのツーマンライブで、その対バン相手が田辺智加さん、酒寄希望さんの2人からなる先輩コンビの「猫塾」だったのです。
しかし、このライブの直前に妊娠中の酒寄さんのつわりがひどくなり、ライブの内容は急遽、しんぼるのネタに田辺さんが加わったものを披露するものに変更されました。ただ、このネタでそれまでの芸人人生で一番の大爆笑が起こり…あんりさんも思わず、”辞めたくない!”と思ったとか。その後、お世話になっていた作家さんのアドバイスから”舞台では4人組として活動しつつ、テレビでは育休中の酒寄さんを除いた3人で活動する”というスタイルが生まれ、ぼる塾は一気にブレイクしていきます。

◆先輩との出会い◆
劇場ではイジられて輝くタイプだったあんりさんですが、テレビではご時世的になかなかそれが難しく…そんなことで悩んでいた最中、東野幸治さんのラジオに電話出演することに。この時、東野さんが”確認”という技術を使って容赦なくイジってきたそうで…。”この人はつぶさないといけない!!”とあんりさんの防衛本能が働くほどのイジりに、自ずとあんりさんの自然なやりとりが引き出されたのだとか。
加えて、あんりさんにとって印象的な先輩だと言うのがオードリー若林さん。ラジオでぼる塾の漫才を褒めてくれた際、あんりさんのツッコミを”べらんめえ口調のツッコミ”と表現。これを聴いて、「自分のツッコミに名前がついたような感覚だった」と話すあんりさん。すごく嬉しい出来事だったと振り返っていました。
一方、あんりさんのことをしっかり叱ってくれた先輩が、オズワルド伊藤さん。あまり先輩にしっかりと叱られた経験があまりなかったあんりさんですが、一度、はるかさんが舞台上にネタを飛ばした際に「もう解散!!」とつい口走ってしまったことがあったそう。その時、伊藤さんが「確かにネタに関してははるちゃんが悪い。ただ、”解散”は言っちゃダメだ。」と言ってくれたのだとか。伊藤さんがかけてくれた熱い言葉を、今でも大切にしているのだとか。

♪オンエア・リスト♪
M1. CHE.R.RY / YUI
M2. 私は私なんだ / モーニング娘。'14
M3. 乙女のポリシー / 石田よう子
M4. オープニング「火事と喧嘩は江戸の華」 feat. KREVA, MIYAVI / 石川さゆり
M5. でてこい とびきりZENKAIパワー! / MANNA

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